america and iran

陰謀論?中東核戦争は起こされるのか!?

america and iran

ツイッター謎アカの残した謎ツイートと陰謀論

5月11日に大地震(南海トラフ)を予測ツイートした謎アカさんは、あの日、謎ツイートを残していた(今は削除済み)。

私が知ってる限りでは、世の中って暗い方に進んでいて
今までが、予定通りに行われてきていたけど
なんか最近上手くいってない気がする
良い事なんだろうけどね
2020年05月12日 0:08 · Twitter Web Client

このツイートからは、世界が何かしらの予定に沿って悪い方向へと進んでいたが、それが予定外に良い方向に進んでいることが伺われる。

さらに、地震のことを指していると思われるこんなツイートも。

私が去年の夏にパンデミックが流行すると聞いた時に、東京についても聞いたけど、本当にそれが今できるのかと疑問
でもやっぱそっちに向かっている気がして
2020年05月12日 0:10 · Twitter Web Client

パンデミックについては、昨夏に「聞いた」とのことだ。

そして、同じタイミングで「東京についても聞いた」とのこと。そして、そっちに向かっている・・・というのはどういう意味なのだろうか。それは、以下のツイートが詳しい。

どちらにしろ、東京で大きな地震が起きて
東京が壊滅するのと

中東の争いから戦争起きるという
シナリオなんだけど
上手くいけるのか
2020年05月12日 0:12 · Twitter Web Client

!?

東京が地震で壊滅することと、中東戦争の勃発が同レベルで語られている。しかも、それがシナリオとな!?

そういえば、おじさんも、かつて世界の今後のシナリオの一つに「中国に風邪をひかせる」とか聞いたことがあった。

それをヒントにネットを探したら、こんな動画があったぞ。

いわゆる「陰謀論」ってやつだが、イルミナティ地球支配計画の直接的目撃者の証言のプレゼンテーションというやつだ。

シリーズもので、いくつかあるので見て欲しい。

この中で、イスラエル対イランの構図で中東で核戦争が起こることや、中国に生物兵器が撒かれることが述べられている。

動画の投稿は2010年4月なので、10年も前の話だ。

よく言われる陰謀論の中で、限定的な核戦争や人工地震などの災害、食料危機などにより、人類を10億人程度まで削減することや、世界統一政府を作ること、人類はマイクロチップで管理されることが決定されているというものだな。

この辺りは、昔のMMR(マガジンミステリー調査班)とかでも、近いものがあったような・・・。おじさんは、人工地震など無いと思っているが、一方で陰謀論も全くのウソではない気がしてきた。

つまり、今後の世界運営にはシナリオがあって、その予定の中の断片的なものを色んな人が聞いてるようだ。

情報源は、そのシナリオを決めたり遂行させたりする立場にいる世界のハイレベルと考えられる。

謎アカもそうした情報を聞いた一人だろう。まあ、大きな断片を知っているようだが。

また、謎アカツイート中に「最近うまくいっていない」とあるが、この表現からは、世界を動かすハイレベルが一枚岩でないことが伺われる。

つまり、陰謀論的に世界を崩壊させて世界統一政府を作りたい派と、それを阻止する派に分かれていると考えられる。

だから、こうしたシナリオが、陰謀論という形で、ウソとホントが混じりながら世に出てきたのか。

数年以内には、アメリカ覇権やドルはじめメジャー通貨の崩壊などが確実に起こる。ニクソンショックなど比較にならない、金融資本主義始まって以来の大変革の時期が迫っていることも事実だ。

だが、ドル崩壊後の世界の姿は全く想像がつかない。なので、今回は「火のない所に煙は立たぬ」の精神で、陰謀論と現実の出来事を繋げてこれからの世界分析に役立ててみようと思うぞ。

「陰謀論シナリオ」と「現実の出来事」対比検証シリーズだ!

ということで今回は中東見てみよう。

中東分析と陰謀論

さて、陰謀論で中東に関することは以下のとおりだ。

  • 中東で限定的に核戦争が起こること
  • 対決カードはイランとイスラエル
  • 世界への石油供給が滞り電気や食料などが不足する

実は、謎アカと同じく世界のハイレベルから情報を入れているのが元キャリア外交官の原田武夫氏だ。

最近の動画で、自身のシンクタンク会員を増やすためFCシステムを導入するとのことだが、「お金の価値が変わる、無くなる」と予測している中で、お金を稼げることを売りにするのはどうかと思うが・・。

まあそれは置こう。

原田武夫氏は、以前に自身のブログで中東戦争を予測していた。このブログでもそのネタで中東情勢を考えてみたことがあった。

原田武夫氏の予測 中東戦争による石油危機は日本デフォルトを誘発!?

【原田武夫】トランプ和平案のせいで中東戦争?イスラエルは危機的状況に!?

原田武夫氏も中東戦争を予測しているようだが、戦争の原因は、アメリカのイスラエル和平案とのことだった。

イスラエルを取り巻く状況

アメリカのトランプ大統領は、アメリカ歴代政権史上初、イスラエルの首都はエルサレムと宣言し、テルアビブにある駐イスラエル大使館をエルサレムに移したりした。

エルサレムは、イスラム教とユダヤ教の共通の聖地で、イスラエル・パレスチナの両者が首都にしたいと考えている、火種の都市だ。

なので、イスラエルとアメリカ以外の国は、エルサレムをイスラエルの首都と認めないこと、大使館をエルサレムテルアビブに設置することを暗黙の了解事項としている。

そうした中で、2020年1月にトランプが和平案を発表した。

その中では、エルサレムはイスラエルの「不可分の首都」であり続けることや、パレスチナ領とされるヨルダン川西岸自治区に違法に作られたユダヤ人入植地の存在を認めるというものだ。

案の定、パレスチナは怒りで何も和平は進んでいない。

で、以前にも書いたとおりだが、アメリカがイスラエルの肩を持ちすぎて、イスラエルが中東で恨みを買うようなことをやっている。

イスラエルにとって、状況は良くなっているとはいいがたい。

イスラエルの周辺国事情

イスラエルのバックにいるアメリカは、覇権低下・資金力低下で中東覇権を維持できず、イランやロシアに委譲しつつある状況だ。

以前のブログにも書いたが、今年1月のイランのソレイマニ司令官殺害事件では、イランが米軍基地に報復のミサイル攻撃を行った。

アメリカ軍にもかなりの負傷者がいたとの報道が出たものの、トランプは「負傷者などいなかった」として、イランとのイザコザはこれで終了だ、と強制的に幕を引いた。

後に残ったのは、イランが中東諸国で唯一、アメリカ軍に弓を引いたという事実だ。中東の人々はイランを支持する。

しかも、イスラエルと仲良しだった親米のサウジアラビアも、最近「反米チーム」に転身した疑いが強い。

以前のブログでも書いたし、原田武夫氏も語っているとおりだが、原油先物相場の急落は、ロシアと結託したサウジアラビアが引き起こした。

原油先物 史上初のマイナス価格が意味すること

サウジアラビアの狙いは、アメリカのシェールオイル業界だ。

シェールオイル業界は、ジャンク級社債の大量発行によりファイナンスしているが、その社債が破綻すればアメリカの金融業界は終わるほどの衝撃がある。

それを狙って、サウジアラビアはアメリカに経済戦争を仕掛けている。

サウジアラビアは、ペトロダラー体制でアメリカに尽くしてきたが、アメリカはサウジを遠ざけつつあった。

シェールオイルがあるから、サウジは不要と言った。

サウジの独裁者、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子の失脚を狙って、反体制派のサウジ人ジャーナリストのカショギをサウジ政府関係者が殺害したことをリークした。

さらに、イエメンの内戦に介入してイランが支持するフーシ派を潰すよう、サウジをけしかけた。アメリカも全面協力するという密約があったハズだが、ふたを開けてみれば、イラン製のドローンで油田を攻撃される事態となった。

アメリカはサウジのハシゴを外した。サウジの復讐が、アメリカのシェールオイル業界を潰すことだ。

まあ、FRBがジャンク級債券も「全部買う」って宣言しているので、当面は大丈夫だろうけどな。

中東核戦争は起こらないか

見た限り、イスラエルは孤立無援だ。

アメリカのトランプ大統領は、口先とは裏腹に、その行動はどう見てもイランを持ち上げている。

陰謀論の通りにイランへの核攻撃なんか出来ない、というのが現状分析からの結論だ。戦争すれば100%負ける。

イスラエルは、アメリカに頼る構図から、イランやロシアとの関係を築いていく必要に迫られている。

アメリカ・イスラエル支配の中東では、パレスチナを中心にテロや貧困が絶えなかったし、政情不安も続いた。

イランやロシアが覇権を握ると、少なくともイスラム勢は団結するしイスラエルも同調せざるを得ない。中東は安定的に発展する可能性が出てくる。

こうした構図と陰謀論を見比べてみると、トランプ大統領は「中東戦争シナリオ」を遂行しようと見せかけて、実際には陰謀論シナリオを阻止し、あわよくば中東を発展させようとしていないだろうか。

単純にシナリオを邪魔するだけだと、ジョン・F・ケネディみたいに暗殺されるかもしれないからな。

巧妙な小細工が必要なんだろうな。「やってみたけど、ダメだった」感を出さないとな。

ジョセフ・ティテルの中東予言

アメリカの著名な予言者ジョセフ・ティテル氏も2020年頭予言にて中東について話をしている。

以下は、ブルーオーブさんのブログからだ。

イランとイスラエル、北朝鮮が問題になる。
ブッシュ政権のときに中東でひとつの国を消し去るようなことをした。
ディープステートはまだ中東を諦めていない

イランに反キリストが生まれてくると数年前に予言した。
イランの新しい若いリーダーが反キリストになる。
イスラエルにとっての脅威になり、2023年にはアメリカにとっても問題になる。

うーん、この予言から読めるのは以下の2点か。

  • 陰謀論派はまだ中東核戦争をあきらめていないこと
  • イランの指導者に、対イスラエル強硬派の人物が付くこと

まだまだ、予断を許さないのか!?

そういえば、謎アカは次の大統領選はエリザベスウォーレンが・・・ってツイートしてなかったか?彼女は既に選挙戦継続を断念しているが、こいつがバイデンの代わりに復活してきたら、マジで陰謀論要注意かな。


最後まで読んでくれてありがとう!