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異様な超過死亡数がついに報じられ始めた

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前々から話題になっていた、今年の超過死亡が多い件について、ついにあのNHKが報じた。

NHKの報道によると、新型コロナの被害として直接のコロナ死以外に医療逼迫等の関連死も考えられることから、1月~7月のコロナ死者数(11525人)以外の影響を捉えるため、厚生労働省が1~7月までの超過死亡数を分析したというもの。

なお、超過死亡とは「今年の死者数-過去の平均死者数」で求められるもので、高齢化が進む日本の超過死亡数はプラス(=前年よりも死者数が増加)となっている。

毎年の超過死亡数は概ね一定の増減幅に収まるもので、その増減トレンドを大きく超えた分については、何かしら原因(大災害や戦争等)がある。

今回の厚生労働省の分析によると、今年1月~7月の超過死亡数は6352人~3万4483人となり、過去4年間の同時期の水準を上回っているとのこと。

上回っている理由については、調査した国立感染症研究所の鈴木基感染症疫学センター長の「新型コロナの流行が原因の1つとみられ、特に超過死亡数が多い地域では医療のひっ迫が影響した可能性がある」とのコメントが紹介されている。

超過死亡が増えた公式見解は「コロナ死&関連死が多かったと思うやで~」と言っているワケだ。

とりあえず、本当にコロナの影響かどうか見てみたい。

まずは、コロナの影響のない2017年~2019年までの日本の死亡者数を見てみると・・

2017年 134.2万
2018年 136.8万
2019年 138.0万

となっており、毎年1~2万人ずつ増えている。日本の高齢化を考えれば当然で、これが日本のトレンドだ。

ただ、年初からコロナ禍に見舞われた2020年の死亡者数は137.1万人と前年を下回り、超過死亡はマイナスとなっている。

自粛自粛&自粛により死亡リスクが下がったと言われているが、例年の死亡者数増加の主な原因が高齢化(寿命)によるもので、さらにコロナ死がオンされるとするなら自粛だけで減少したとするのは無理があろう。

だが、日本のコロナ死とは「コロナ関連死」であり、末期ガンで死でもコロナ陽性なら計上されることから、「コロナ死」には本来は他疾患で計上すべき死者が分類されている状況が浮かび上がる。

以前に「日本のコロナ死者1万人!?コロナ危機は誇張か真実か」で、アメリカのジョンズホプキンス大学が、CDC(米疾病対策センター)の統計データを元にアメリカの高齢者の死者数を死因別に分析して、コロナ前後で比較した結果を紹介した。

それによると、

  • コロナ前後で死者数の変化はほとんどない
  • コロナ死者数が増加した分、コロナ以外の死者数は減少

だった。

このことから、少なくとも2020年の段階では、アメリカにおいてもコロナ死として計上されたケースのほとんどが、本来は別の死因だったことが推測される。

さらに、以前に「曇りなき眼でコロナを見る コロナ死者の平均年齢=寿命 本当の海外死亡率は低い」で紹介した「コロナ死の多くは単に寿命だった説」は、本来は他疾患で計上すべき死者(多くは寿命)がコロナに分類されているからなのかも。

こうしたことを踏まえると、2020年の超過死亡は、コロナ死増加分は他疾患の死亡減少でイーブンとなり、さらに自粛による死亡リスク低下が効いていると見るべきか。

こうした前提で今年の状況を見てみると・・今年の7月までの超過死亡は昨年比+4.4万人、1年換算では+7.5万人で、今年の予定死亡者数は144万人を超えることになる。

昨年の約1万人少なかった死亡者は、トレンドを加味すれば2~3万人少なかったと言える。そして、その分が全て今年分にオンされるとしても、今年の死亡者数は141万人位だ。144万人は、トレンドから3万人以上も多いペースとなる。

昨年は「コロナ死」の影響は無く「自粛」で死亡者数が大きく減少し、そして今年も前半戦の自粛ムードはまだまだ強かった。

にも関わらず、ここまでのプラスに転じているのは、自粛の影響を補って余りある何らかの理由があると見るべきだろう。

つまり、想定超過+7.5万人のうちトレンド分を除いた+3万人超は、国が言うコロナ死以外の理由があることになる(本当は今年も自粛効果で減る分もあるので、+4万人のうち何人かはトレンド外と捉えるべきだろうが)。

さて、超過死亡を詳細に見ると・・こんな感じになるとか。

超過死亡自体は年初からそれなりに多いものの、5月頃から顕著に増加している。

ワクチン接種が大きく進みだした時期と重なっていることから、ワクチン起因との疑いは拭いきれないのは確かだ。

もちろん、ワクチン接種後の死亡事例の中で公式に「死亡原因はワクチン」とされた事例はない。疑い事例すらない。

以前に「リークされたファイザー契約書 ワクチン副反応は10年間は公表されない」で紹介したが、ファイザー社との契約で死亡等の有害事象の公表については高いハードルが設けられており、「死亡原因がワクチン」と公には出来ない大人の事情があるようだ。

ちなみに、超過死亡が多くなっているのは日本に限った話ではない。

FOXニュースが報じるところでは、アメリカやドイツ、イギリスの欧米諸国でも死亡者数は増加しているとか。

また、FOXニュースでは、ワクチンと心疾患との関係を疑っているようだ。

これについては、以前に「ドイツでワクチン接種後の死亡者10名の死因を調べたら7名がワクチン起因の可能性が高いとの結果に」で、ドイツの病理学者さんが公表した、ワクチン接種後に死亡した10名の病理検査結果を紹介した。

それによると、10名のうち7名はワクチンにより死亡した可能性が高く、極めて珍しい自己免疫疾患や、リンパ球の異常活性により心筋や腎臓等の主要臓器が攻撃されていたり、血管内壁を形成する内皮細胞の剥離等が確認されたとか。

うーん・・心疾患だけでないにせよ、スパイクタンパクが血管にダメージを与えることを踏まえると、FOXニュースがワクチンと心疾患の関係性を疑うのも納得だ。

また、超過死亡で特にひどいのはスコットランド。

7月にはワクチン接種率9割(12歳以上)を達成したスコットランドでは、超過死亡数が過去最大となっており、これは第二次大戦以来の規模とか。

なお、National Records of Scotlandによると、超過死亡が5年平均を上回っている傾向は、 21週目(5月24日から30日)以降ずっと続いているようだ。

ツイ主さんの過去ツイートを見ていくと、スコットランドでは致命的な心臓発作が多発していたり、ワクチン接種率が高い年代ほど超過死亡が多い状況となっているとか。

今のところ、超過死亡の増については、「拾えてなかったコロナ死」や「医療崩壊の影響による間接的なコロナ死」の数字と言うことになっている。

ただ、ワクチン接種との関連も疑われる部分も多くなっており、後々、大規模薬害問題に発展する可能性も捨てきれない。

そんな状況にあって、ワクチンと心筋炎の関係が認めらた。また、「新型コロナのタブーに触れる報道 フェーズが変わり始めたか」で紹介したように、PCR検査のCt値に関する問題が報じられた。

そして、異常な超過死亡数まで。

金融経済を崩壊の瀬戸際に追い込むほどコロナ危機が煽られ、次にワクチン接種が異常なペースで進められ、そして、ワクチンの問題点に繋がる報道がボツボツと出始めた。

いよいよ、コロナ危機のフェーズが変わる予兆なのか。


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