パンデミック第二波

ジョセフ・ティテルも予言 中国で新型コロナ第二波が来る

パンデミック第二波

少し前に、気になるニュースがあったので紹介したい。時事通信が報じたものだ。

コロナ感染99人増 中国

【北京時事】中国政府は12日、新型コロナウイルスの有症感染者の累計が、同日午前0時(日本時間同1時)時点で前日比99人増の8万2052人になったと発表した。新規感染者のうち97人は海外からの入国者。上海市で10日に同じ航空機でロシアから到着した中国人51人、黒竜江省ではロシアから陸路帰国した21人の感染が確認された。

症状のない感染者は前日より63人増え、1086人が隔離中。無症状感染者の累計は公表されていない。死者の増加はなく3339人のまま。治療中の患者は1138人で、うち139人が重症となっている。

このニュースでは、中国で感染者が少し増えたことを報じている。

もっとも、99人増えたうち97人は海外からの入国者でうち72人はロシアから戻ってきた中国人とのことだ。

このことから言えることがいくつかある。

まず、ロシア帰りの中国人が100人近く感染していることから、ロシアでの市中感染が拡大していることが分かる。この時事通信の記事は4月12日に報じられたものだが、ロシアの感染拡大は18日に報じられた。以下は東京新聞からだ。

ロシアで感染急拡大、3万人超え 政府の楽観論消え、警戒広がる

【モスクワ共同】ロシアで新型コロナウイルスの感染拡大が4月に入り一気に加速、18日には感染者3万6793人、死者313人に達し、世界のワースト10カ国入りする勢いだ。「事態をコントロールしている」との政府の楽観論は消え、警戒が広がっている。

ロシア政府によると、3月1日時点での感染者は全国で3人だった。28日時点の感染者数は全国で1264人にとどまり「ロシア医療体制の優越性の証し」など楽観論が広がった。

しかし、4月に入ると状況は一変。感染者数は5日が5389人、9日が1万131人、14日が2万1102人と感染拡大に歯止めがかからなくなった。

ロシアでは、中国が都市封鎖を解除するのに合わせるかのように、中国との国境を封鎖した。中国の封鎖解除・経済再開でロシアに中国人が流入するのを避ける措置だったと思われる。

ここまでしていたにも関わらず、なんでロシアで感染が急拡大しているのか。甚だ疑問だ。

日本や韓国なんかは、武漢市・湖北省を除いて中国人ウェルカムしてたからな。でも全然世界のワーストになっていない。

次に分かることは、中国で市中感染が静かに広がっていて新型コロナ第二波の恐れがあることだ。

中国では感染が判明した者のうち、症状が出ている数しか発表しないことにしている。それが、99人増えたと報じられている。

この新型コロナは、感染しても症状が出なかったり軽症者も多いうえに感染力が強い。このため、実際に感染が判明した数よりもはるかに多い感染者がいることはもはや常識だ。

科学誌「ネイチャー」に掲載された論文によれば、軽症者や無症状者は感染者の60%を占めるとされる。

つまり、記事で99人というのは現実には250名近くが増加したと見ることができる。

中国では、2月17日以降、徐々に封鎖地域を縮小し、4月6日に武漢市の封鎖も解除された。日本では緊急事態宣言が出た日でもあり、両国の動きは対照的だった。

だが、武漢市の封鎖解除と共に、10万人近くが念願の脱出を果たしたとされる。

中国の封鎖解除が、新型コロナの感染を抑え込んだうえでのものなら良いが、おそらく、都市封鎖が限界に達していたのだろう。

鄧小平以降の中国共産党や国家主席が国を支配するための正当性は「経済」に求められている。つまり、都市封鎖が続いて経済が再開されないと、中国共産党や習近平による統治の正統性が失われかねないと判断したのではないか。

とすると、中国でも新型コロナはまだ解決していない。経済再開の途中で再度パンデミックになる可能性が高い。

日本と同様に軽症者・無症状者は検査しない方が医療リソースを温存できて、重症者への対処が手厚くなることが分かったため、無症状のものは公表しないことにしたのではないか。

ということで、今後中国では再度パンデミックとなる可能性が高い。

しかも、昨日のブログで紹介したブルームバーグの記事でもこんなくだりがあった。

【新型コロナ】米NY、英国がロックダウン延長-仏感染者1.7万人増

中国工業情報省で産業政策・法規を担当する許科敏氏は北京で開いた記者会見で、新型コロナの収束で操業を再開した国内製造業者も需要の低迷やコスト上昇、資金面や物流面の問題で再び生産を停止せざるを得ないかもしれないと警告した。

ここでは、中国の工場群がなかなか旨く戻っていないことが示唆されている。

アメリカの著名な予言者ジョセフ・ティテルによる今年の年頭予言の中に、次のような一説があった。ブルーオーブさんのブログからだ。

中国
スーパーパワー、共産主義、酷い抑圧の…闇が集まっている場所。
中国がすべての輸出をストップするかもしれない。中国はアメリカに依存していない。
逆に、アメリカは中国に依存しているし、アメリカの国立公園の土地を中国人に売っていたりする。

これを見ると、中国ではパンデミック第二波による「経済活動の完全停止」があるのではないかと思えてくる。

100年前のスペイン風邪も、猛威を振るったのは第二波で死亡したのは若年層が多かったし。

このような事態は、実は原田武夫氏も予測している節がある。

原田武夫氏は自身の英文ブログの3月8日付の記事の中で以下のように述べている。

  • 中国ではパンデミック第二波が発生
  • 香港など中国周辺での政治混乱と合わせて、中国から大量の難民発生
  • 日本やロシアがその行先に
  • 日ロは共同してその移民コロニーを千島列島に

パンデミック第二波で中国から国外への脱出を図るということは、相当にヤバめなパンデミックだ。

だが、香港など中国周辺での政治混乱が合わさって…というのはよく分からない。昨年あった香港デモは、中国本土の人には不評で、かえって共産党の権威を高める結果になった。

なので、香港ではなくもしかして国内での内戦なのではないだろうか。以前にも紹介したが、中国人ジャーナリストの鳴霞(めいか)氏をご存じだろうか。

鳴霞(めいか、1957年 – )は、日本に帰化したジャーナリスト。中国瀋陽市生まれ。満洲人。元中国共産党員、元・近畿福祉大学中国語課講師

(Wikipediaより)

彼女が発行する「月刊中国」では、中国の様々な内部情報を発信しているほか、YouTubeでも中国国内のウラ情報を流している。

その彼女が、最近中国での内戦のニオイを報じている。

もしかして、パンデミック第二波に加えて中国内戦により多くの中国人が難民化するということもあるのかもしれない。

ということで、中国ではパンデミック第二波が発生することはすでに既定路線と言っても良いだろう。まあ、世界の工場が再び止まるので、世界の経済ダメージもハンパないが。


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