経済崩壊

近々、経済崩壊すると思う

経済崩壊

突然だが、世界経済はかなりヤバイ状況だ。

2008年のリーマンショックを覚えているか?
株やFXをやっていた人は特に覚えていると思うが、アメリカで何か発表があるたびに(逆に全く何も無くても)、株価超絶ナイアガラ、超絶円高になったもんだ。

アメリカ5大投資銀行も、ナンバー1のゴールドマンサックス以外は、外国資本を受け入れたか、名前ごと消滅した。

実は、今、リーマンショック時と同様、あるいはそれ以上の暗雲が世界経済に立ち込めている。

リーマンショックの時に起こったこと

2008年9月のリーマンショックの約1年前の2007年7月には、その原因ともいえるサブプライム債券の信用不安が発生していた。

アメリカでも、利下げの必要性が議論され(当時のFFレートは約5%くらい)、利下げにより、基軸通貨性を喪失する危険性も指摘されていた。

なお、中国は米国債を少しづつ売り、金を購入していた。今も昔もちゃっかりしている。日本政府も少しは見習って欲しい。

結局、米国は大幅な利下げと量的緩和策を実施したが、米ドルだけが極端に弱くならないように、ヨーロッパや日本も足並みを揃えて、利下げ・量的緩和を実施した。いわゆるQEというやつだ。結果として金利を見ても分かるように、この10年間、世界経済は回復していない。

今起こっていること

QEは、大量のお金を刷って、国内の銀行の懐にそれを突っ込み、市中にバラまけ!というものであると同時に、
お金を刷って債券や株を買い支えるということでもある。当然ながら、通常の金融政策ではなく、あくまで臨時的なもの。

それが、リーマンショックから10年も続いて、未だに金利を上げられない状況が続いている。

アメリカでは、いち早くQEから脱却すべく、わずかずつの利上げとFRBが買い支えのために保有する債券を市場に放出してきた。

もっとも、FRBに代わる買い支え役として、日本とヨーロッパはQEを継続してきた。日欧がゼロ金利で、アメリカだけが少し金利を上げれば、自動的に米国債が買われる状況となる。ちゃっかりしてるぜ!

しかし、アメリカは今年3月にQE再開へと方針転換した。

国債や株に、日米欧という世界の先進諸国が、10年も資金を注入し続けていれば、株や債券が、実体経済とかけ離れたバブル状態にあることは分かるだろう。

アメリカが方針転換した理由として、一般的には「トランプがQEやれって言ってる」と言われているが、結局のところ、このバブルを維持することが、アメリカ抜きでは厳しいってことなんだろう。

バブルを維持している限りは、株も債券も好調を維持しているが、バブルはいつまでも続くものじゃない。日米欧の資金だって有限だ。

なお、バブル終焉が見えてきた一つの証拠として、金地金価格の上昇がある。

金は、何年も1400ドル/オンスの壁を超えられなかった。超えようとすると、金を債券化したETF市場でナゾの大量売り浴びせがあったのだ。しかし、8月にアメリカが利下げをしたと同時に、1500ドル/オンスの水準に上昇した。

もう、ドルがやばいって早い人は知ってんだね。

これから起こりそうなこと

ずはりドル崩壊だ。

おそらく、どこかでリーマンショックのような金融危機を契機に、ドルは崩壊する。
すでに、アメリカでは金融機関同士が一時的に資金を融通しあう短資市場で、大幅な金利上昇などの混乱し、サブプライム問題が出たとき以降、久々にFRBが介入する事態となったようだ。

前回、同様の事態が起こった時には、アメリカ5大投資銀行のうち、第5位のベアスターンズが3月に、第4位のリーマンブラザーズが9月に破綻した。

もう一体何が引き金になるか分からない状況だ。

米中経済戦争による、中国の米国債投げ売りとか、中東情勢が何か動くとか、イギリスの強硬ブレグジットによる、イギリス発の経済崩壊とか。あるいは、アメリカ自身が債券市場の維持が困難になるとか、様々な市場コントロールが公にバレて信用不安からの経済崩壊とか。

おじさんオカルトも好きだが、ちょっと気になるものも紹介しておくぞ。
東日本大震災を予言したことで知られる「伊勢女」さんという方の予言だ。

「秋」の予言

「秋」は日本ではなく、中国とアメリカが原因でお金自体の価値、食べ物の価値が変わってしまうようなことが起こってくるみたいです。混乱を招きたくないのでこれ以上は書けません。

日本は意外なことに影響がないのです。中国が日本を攻めてくることもありません。中国がアメリカに対して紙屑にするのかとケチをつけ、だったらこっちから紙屑だとアメリカが騒ぎ出して行きます。もうこれ以上は書けません。

いつの秋かは分からないが、状況を見ていると今年か、来年かと言ったところか。

こんど起こる経済崩壊は、ドルの崩壊だ。これまでのように、株価の下落とかで済む話ではない。あらゆる債券や現金含めた「紙切れ資産」全てが価値を失う可能性がある。

立ち直るには10年以上の歳月が必要だろう。

毎度言っているが、ドルと金相場の逆相関が出てきていることから、金の現物を備えておくことを強くお勧めする。銀行の資産を算定する世界基準でも、これまで金の現物は時価の1/2として資産評価していたところ、
時価そのままの評価で良いこととなった。他の債券類と金が完全に別物として扱われるほどには、金の現物の価値が高まっていると思う。

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過去の記事でも金のインゴットのお得な買い方を紹介したので、参考にして欲しい。


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