大統領選は大勢が決した。事前の予想どおり、トランプの勝利が確定しそうな状況だ。
バイデンは、選挙人の数が多い激戦州で殆ど負けてる。選挙人数が多く「激戦州」と言われるフロリダ州、テキサス州、オハイオ州はトランプが制した。いわば、天王山を制したと言っても過言ではない。
速報サイトにより多少の誤差があるが、21時くらいの時点では、獲得選挙人数はバイデン238名でトランプ213名だ。
この時点で、残るジョージア州やノースカロライナ州、ラストベルト辺りはトランプリード。この状況からバイデンが勝つためには、比較的偏差のジョージア州とノースカロライナ州の両方を取るしかない。
現状では完全確定はしていないものの、バイデン勝利は奇跡的なレベルと言ってもいいだろう。
しかし、大半のマスコミはバイデンが元々有利で勝って当たり前の州での勝利を大々的にアピールするなど、その奮闘ぶりを中心に報道している。忖度しすぎやろ。バイデンは相当追い詰められているようだ。
マスコミ報道についていえば、前回2016年の大統領選においても、開票直前まで「世論調査ではヒラリー優勢」「ヒラリー当選間違いなし」と言っていた。今回も同じか。
4年の時を経て反省していないことが判明したマスメディアだが、これは事前の世論調査を適切に実施しておらず、必然的に結果が正しくない、ということになるだろう。
正しい調査、正しい結果、正しい報道ではなく、自らが導きたい世論を作らんがための調査・報道になっているということだろう。まあ、メディアの大半はディープ・ステート勢の傘下にあるので、こうなってしまうのだが。
とは言え、このままトランプの勝利確定がすんなり決まらない可能性もある。
以下は激戦州だ。
◆接戦州の早見表
日本時間11/4午前~米大統領選の開票速報が続々と流れます。その際、情勢把握の手助けとなる接戦州の表を作りました。左→右が時差の順で、序盤の焦点は茶色の枠の4州。特にフロリダは選挙人数が多く注目されています。今回は郵便投票が多く、州によって伝わる時間もブレそうです。 pic.twitter.com/Lb5BOCLssm— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) November 2, 2020
速報段階では、ミシガンはトランプ優勢となっているが僅差過ぎてどう転ぶか分からない。
バイデンも劣勢とは言え、スイングステートのうちバージニア州を制したことや、同じくスイングステートのウィスコンシン州もいつの間にかトランプ優勢からバイデン優勢へと変わった。
とは言え、差が1%も無い大接戦なので、今後の状況は分からない。
だが、このままバイデンがウィスコンシン州を制して、差が小さく選挙人数が比較的多いジョージアを辺りを制した場合、過半数に到達する。
さらに、現在はトランプ優勢だが、民主党支持者が多く、郵便投票の割合が高いペンシルベニアの集計という不確定要素もある。
ただ、ジョージア州、ノースカロライナ州、ウィスコンシン州、ミシガン州で選挙人数は57人だ。トランプが現在獲得している213人に加えれば、郵便投票で話題のペンシルベニア州の動向に関係なく270人の過半数到達となる。
ペンシルベニア州の郵便投票は、事前にマスコミが「バイデン圧倒的有利」報道を繰り返いしていたものだ。トランプ陣営にしてみれば、郵便投票関係なく、バイデンに圧倒的大差をつけておきたいところだろう。
一方で、こんな報道も。
やっぱりそう来た> トランプ氏、一方的に「勝利した」 開票中止求める考え(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース https://t.co/6L4GZ9UidA
— モーリー・ロバートソン (@gjmorley) November 4, 2020
この報道のポイントは、以下の部分だろう。
「我が国に対する重大な詐欺が起きている」「我々は選挙に勝つ準備ができている。いや、率直に言って、我々は勝利した」と宣言した。まだアリゾナやペンシルベニアなど多くの激戦州で開票が続いているが、「最高裁判所に行く。全ての投票をやめさせる」と述べ、訴訟を起こして、開票作業をやめさせる考えを明らかにした
英語の原文では、not adding vote ballot to the list after 4am (午後4時以降の投票用紙はリストに追加しない)としているもので、要は投票時間の午後4時を超えての「投票はやめさせる」とか「集計対象としない」と言うことだ。まあ、時間過ぎて投票された分は無効にすべきだという主張ね。
いずれにせよ、「開票作業をやめさせる」というのは意訳が過ぎるというものだろう。
さらに、タイトルのトランプが一方的に勝利というのも悪意を感じるなぁ。大半の州で優勢となったのだから、勝利を口にしても問題なかろう。「負けているのに勝手に勝利宣言」というイメージを与えるタイトルだな。
この記事でのトランプの主張は、郵便投票の受付期限を遵守しないものは「不正投票」であり、住民の選挙に基づく民主主義にそぐわないため「集計せず無効にすべき」というものに過ぎない。
日本では当たり前のことだ。
日本では当日の投票については午後8時で投票所入口を閉鎖し、それまでに投票所内に入場した人の分までの投票を有効とする。郵便投票も、郵便局や各地の選挙管理委員会が連絡し合いながら、期日までに届いた分のみを集計対象とする。
まあ、この報道から判断できることは、トランプが勝利宣言したことと不正選挙を指摘したことだろう。
そう、このツイートでね!
We are up BIG, but they are trying to STEAL the Election. We will never let them do it. Votes cannot be cast after the Polls are closed!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) November 4, 2020
トランプとしては、既にバイデン陣営の不正は織り込み済みなのだろう。先日のこの報道を覚えているだろうか。
米最高裁判事にバレット氏就任 近く執務開始https://t.co/HCVkmmyPsO
リベラル派の故ギンズバーグ氏の後任にあたり、最高裁判事の構成(定員9人)はロバーツ長官を含め保守派6人、リベラル派3人となった。
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 27, 2020
10月に、リベラル派のギンズバーグ判事が亡くなったが、その後任として保守派のバレットを任命した。
9名の最高裁判事は、伝統的に保守:リベラルが5対4だったところ、6対3となった。保守派判事にはたまにリベラルより判断をする人もいるが、保守(共和党)有利な状況となった。
郵便投票問題でもつれた場合でも、トランプが先手を打っているということだ。
ちなみに、最高裁判事が死亡する件については、アメリカの著名な予言者 ジョセフ・ティテル氏が2020年の年頭予言で指摘していた。
大統領選のときに、最高裁の判事がある日、突然死んだりした。自然に死んだと思う?
殺害されたはずだ。そういったことはすべて闇の連中に支配されている。
NSAのような国を支配する連中が仕組んでいる。自然に死んだりしない。
うーん、ギンズバーグ判事は高齢だったから自然死かと思っていたが‥トランプ陣営か、トランプ陣営に味方する反ディープ・ステート勢力による仕業なのかもしれないな。真相は絶対に分からないと思うが。
さて、選挙はトランプ勝利でほぼ間違いなかろう。
しかし、先ほど紹介したように、トランプの「一方的な勝利宣言」と報道されている。
さらに、マスコミは簡単にはトランプの勝利を認めないようだ。
MSNBCは開票当日のトランプの勝利宣言に報道しない自由を行使するらしい。伝えた上で論評するとかしないんだ。
Scarborough: If Trump Declares Victory On Election Night, We Will Not Broadcast His Speech https://t.co/u2uhf4nAPW
— 楯一平 (@ippeitate) November 4, 2020
【New】開票作業が続くアメリカ大統領選。ホワイトハウスで会見を開いたトランプ氏が「私たちはもう勝利した」などと発言しました。
海外メディアが「トランプ氏がウソの勝利宣言」などの見出しで相次いで報じています。(伊吹早織 @ciaolivia)https://t.co/pyLGr0SBcm
— BuzzFeed Japan News (@BFJNews) November 4, 2020
こうして、トランプの勝利宣言をウソと断定し、勝利を認めない姿勢は当分続きそうだ。
さらに、トランプが勝った場合、何千人もの人々が「ホワイトハウスを襲撃」する可能性を指摘する記事も出てきている。
この状況、昨日紹介したアメリカやイギリスの予言者たちの予言どおりではないか。
いよいよ大統領選の投票日となった。トランプ大統領が2期目となるか、バイデンがトランプを破るか。今後の展開を占う重要な選挙だ。大統領選挙として何十年ぶりかの苛烈な選挙となっているからだろうか。選挙後の内戦勃発に警鐘を鳴らす報道[…]
記事では、明日以降、ワシントンDCで大暴動が扇動されるような感じだ。英語だけど。
このサイトについては、ブライトバード・ニュースが元ネタのようなので、明らかにトランプよりの報道ということだが・・民主党が首長となっているの州や都市では、警察や州兵が暴動を止めないようなことも書いてある。
このイルミナティカードがまさか現実に!?
いやはや、明日からアメリカはどうなってしまうのか。
最後まで読んでくれてありがとう!