洗濯したばかりでクサイのは何故?
軽く汗をかいただけで、何故か衣類がクサくなる!
ちゃんと洗濯してるのに、クサくなるよな?しかも、特定の衣類だけ、クサくなるよな?
しかも、納豆みたいなニオイだ。そんなことないか?
それは何故か?洗濯したての衣類でもかるく汗ばんだだけでクサくなる理由として、洗濯では落としきれない雑菌が衣類に潜んでいるからなのだ!
衣類が乾いている時など、菌自体が乾燥しているときは大人しくしているが、軽く水分を得たその瞬間から、納豆臭パワー全開だ。周りにとっては、まさにバイオテロだぞ。
これらの菌は、洗濯やクリーニングを繰り返しても死なないぞ。
だが、そんなバイオテロリスト御用達と化したシャツを、無臭化する、もうニオわなくなる洗い方があるぞ!しかも簡単、格安だ!
クサイシャツがニオわなくなる洗い方
準備するもの…
- 酸素系漂白剤(液体でも粉でもいいが、粉の方が安いと思う)
- 洗面器、バケツ、たらいなど水が貯められるもの
- バケツにお湯を準備だ。50度くらいのお湯が酸素系漂白剤のパワーが最大限発揮できるのでオススメだ!
- 酸素系漂白剤を入れてよくかき混ぜる。普通のバケツなら、おおさじ換算で3杯くらいだ!
- クサイ衣類を入れて、30分以上はそのままつけ置きしよう。なお、他に汚れたものがあれば一緒に入れてておくと汚れが取れるぞ。電気シェーバーの刃の部分とかな。
- 水ですすいで完了!すすぎが面倒なら、そのまま洗濯機ですすいでもいいぞ!
以上だ。
酸素系漂白剤は、酸素の泡と弱アルカリの力で汚れを落とす!
ちなみに主成分の「過炭酸ナトリウム」と商品名に書いてあるものも多いぞ。どれも効果は似たようなものなので、一番安いヤツを探しておけばOKだ。
また、スーパーなんかでは、ワイドハイターEXが手に入りやすいと思う。だが、ワイドハイターEXの洗浄パワーは結構すごい。ちょっと高いが、雑誌なんかでもオススメされている優れものだぞ!
念のためだが、絹やウールなど動物系(タンパク質系)の繊維に使うと痛むから注意な!
ニオイの予防!洗濯槽の掃除をしよう!
クサイシャツを洗ってるその洗濯機、キレイか?洗濯機の内部、洗濯槽の外側はカビが非常に生えやすい。
3か月以上洗っていないなら、かなりカビているとみて間違いないぞ!
洗濯槽がカビている兆候として…
- 柔軟剤(レノアなど)の香りが弱くなる、または、ほとんど香りが無くなる。
- 洗濯物を洗ってもクサイ
- 洗った衣類に、薄くて黒っぽいビニールみたいものが付着する(黒カビ)
どれか一つでも当てはまったら、アウトだ!さっそく洗濯機の掃除をするぞ!
準備するもの…
- 酸素系漂白剤
- お湯
- お風呂の湯垢すくい(こういうやつ)
- 洗濯槽に酸素系漂白剤を投入!500グラムくらいのやつなら、ケチらず全部入れろ!
- 「洗濯槽洗浄モード」で。水ではなくお湯でやってくれ。お湯だぞ!
- 温度を50度くらいにするために、電気ケトルなどで湯を沸かして追加する。
- 1~2時間ほど放置する。
- 少しかき混ぜると、黒カビが浮かんでくるので、湯垢すくいで全部取る!
- 全部取ったように見えても、かき混ぜると出てくるので頑張って全部取る!
- あとは、洗濯機のすすぎモードですすいで終了だ。乾燥機能がついてれば乾燥してな!
- すすぎで出てきた黒カビを拭きとって終了だ!
洗濯槽の掃除は、時間はかかるが一度やれば大丈夫だ。ただし、2~3か月に一度は、メンテナンスがてら掃除してくれ。その際、一番大変な⑤、⑥の過程は飛ばしても大丈夫だ。
この掃除後の最初の洗濯をする際に、残ったカビが洗濯物につくことがあるので、古いタオルなどだけで洗濯するといいぞ!
ちなみに…
漂白剤には「酸素系」と「塩素系」の2種類ある。「塩素系」は昔ながらの漂白剤で、プールの塩素のニオイが強烈にするやつだ。
両者の違いだが…
- 酸素系…泡と弱アルカリでカビを根こそぎ剥がして洗浄
- 塩素系…強アルカリパワーでカビや菌を溶かして洗浄
おじさんは酸素系の剥がす力の方が、洗浄力としてあると思う。
塩素系の溶かす力は確かに強いのだが、結局お湯や水で薄めて使うので、さほどでもない。パイプ洗浄剤のように、原液を直接カビにつけるような使い方であれば効果的だとは思うが。
ドラム式の洗濯機を使っている人は、酸素系漂白剤が使えるかどうか確認してくれ!
メーカーが推奨していない場合があるぞ。
洗濯槽の掃除は大変だが、シャツのニオイを消すだけなら、大した手間じゃないぞ!
夏の無臭ライフを楽しんでくれ!
あと、スポーツをやっている人、ジムに通っている人などは一年を通じて注意が必要だな!
最後まで読んでくれてありがとうな!