9月30日にオハイオ州クリーブランド(Cleveland)で、トランプ対バイデンの大統領選挙に向けた討論会が開催された。
アメリカの大統領選に向けた討論会は、半沢直樹並みの超高視聴率番組だ。
同時通訳者が超有能なTBSの討論会動画。見ると面白いので、ぜひ!
で、この討論会は、ロイターが報じたところによると「ひどい内容で不快」とのこと。
動画:「ひどい内容で不快」#米大統領 選討論会を専門家が酷評 pic.twitter.com/CswUTTHndm
— ロイター (@ReutersJapan) October 1, 2020
大半のマスコミは討論会が「ひどいものだった」としているが、さらによく見ると、トランプがバイデンの発言を遮ったり誹謗中傷するだけで、全く議論になっておらずヒドイとしている。
つまり、あからさまなトランプ批判だ。
まあ、トランプはバイデンの発言を何度も遮っていたし、(お互いに)誹謗中傷し合っていた。
トランプは、政治家として常識の「ディベート」のルールを理解していなかった・・ハズはないのだが、バイデンの発言を遮り、単なる誹謗中傷や事実に基づいているのかよく分からない議論展開など、討論会としての規律は保てていなかったのは事実だ。
確か前回の大統領選挙における討論会でも、メディアから「史上最悪の討論会だ」って批判されていた・・ので、ワザとやってる可能性が高い。
おそらく、分かりやすく政策ビジョンを語ってもバイデンと同じ土俵で勝負することになるだけだし、どうせメディアに政策そのものも叩かれるだけに終わる。
敢えて場を壊すことで「有事に強い大統領」「閉塞感をブチ壊すトランプ」をアピールをするつもりなのだろう。
トランプにとっては、ルールを遵守して秩序を保った討論をするよりも、不規則発言や中傷合戦などで場をカオスにし、政策よりも個人攻撃に徹するのが有利と言うことだ。
つまり、こうして論争を招いて物議を醸している状況こそがトランプの望むことであり、そうなるように討論会の場を支配したということになる。
さらに、場をカオスにすることで、認知症が疑われるバイデンの失言を誘うことができるとも踏んだのだろう。
トランプがバイデンの話を遮って割り込むと、バイデンは何の話題だったか分からなくなっているような状況も見受けられた。
>
司会者
「トランプさん バイデンさんが喋ってるターンに割って入らないでください。バイデンさん続きをどうぞ」バイデン
「え?」司会者
「え?」バイデン
「何の話してましたっけ?」
>— 高垣 うずら (@pahitan) September 30, 2020
そして、明らかにバイデン寄り(に見える)司会者は、トランプの発言を遮ってバイデンサイドの意見を代弁しているようにも見受けられた。そのせいか、トランプと司会者が討論しているようなシーンもあった。
バイデンの息子のハンター氏が、中国共産党が関わる投資会社の取締役を務めており、中共と巨額投資契約をまとめるなど、中共から巨額のカネで篭絡された疑惑も出ているが、かわせなかったバイデンに司会者がヘルプを出していたよな。
さらに、バイデンには「ワイヤレスイヤホン疑惑」が出てきている。
バイデン氏がワイヤレス・スパイ・イヤホンを使っているという噂は本当だったみたい。
ならば討論会の本番で、より強力な電波で無茶苦茶なことを言わせてはどうだろうか?(笑) https://t.co/PV54r3ddgc pic.twitter.com/su7pQvB00a— nobby (@nobby_saitama) September 29, 2020
アメリカネット民の画像解析により、討論会に臨むバイデンが「小型のワイヤレスイヤホン」を装着していた画像が、SNSに続々とアップされている。
イヤホン装着はカンペと同じで、世界最強のアメリカ大統領になろうという者にとっては「アウト」なワケだが、バイデンは事前の装着検査も拒否していたとのことだ。
🦻トランプ陣営、討論前に電子機器等を付けていないか両者の「耳」を第三者による検査確認を要請。トランプ大統領はOKしたが、バイデンサイドは現時点で同意していない。
🍵バイデン陣営、90分間ぶっ通しの討論で「30分毎(2回)」の休憩を要請。トランプサイドが拒絶。https://t.co/njBX0ct93T
— Tomo (@Tomo20309138) September 29, 2020
このツイートのソースはFOXニュースだが、こちらは共和党系のマスコミになる。
民主党の立場になると、認知症入ってるじいさんを候補者に指名せざるを得なかった時点で絶望的だったのだろう。やむを得ない措置として小型イヤホンを付けさせた。
だが、大統領候補者が自らの力で討論会の場に立つことが出来ない、ということを証明したようなものだ。なお、日本では一切報道されていない。
バイデンの答弁が質疑にかみ合っていない場面が見受けられたが、イヤホンしてあれならマジでヤベー。大統領の任期は最低でも4年はあるんだぞ・・・。
まあ、普段は使ってないだけで、補聴器かもしんないけどね。
ともかく、一方的なカオス・・トランプ劇場となった討論会の勝者はどちらだったんだろうか。
トランプvsバイデン 世論調査
池上彰
『CNNは番組の視聴者から』(´・ω・`)🌸ふむふむ✨
#WBS pic.twitter.com/c3xwZyfpR7— こうたろ (@Clairight) September 30, 2020
CNNではトランプ28%に対して、バイデン60%だ。一方で、CBSではトランプ41%に対してバイデンは48%だ。
池上彰さんの解説ではも、CNNは共和党(トランプ)に厳しいとしていたが・・まあ、どちらもバイデン寄り(反トランプ)の放送局だ。だが、それにしてもかなり差がある。
ちなみに、泡沫の地方放送局ではあるが、NewsNation(NN)の速報では、トランプが60%でバイデンは30% となっている。
討論会を見た限りでは、トランプにいい様にやられるバイデンの不安定さが目立つばかりで、リーダーシップやカリスマ性を演出することは出来なかった気がするんだが・・むしろ、トランプ勝利を報じる地方テレビ局の結果の方が正しいのではないだろうか。
バイデンはトランプの攻撃を上手くかわせなかったばかりか、逆にトランプの挑発にのる場面もあるなど、討論は終始トランプが主導しており、時にはバイデンに味方する司会者さえも翻弄されていた。
一方のバイデンは、トランプの発言中は(カンペ確認のため?)手元を見ており、自分の発言中はカメラしか見ていなかったため、誰と討論してるのか伝わりにくく弱腰な態度に見えた。
ちゃんと見れば、トランプ勝利の判断は間違いないし、最低でも「バイデンはナシ」という判断になると思う。
バイデンが勝ったことにしたいから、メディア総出でトランプを叩きバイデン勝利を演出しているようにしか見えない。アメリカでは、メディアが特定政党支持を公言しているので、支持者はその放送局を見るのが一般的だ。CNNなど、視聴者調査を基にした世論調査結果はかなり怪しい。
表では「米国の恥さらし」と言いながらトランプに投票する「隠れトランプ」は想像以上に多いと思われる。
2016年11月の大統領選において、メディアはトランプを徹底的に誹謗中傷した一方で、民主党のヒラリー・クリントンの勝利を信じて疑わなかった。
メディア及びディープステートは、トランプ大統領の誕生を全く予想出来ずに敗北した4年前と全く同じ結果になるのか!?そんなに甘くはないのか!?
謎のツイッターアカウントれうういさんは、こんなツイートをしていたが・・。
最後まで読んでくれてありがとう!