以前に「コロナを終わらせるイギリスと日本 そしてバブル到来」などで紹介したように、イギリスを皮切りに世界ではチラホラとコロナ終了が始まっている。
既に、デンマークやノルウェー
もちろん、イスラエルも追随しており、公共の場所におけるグリーンパス(ワクチンパスポート制度)を廃止するとか。
【イスラエル レストランなどワクチン接種証明不要に】https://t.co/5HTE1y0D8Y
新型コロナウイルスの新規感染が減少傾向にある #イスラエル でも規制が緩和され、多くの場所で #ワクチン接種証明 の提示が不要となります。#テレ朝news #ワクチン #オミクロン株
— テレ朝news (@tv_asahi_news) February 6, 2022
ただ、完全に無くなるワケではなく、レストランや映画館など公共の場所に限るもので、リスクの高い場所では今後も続けるとのこと。
世界の「裏番長」イスラエルにしては、何とも煮え切らない対応だ。
それもそのハズで、感染が収まり始めていることを理由にグリーンパスを廃止するとしているが、実のところ感染者数、死者数ともに、とても廃止する状況ではない。
新規感染者数は・・
確かに減りはじめている。イギリスもこのくらいのレベル感でコロナ規制撤廃に動いており、まあ妥当か。
そして、コロナ死者数。
弱毒オミクロン株なのに、滅茶苦茶死んでる・・・。
規制撤廃が進む国々では、オミクロン株による死者数は明らかにデルタ株の時よりも減少しているが、イスラエルは事情が違うようだ。
イスラエルの人口は約900万人なので、日本の人口約1億2000万人に換算すると、1日で1000人くらい死んでることになる。
そんなイスラエルでは、成人の8割が3回目ブースター接種をしているほか、高齢者を中心に4回目接種も進んでおり、世界的に見てもワクチン接種率・回数ともに突出している。
しかしながら、イスラエルの明らかに多い死者数の急増時期と4回目ワクチン接種開始時期が近い点は気になるところ。
以前に「日本でワクチン接種が進むも、政治家は打ってないのは効果や危険性の不安があるからか」で、ウイルス学権威のボッシュ博士による「ワクチン接種により人間に備わる自然免疫が壊され、弱毒ウイルスであっても致死的になる」との警鐘を鳴らしていることを紹介した。
また、「大阪大学の研究 後少しウイルスが変異するとADEの危機!?」などで紹介したADE(抗体依存性感染増強)の可能性や、「日本でも3回目接種 東京理科大学の村上名誉教授の警告動画」で紹介した、このワクチンの複数回接種の危険性などを踏まえると、イスラエルの死者数急増はワクチン起因との疑いも捨てられない。
とは言え、イスラエルの超過死亡は、今のところ上がってきていない(ちょっと前は上がってたけど)。
しかしながら、冬はインフルエンザ等の感染症により死者は増えるものだが、昨年同様、今年もインフルエンザ等は少ない。
今後の推移で超過死亡が上がってくるとすると、インフルエンザでもないのに例年の死者数を補って余りある死者数が発生していることになる。
今後の推移は
しかし、欧州でワクチンパスポートが廃止される動きからは、東京理科大学の村上名誉教授が言っていたワクチン多数回接種による死亡が起こりつつある可能性が頭をよぎるな。
それにしても、どうしてイスラエルは4回もワクチンを打たされているのか。
ユダヤ人は、世界を牛耳る国際金融資本の中枢に位置しているハズなのに、日本よりも強烈なコロナ規制を率先してやらされているのは何故だろうか。
この理由を理解するためには、イスラエルという国家がアメリカを裏から牛耳る事実上の世界最強ユダヤ人国家・・という認識を改める必要がある。
まず、一口にユダヤ人と言っても、「アシュケナージユダヤ」と「スファラディユダヤ」の2種類のユダヤ人がいる。
イメージしやすい白人のユダヤ人が「アシュケナージユダヤ」で、「スファラディユダヤ」は肌の浅黒いユダヤ人だ。
元々が中東地域発祥のユダヤ民族が白人なワケがなく、ユダヤの本家本流なのが「スファラディユダヤ」であり、王候貴族の支配者層ネットワークを持つと思われる。
イスラエルの白人ユダヤ人の皆様は「アシュケナージユダヤ」であり、その出自は、かつてクリミア半島付近にあったハザール王国でユダヤ教に改宗した方々の末裔だとか。
その後、アシュケナージの皆さんは欧州各国へと移住したが、移住先では賤民扱いされ、ベニスの商人に代表される金融業などで経済的な成功を収める人が多かった。
そして、アシュケナージユダヤの皆さんの経済的な成功と共に、「反ユダヤ」の気運が醸成され、近世ヨーロッパのユダヤ人迫害はかなり酷かったと言う。
こうした中で、1894年にフランスで起こったドレフュス事件をきっかけにイスラエル建国へと繋がるシオニズム運動が盛り上がっていく。
ちなみに、ドレフュス事件とは、フランス陸軍内部でユダヤ人だったドレフュス大尉が情報漏洩(スパイ)の疑いをかけられた件を、反ユダヤメディアが大々的に報じた事件だ。
実際にはドレフュス大尉は無罪であり、この事件の取材を通じてユダヤ人差別を目の当たりにした新聞記者のテオドール・ヘルツルが、ユダヤ人国家建国を目的とするシオニズムを盛り上げて、1948年のイスラエル建国へと繋がっていく。
イスラエル建国の父と言われるテオドール・ヘルツルだが、実はシオニストどころか「反ユダヤ(反アシュケナージ)」信条の人だったとか。
そんな人間がイスラエルを作った。
しかも、イスラエル建国に当たっては、1500年以上もその地に居住してきたパレスチナ人を国連様が追い出すという、中国もビックリの強引さ。
恐らく、ドレフュス事件も反ユダヤ勢によるイスラエル建国の遠大な計画の一つだったんだろうが・・何のために、アメリカを裏で牛耳るアシュケナージユダヤの国家を作ったのか。
実は、その目的については、アルバート・パイクの予言が参考になる。
アルバート・パイクは、アメリカの南北戦争で活躍した将軍であり、「メイソンの黒い教皇」の異名を持つフリーメーソン(イルミナティ?)のお偉いさんでもある。
また、1859年~71年に世界革命達成(世界統一政府の樹立)に向けて、3つの世界戦争を含む軍事計画を練り上げたことでも知られており、この計画は、1871年8月15日に、イタリア建国の父であるジュゼッペ・マッツィーニへの手紙に書かれているとかで、一部では「アルバート・パイクの予言」と言われている。
ちなみに、当時のグローバル化していない世界において、フリーメーソンのネットワークは国家間の貿易に極めて有用であり、今のような「ナゾ組織」ではなく政府と繋がる表組織だった。
さて、アルバート・パイクの予言・・というか計画については、Wikipediaのアルバート・パイクのページで確認出来る。
それがこれ。
「第一次世界大戦は、ツァーリズムのロシアを破壊し、広大な地をイルミナティのエージェントの直接の管理下に置くために仕組まれることになる。そして、ロシアはイルミナティの目的を世界に促進させるための“お化け役”として利用されるだろう」
「第二次世界大戦は、『ドイツの国家主義者』と『政治的シオニスト』の間の圧倒的な意見の相違の操作の上に実現されることになる。その結果、ロシアの影響領域の拡張と、パレスチナに『イスラエル国家』の建設がなされるべきである」
「第三次世界大戦は、シオニストとアラブ人とのあいだに、イルミナティ・エージェントが引き起こす、意見の相違によって起こるべきである。世界的な紛争の拡大が計画されている……」
「キリストの教会と無神論の破壊の後、ルシファーの宇宙的顕示により、真の光が迎えられる……」
(Wikipediaのアルバート・パイクより抜粋)
こうして見ると、イスラエル建国は、世界を巻き込んだ第三次世界大戦を誘発する布石であり、さらにその後の「キリスト教」と「無輪論」を破壊して世界統一政府を樹立するため・・と読める。
ここで言う「キリスト教」は欧米勢を指すのは間違いなく、「無神論」は共産主義者を指す言葉だろう。
なお、現代の共産主義者と言えば、コロナ規制を推し進めるリベラル勢力・・つまり、ユダヤ系左派=アシュケナージであり、白人ユダヤ教徒だけでなく、アメリカの国際金融資本やネオコンなどのキリスト教徒(=イスラエルが裏で牛耳っている人たち)もアシュケナージに含まれると見るべきだろう。
「コロナ危機の終わりは金融危機と仮想通貨バブルへと繋がる」などで、コロナ危機により誘発されたインフレが、現在のドル基軸通貨性を含むスーパーな金融危機に繋がる可能性を紹介したが・・「グレートリセット」とは、世界の支配者層の皆様が、その手下や鉄砲玉に過ぎない国際金融資本勢力などをまとめて吹き飛ばし、「世界革命」へと繋げることだったのかも。
そう考えると、金融資本主義なんかもシナリオの一つだったのかもしれんな。
・・と、妄想は尽きないところだが、とりあえず、アルバート・パイクの予言(計画)と史実を振り返ってみたい。
教科書が絶対に教えない 闇の世界史(ウィリアム・G・カー 著)
アルバートパイクの計画のうち、第一次世界大戦に関するものを読み解くとこんな感じになる。
- 第一次世界大戦は、英独の対立を煽ることで誘発する。
- ロシアの皇帝権力(ツァーリズム)を打倒し、広大なロシアの地を共産主義勢力(イルミナティエージェント)の拠点とする。
- そして共産主義国家を確立し、他国政府や宗教勢力の弱体化を図る。
と言うものだ。
さて、簡単に史実を振り返ってみる。
まず、第一次世界大戦のきっかけは、超大国オーストリア=ハンガリー帝国の皇太子フランツ・フェルディナント大公が撃ち殺された「サラエボ事件」だった。
犯人はセルビア民族主義者のガヴリロ・プリンツィプで、彼が属した暗殺団は、アルバート・パイクのフリーメーソンと関わりの深い「黒手組」により組織されたとされる。
ただ、オーストリア=ハンガリー帝国民は、この事件に興味が無く怒りも無かったし、オーストリア=ハンガリー帝国とセルビアの国力差は大人と子供レベル。
サラエボ事件後に、超大国のオーストリア=ハンガリー帝国からセルビアに「黒手組なんとかしろや」の最後通牒を突き付けたこともあり、セルビア側がごめんなさいして終わるハズだった。
しかし、セルビア側はまさかの拒否。
結局、オーストリア=ハンガリー側はセルビアに宣戦布告した。ただ、軍に一部動員しかかけなかったことから、これは脅しに過ぎず、万一戦争になってもすぐに終わる・・という状況だった。
しかし、現実には、オーストリア=ハンガリー帝国の宣戦布告・・しかも、一部動員しかかけてないにも関わらずロシアが全力反応し、連鎖的にドイツ・イギリス・フランス等の大国が雪崩を打って参戦することになってしまった。
結果だけ見れば、当時の大国の思惑や同盟関係によるもの・・と言えるが、しかしDr.苫米地氏の言葉を借りれば、「誰が何をどう決断したためにそれが起こったのか」はナゾに包まれている。
ハッキリしているのは、イギリスとドイツは仲が悪かった・・ということだろうか。
日本人だけが知らない戦争論(苫米地英人 著)
さらに、当時のドイツは、ロシアと和睦してフランスに対抗するというビスマルク以来の国是を捨てて、露仏2正面作戦(シュリーフェンプラン)を国家戦略にするという謎行動。
そして、大戦序盤でオーストリア=ハンガリー帝国軍がセルビアに敗北するという番狂わせのほか、大方の予想どおりドイツのシュリーフェンプランが破綻したことで戦争は長期化した。
第一次世界大戦は、鉄道網や兵器の発達によって世界初の「総力戦」となり、従来とはケタ違いのカネがかかるだけでなく、一般市民や産業への大きな犠牲が出るものとなった。
この結果、敗戦国のオーストリア=ハンガリー帝国、ドイツ帝国、オスマン帝国と戦勝国のロシア帝国は崩壊した。
これらの帝国は「中央銀行」が無かったので国債発行による資金調達が出来ず、戦費調達のため金(ゴールド)が国外に流れたためにインフレを招き、敗戦・帝国崩壊へと至った。
なお、各帝国から流出した金は、戦争の影響を受けず世界の工場となっていたアメリカへ、更に言うと第一次世界大戦の直前にヨーロッパの銀行家(国際金融資本)が設立したFRBへと流れ込んだ。
そして、ロシア帝国はアメリカの国際金融資本の援助を受けたユダヤ系(アシュケナージ)のレーニンやトロツキーによるロシア革命によりソ連(共産主義国家)となった。
終わってみれば、旧帝国諸国の金は国際金融資本に流れ、さらに「中央銀行」設立により国際金融資本の手に落ちたほか、ツァーリズムロシアは崩壊してユダヤ系国際金融資本による共産主義国家ソ連が成立した。
こうして見ると、第一世界大戦は驚くほどアルバート・パイクの計画に沿って実行されたことが分かる。
次に第二次世界大戦。
- 第二次世界大戦は、ドイツの国家主義者(ファシスト)と政治的シオニスト(シオニズム運動やそれを支援する人たち)の対立により誘発される。
- シオニストの権力増大とイスラエルの樹立を図る。
- 共産主義の強化(ソ連の影響領域拡張)と、それがなされるまで西側キリスト教社会は自重する。
と言うもの。
さて、第二次世界大戦については、ファシスト筆頭のナチスドイツを、英仏が「融和政策」の名のもとに大目に見続けたことが戦争拡大の要因の一つとなっている。
ナチスドイツのポーランド侵攻により英仏はドイツに宣戦布告したが、本格的な戦闘行為が行われたのは宣戦布告から9カ月後であり、ナチスドイツの準備待ちをしていたことが強く疑われる。
さらに、アメリカのフランクリン・デラノ・ルーズベルト大統領の取り巻きや、日本の近衛文麿首相の取り巻きは社会主義者・共産主義者で固められ、世界的に共産主義の驚異が叫ばれる中で、アメリカはソ連(共産主義者)の味方となっていた。
アルバート・パイクが、第一次世界大戦の目的とする「共産主義勢力による、他国政府の弱体化」のとおりだ。
日米戦争を策謀したのは誰だ(林千勝 著)
また、アメリカでは国民が参戦を望んでいなかったため、欧州戦線に参戦するために日本やドイツから先制パンチを貰う必要があった。
・・が、いくらドイツの船を沈めても、アメリカ参戦のヤバさを理解していたヒトラーはアメリカに反撃しなかった。
しかし、社会主義者・共産主義者が政権中枢に入り込んでいた日本では、真珠湾攻撃へと舵を切った。しかも、日本の対米戦略上、真珠湾は重要でも何でもなかったにも関わらず。
そして、第二次世界大戦後は、東西冷戦下においてソ連の影響領域は大きく広がったこと、イスラエルが建国されたことは偶然ではあるまい。
ざっくり見ただけでも、アルバート・パイクの計画に沿って歴史は進んできたと言えよう。
そして、第三次世界大戦計画は・・
- 第三次世界大戦は、イルミナティ・エージェントが、シオニストとアラブ人指導者との間に対立を引き起こすことで誘発される。
- さらに、この戦争は多くの国々が巻き込まれ、経済的にも疲労困憊となる。
- その後、世界の完全支配を目的とした未曾有の社会変革が起こる。
と言うもの。
このアルバート・パイクの計画からも、イスラエル建国の目的の一つに、アラブ勢との争いからの第三次世界大戦を誘発があるのは間違いない。
また、1952年に行われた、ラビのエマニュエル・ラノヴィッチのスピーチで、その中に・・
我々(ユダヤ人)は、同胞の一部を生贄としてヒトラー一味に捧げることを余儀なくされた第二次世界大戦の残酷な日々を繰り返さなければならないかもしれません。というのも、犠牲的精神の発揮は我々の民族のモットーであり、世界の指導権と引き換えなら、数千人のユダヤ人の死はささやかな代償であるからです。
とある。
同胞の一部を生贄として・・・のくだりは、第二次大戦におけるホロコースト(ナチスによるアシュケナージユダヤの大量虐殺)がイスラエル建国に一役買っていることを意味するものだろう。
そして、イスラエルとイランの間に起こった戦争が第三次世界大戦に発展していく過程で、多くの犠牲が出ることを示唆している。
これこそが、イスラエル(=アシュケナージユダヤ)に課せられた使命だろう。
冒頭で紹介したイスラエルの4回目接種推進は、イランとの戦争に備えて国力を弱体化させるためなのかと勘繰ってしまう。
であるなら、目的を達成したイスラエルは消滅することになりそうだ。
これまで、アメリカのロックフェラー家など国際金融資本やネオコンと言ったキリスト教徒の「アシュケナージユダヤ」の人たちが、イスラエルのテコ入れを図ってきたが、それも終わりのようだ。
なお、ユダヤ民族の本家本流にして王候貴族の支配者層ネットワークを持つ「スファラディユダヤ」から見れば、「アシュケナジーユダヤ」は赤の他人の賤民に過ぎず、消えても構わないと思っており、そもそもイスラエル建国にも反対だったとか。
先に紹介した「教科書が絶対に教えない 闇の世界史」を踏まえると、アシュケナージユダヤは、世界史における壮大な計画を達成する捨て駒なのかもしれない。
まあ、全ての歴史は偶然の積み重ねに過ぎないのかもしれんけどな!
最後まで読んでくれてありがとう!