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トランプに吹く風 次はドミニオン投票システムが焦点になる

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アメリカ大統領選について、ジョージア州ではトランプ票とバイデン票の差が僅差であったことから、州の規定により再集計をしていた。

その最中に、ジョージア州では4郡で未集計票が出てきたとのことで、トランプも怒りのツイート!

と、すったもんだはあったが、結局、11月20日に当初の結果と変わらず「バイデン勝利」となった。

まあ、このバイデン勝利の結果は予想どおりではあったが、トランプ・バイデンの票差は約14,000票差から12,284票へと縮まったとのこと。

この結果に、トランプ弁護士のルドルフ・ジュリアーニが吠えた!

ちなみに、ジュリアーニ氏は元ニューヨーク市長で、その在任中には、ニューヨークを牛耳っていた複数のマフィアファミリーを潰し、治安が崩壊していたニューヨークを復活させた偉大な功績を持つ。一つ間違えば、マフィアに暗殺されていただろうに・・凄い市長さんだ。

このジュリアーニが語っている内容だが、そもそもジョージア州の再集計には意味が無いとしている。

その理由として、「共和党の監視員が郵便投票の開票プロセスを見られなかった」「投票用紙の署名確認されなかったこと」を挙げている。

この主張は、トランプも同じ内容をツイートしている。

翻訳:
ジョージア州の手作業での再集計は署名を照合しておらず、時間の無駄だ。署名を照合するまで再集計をするな。急進左翼(民主党)に選挙を盗ませるな。

元々、トランプは、バイデン陣営が偽造郵便投票をすると主張していた。

以下は6月のトランプツイート。

翻訳:
不正な2020年の選挙: 数百万枚の郵便投票用紙が、外国やその他の国によって印刷されるだろう。それは、私たちの時代のスキャンダルになるでしょう!

トランプは、6月の時点で、米国外で大量の郵便投票用紙を印刷・使用する郵便投票の不正を予見していた。アメリカの郵便投票では、「投票用紙」と「米国民」が紐付けされていないというシステム的な問題があるしな。

また、今回、民主党が呼びかけた郵便投票は、これまでは通常投票が出来ない事情がある人に限られていた。誰でも郵便投票できるようになったのは、今回が初めてだ。

なお、先のジュリアーニ氏は「不正選挙がバレた理由」を次のように指摘している。

  • トランプの獲得票数は、現役大統領として過去最多の7100万票でバイデン陣営の想定を超えていた。
  • このため、バイデン陣営は、真夜中に大量の偽造票を投入する必要があった。
  • この行為により、バイデン氏はトランプを大きく上回る7800万票を獲得した。

うーん、やはり偽造郵便投票は効果的に使われたのだろうか。

だが、ジョージア州の再集計では、署名照合しておらず、偽造投票があっても分からないままだった。

トランプが主張していた偽造郵便票による不正投票は明らかにならず、ジョージア州ではバイデン勝利という結果が確認されただけだった。

再集計やら訴訟では不正を明らかにすることはできず、無意味と言うことが(元々分かっていたが)確認された。

ということで、今後の争点は「投票システムの不正」に絞られてくるだろう。

つまり「トランプに投票したつもりがバイデンに投票されていた」という・・何を言っているのか分からねーと思うが、おれも 何をされたのかわからなかった・・・

何を言っているのか分からねー

催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃ断じてねぇ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・

トランプも、大統領選の違憲性を示す大型訴訟をやると言っているので、おそらく「投票不正」を対象にしたものになるのだろう。

ツイートの翻訳:
全国各地で提訴されている裁判の多くは私たちが起こしたものではなく、恐るべき虐待(投票の悪用)を目の当たりにした人々が提起したものです。2020年の大統領選挙の違憲性を示すため、そして結果を変えるために行われたことに対する怒りを示す大型訴訟が、もうすぐ提起される。

さらにトランプは、続く一連のツイートで選挙の問題点を指摘している。

この一連のツイートでトランプが指摘しているのは以下の3点だ。

  • 多くの州で共和党側の立会人が集計場所から追い出されたこと
  • 選挙日以降に投票された票が何百万票も有効にされたこと
  • テキサス州などでは使用が禁じられたドミニオン社製の投票システムが使用されたこと

このうち、上の二つは既に訴訟や再集計が終わり、トランプの主張は認められなかった。

最後に残っているのが、「ドミニオン社製の投票システムによる不正」だ。

さて、この投票不正については、「ドミニオン社製の投票集計マシン」で不正が行われたという話が出ている。

「ドミニオン社」はカナダの会社で、投票集計マシンを製造しているが、内臓のソフトウェアは「スマートマティック社」が開発したものだ。

今度の大統領選挙では、28州でこのマシン使用された。

先のジュリアーニや同じくトランプ弁護士のパウエルが主張するところでは、スマートマティック社のソフトウェアは、ベネズエラのチャベス前大統領が、選挙で票数を操作するために開発させたとのことだ。

チャベス大統領と言えば、潤沢にとれる石油を背景とした反米の急先鋒(=反ディープ・ステート)だった。

民主的なベネズエラで、反ディープ・ステート政権を維持するには、投票操作が必要だったことは想像に難くない。チャベスの指示で不正投票システムが作られたというのは納得だ。

ベネズエラの当局者(氏名不詳)からは、ベネズエラの選挙で結果を改ざんするために、スマートマティック社と共謀した旨の「詳細な宣誓供述書」が提出されているとのことだ。

さらに、スマートマティック社のピーター・ネフェンジャー会長は、バイデン政権移行チームのメンバーとなっている。

元ツイートは、トランプも引用リツイートしているが、速攻で凍結された模様。魚拓があるのみだ。

このほか、共和党員のジョージア州知事・州務長官がドミニオン社から収賄したとして提訴したなどの話も出てきている(​ドミニオン社は否定)。

ドミニオン投票機を使用した不正が明らかになれば、他の州でも同様の状況と考えられる。​トランプは相当前から、選挙不正の可能性を主張しており、万全の準備で証拠を掴んでいるハズだ。

今回の大統領選挙が「違憲」となれば、バイデン勝利は当然破棄される。

そして、12月8日までに選挙人を確定出来ない場合には、。アメリカ合衆国憲法に基づいて州議会が選挙人を選ぶことになる。

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合衆国憲法の規定では、選挙人を決めるのは「州議会」とされているのだ。

そして、接戦で揉めているジョージア州やペンシルベニア州、ミシガン州、ウィスコンシン州では、共和党が過半数を占めている。

「ドミニオン不正」の決着がつかなかったとしても、トランプが主張する不正を州議会が認めて、「不正が無ければ勝っていた」と判断すれば、トランプ勝利とする可能性が高い。

また、1月6日までに投票人による結果が確定しなかったとしても、次は下院で決戦投票することになっており、そちらは1州1票制となるが、過半数は共和党が占めている。

やはりトランプが有利だ。


最後まで読んでくれてありがとう!