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「ワクチン接種をやめるべき」医学的権威がコロナから逃げ出す

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EMA(欧州医薬品庁)が、頻繁なブースター接種が免疫に悪影響を及ぼす可能性に言及し、それをブルームバーグが報じた。

「ワクチン接種による免疫低下」と言って思い出されるのは、以前に「日本でワクチン接種が進むも、政治家は打ってないのは効果や危険性の不安があるからか」等で紹介したボッシュ博士の警告だ。

ボッシュ博士は、大手製薬企業やビル&メリンダゲイツ財団等でワクチン開発の上級職を務めたウイルス学権威だが、新型コロナワクチン接種により「人間に備わる自然免疫が壊される」と警鐘を鳴らし続けている。

ボッシュ博士によると、ワクチンを接種すると新型コロナウイルスにのみ反応する抗体(ワクチン誘導抗体・特異抗体)が作られる一方で、あらゆる病原菌やウイルスに対抗できる自然抗体が機能しなくなり、弱毒ウイルス感染でも重篤症状になってしまう危険性があるとか。

ボッシュ博士が警告するように、コロナ以外の細菌・ウイルスに対する免疫力が下がってしまっては本末転倒であり、イギリスのひどい風邪などは免疫力低下が原因の可能性もある。

ただ、今回のEMAの公表内容はそこまで踏み込んだものではない。

あくまで、4ヶ月という短期間でブースター接触を繰り返した場合に人間の免疫力が低下する可能性を指摘しているだけでワクチン接種そのものは否定しておらず、ブースター接種を毎年の冬にやれるのが最適解としている。

とは言え、EMAは繰り返すブースター接種に疑問を呈しているのは事実だ。

また、原田武夫氏曰く「生物兵器の世界を管理するイギリス」からは、4回目は時期尚早との話が出てきているほか、イギリスの高級新聞ガーディアンは「もうワクチン接種やめるべき」との記事を掲載した。

「ワクチン接種やめるべき」と発言したのは、イギリスのコロナワクチンタスクフォース前リーダーのディックス博士だ。

ディックス博士の発言は他のニュースサイトでも紹介されており、その発言をまとめるとこんな感じだ。

  • 3回目のブースター接種が終わった後は、もうワクチンを接種すべきではない。
  • コロナはインフルエンザと同じ「普通の感染症」として扱うべき。
  • 抗体の多さではなく、細胞性免疫を高めるための研究を支援すべき。
  • ワクチンが病気を止めるメカニズムを踏まえ、(弱毒株に)感染すべき。
  • 「症状が無いなら仕事に行く」という新たな正常性に向けて動き出すべき

「コロナをインフルエンザなどと同じ普通の感染症とすべき」について、もれなく39度の高熱にうなされるインフルエンザ患者が日本だけで年間1000万人いることを踏まえると、軽症者が半分以上で2年以上かけて200万人に満たないコロナは大したものでは無い。

そもそもコロナ初期から、重症化するのは血管ボロボロの糖尿病患者や高齢者等の「ハイリスク層」であり、それ以外はほとんど重症化しない。国民全員が何度も繰り返しワクチンを接種する必然性は全くない。

また、「弱毒株に感染して免疫を獲得する」ことについては、「イスラエルで大規模調査 デルタ株に対して自然感染による免疫はワクチン免疫の13倍強い」で紹介したように、コロナ感染で獲得される免疫は細胞性免疫だ。抗体価を上げるだけのワクチンと異なり、変異株にも有効だし長期間持続するなど有効性は極めて高い。

意図的に感染するようなものではないが、ワクチン接種を繰り返してまで忌避すべきものでは無い。

こうした点を踏まえると、ディックス博士の発言は実に妥当であるだけでなく、「もうコロナやめようや」という本音が見える発言でもある。

また、スペインではペドロ・サンチェス首相が同様の発言(コロナはインフルエンザと同じ)をしたとか。

インフルエンザと同じなら、もうワクチン不要だしワクチンパスポート等の社会規制も必要なくなる。

EMAやイギリス・スペインの動きから、ヨーロッパ勢には4回目接種を避けたい(&コロナを終わらせたい)意図があるように見受けられる。

以前に「日本でも3回目接種 東京理科大学の村上名誉教授の警告動画」で紹介したように、2回接種で抗体価が上がり切ってからの複数回接種は体に相当なダメージがある・・というのが専門家の見解だ。

どうやら、ヨーロッパ勢は4回目接種に強い危機感を抱いているようだ。

なにせ、イギリス政府の統計では、ワクチン接種者の死亡率はワクチン未接種者よりも286%高くなっているとか。

記事の内容を見ると、ワクチン接種回数が2回、3回と増えるほど死亡率が高くなっているとか。

この記事が本当だとすると、日本含む世界各国で超過死亡が多い理由は「ワクチン」ということになりかねず、大規模薬害が予想されるものだ。

しかしながら、そもそもワクチン接種推進は「グローバルアジェンダ(支配者層の意向)」であり、政府の一存でワクチン接種をやめられるというものでも無い。(仕組まれた「新型コロナ」とロックステップ計画の動画

そのようなこと、EMAやディックス博士なら理解しているハズだろう。

となると、わざわざ「個人的な見解」の域を出ない発言をした意図は、「ワイはやめとけって言ったで」というアリバイ作りなのではなかろうか。

ただ、、わざわざ「アリバイ作り」する理由は気になるところ。

一つ考えられるのは、医学界権威の中に「コロナ煽り」からの脱却を図りたい勢力がいるのではないかということだ。

これまでに、「もうすぐコロナは終了も強烈なコロナ規制で崩壊する自由」などで紹介したように、欧州等では社会的制限によるワクチン強制は、自由・自主・自立といった民主主義の根本の是非を問うものとして、「自由VS管理社会」形で社会の分断が進んでいる。

この分断は思った以上に深く、政府と言えども抑圧が難しくなりつつある。例えば、スペインでは市民側に寝返る警官が出てきているようだ。

医学会権威の一部は、コロナ危機を煽りワクチンパスポートなどの社会規制の強制は、長くは持たない・・と考えているのかもしれない。

また、「アメリカ中間選挙 民主党の敗北とバイデン&ファウチ訴追の可能性」で紹介したように、11月の中間選挙で共和党が勝利した暁には、世界のコロナ対策を仕切るファウチ氏が、武漢ウイルス研究所に資金提供して新型コロナを作った件について訴追される可能性も出てきている。

こうした状況を踏まえると、一部の権威はコロナのウソがバレた後を見据えており、それがEMAの「懸念表明」やディックス発言に繋がっているのかもしれない。

また、権威がコロナ煽りから足抜けし始めた例として、イギリスの大手医学専門誌「BMJ(British Medical Journal)が挙げられる。

以前に「ファイザー治験の内部告発を大手医学誌が掲載 メディアの姿勢が転換」で紹介したように、BMJは、ファイザー社からワクチンの治験を委託されたベンタヴィア社の元社員が治験の不適切さを告発する論文を掲載した。

ところが、フェイスブック等のSNSネット勢は「これはフェイクニュースっす」と表示して拡散を妨害した。

これに対してBMJは「ウチの論文は正確で根拠もあるし、世界5大医学誌の責任もあるぞ。でも、お前のファクトチェックは不正確・無能・無責任や」とブチ切れた。

このような事例は他にもあり訴訟沙汰になったところ、フェイスブックは「ウチのはファクトチェックじゃないっす・・単なる意見す・・」と言わされ完全敗北した。

これは、これまで協力してコロナ危機を煽ってきた「医学的権威」と「メディア」が袂を分かちつつある・・のではなく、「グローバルアジェンダ(支配者層の意向)」のもと、医学的権威とメディア、各国政府が協力してコロナ危機を煽ってきたところ、一部の医学的権威が足抜けを図ったというものだろう。

ワクチンで何らか不足の事態が起こったとしても、BMJは「ウチは適当な治験を批判してたっす」として権威を維持できる。

フェイスブックは、グローバルアジェンダ達成の手足として「ファクトチェック」したら、足抜けしようとした仲間から刺された・・そんな状況ぽい。

さらに、アメリカではバイデン大統領の目玉施策の一つでもある、企業のワクチン接種義務化が、連邦最高裁から差し止めを喰らった。

一見驚きだが、そもそも最高裁判事の構成は、トランプ政権末期以降保守派が優位となっており、この判決は事前に予想されたものだった。

とするなら、「アメリカ中間選挙 民主党の敗北とバイデン&ファウチ訴追の可能性」で紹介したように、政権の寿命が風前の灯のバイデン政権が、企業の接種義務化を進めたのはあまりに愚策だ。

だが、これも「アリバイ作り」かもしれない。

何故ならら連邦最高裁が却下した理由は「労働安全衛生局に企業のワクチン義務化を決める権限はない」からであり、医療従事者への義務化が認められたのは「権限範囲」だからだ。

こでは、政府が企業にワクチン義務化させられないが、その理由はワクチンの危険性ではないため、各企業や州政府が独自に義務化させる道は残されていることを意味する。

そう言った点を踏まえると、この判決は「ワクチン義務化は連邦政府(バイデン政権)や連邦最高裁じゃないっす」とのアリバイ作りのためのものと言える。

何かしら問題が出た際の責任は各州政府や企業に負わされ、連邦政府や連邦最高裁の権威は守られる。バイデン政権が守られるかは分からないが。

ヨーロッパ各国政府が、有害性が明らかになりつつあるワクチン接種をやめられない中で、アメリカ政府は上手く立ち回っていると言えよう。ただ、FDA(アメリカ食品医薬品局)は足抜けさせてもらえなさそうだ。

実は、ハーバード大学教授や医師等で構成させるNPOが、FDAに対してファイザーワクチンに関する情報開示請求をしたところ、「ワクチンデータは45万ページもあるので、情報公開請求の処理に55年かかるから無理」との返答だったとか。

これにはさすがの前CEOがファイザー取締役に転職したロイターさんも「ちょっと待てよ」という反応。

承認審査は108日(約3ヵ月)でやれたのに、情報公開事務には55年かかるのかよ・・とのツッコミ不可避。

FDAさんは月500ページ出すのが限界っすとしていたが、裁判所は「月に55000ページ出せ」としたとか。

この判決により、半年後くらいにはFDA審査の適当さが暴露されることになるようだ。

情報開示に55年かかると主張して「FDAと製薬企業の癒着」「情報隠蔽」を疑わせたことに加えて、ワクチン承認審査の適当さが加わわることで、人々のワクチンに対する怒りの矛先はFDA向けられる。

FDAはワクチン薬害のスケープゴートになりそうだ。

いずれにせよ、「4回目接種は近く開始される」「そこで何か問題が起こる可能性が高い」「一部の権威は足抜けを始めている」状況となっていることが推測される。4回目は時期尚早と発言しているイギリスなどは、4回目接種に後ろ向きなようだが・・うまく回避することが出来るのか。

ワクチンに関する状況は今後数か月で大きく変わるかもしれない。3回目接種を検討する人は、状況をよく見た方が良いかも。


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