どんなジャンルの読書でも、人生を豊かにするって確信しているので、
ここではAmazon「プライムリーディング」や「KindleUnlimited(キンドルアンリミテッド)」で
読むことが出来る書籍のうちで、オススメのものを紹介していきたいぞ!
前回の紹介記事→Amazon Kindleのオススメ書籍紹介!「アマテラスの暗号」
今回オススメするのがこれだ!
年収が10倍になる速読トレーニング (苫米地 英人)
本の紹介シリーズ第二弾は、苫米地英人氏の「年収が10倍になる速読トレーニング」だ。
一見、俗っぽいタイトルではあるが、速読だけでなく真面目に人生のヒントをくれる内容となっているぞ。
多分「年収が10倍」の部分は、出版社が勝手に考えたんじゃないかと思うぞ。
おじさんがこれまで読んできた速読術の本は、視線を本全体に動かして全ての文字を見るとか、視界を広くしてパッと見ただけで全ての文字を目に入れるとか、目で文字を追うだけで人間は無意識に全てを理解している、とか胡散臭いものばかりだった。
PCのキーボードをひらがな打ちにして、一目見て全てのキーのひらがな配置が理解できるのかどうか試してみれば、この方法が如何に意味の無いものか分かると思う。
「あいうえお」と入力するだけでも、なれないひらがなではキーを探すのに苦労する。
周辺視野が、文字を理解できるほどに正確なものであるならば、わざわざローマ字打ちなんて誰も使わずに、ひらがな打ちが主流になっていたと思うぞ。
本書では、アメリカの超一流大学「カーネギーメロン大学」で博士号を取得した苫米地氏らしく、脳機能科学の視点から極めて分かりやすく、かつ、実用的な速読法が解説されており、おじさんが今まで見てきたようなうさん臭い速読術とは一線を画していると思うぞ。
なお、結論から言うと、本書で紹介されている速読術を実践した結果、おじさんの読書スピードは間違いなく速くなった。と、同時に読書以外の物事についても理解が早くなるなど、頭が働くようになった(気がする)。
本書で語られる速読は、キチンと早く読み、かつ、しっかりと理解することが大前提となっている。
速読のコツとして、いきなり「膨大な知識量」と出てくるので若干心を折られる。
確かに知識の大切だ。一度でも読んだ本や自分がよく知っている分野の本は、速読出来るのと同じだ。
とはいえ、内容はそれだけではない。安心してくれ。
例えば、本書で示されている「先読みテクニック」なる方法だ。一度でも読んだ本や自分が知っている内容であれば、早く読める。このことを応用した非常にシンプルではあるが、めちゃくちゃ役に立った速読の技術だ。
理解度の質は落とさないままに、すぐに2~4倍速位にはなると思う。
このスピードであれば、一般書籍ならば、空いた時間でも1日1冊ペースが実現できると思う
こんな単純な方法、他の速読本でも当たり前のように紹介して欲しいと思うぞ。
このほか、紹介されているハイスピードツイート(高速音読)やイメージ化の訓練も、非常に高度な脳のトレーニングになる。このトレーニングをやったおかげで、頭の回転が速くなった(気がする)のかもしれない。
この本で著者が言いたいことは、単なる速読だけではない。
速読を通じて脳機能(IQ)を高め、そして高めた脳機能を使って、他者のためとなる「自らの夢(ゴール)」を設定し、その夢をかなえていくこと(やりたいことをやること)までが本当の速読の目的としている。
「速読そのものが脳のトレーニング」であり、「自らの夢(ゴール)をかなえるためのトレーニング」なのだ。
その他にも、生活サイクル全体を加速することもトレーニングとして紹介されている。
加速した状態が、脳にとって「当たり前に心地いい状態」とすることで、脳機能を高めるものだ。
通勤・通学時間などの物理的に、短縮できないものは無理だが、おじさんも、録画した番組は1.5倍速で見ることにするなど、ソフト的なことは可能な限り加速することを心掛けているぞ。
また、苫米地英人氏の他の著書でも結構触れられるが、新聞・テレビなどのニュースに反論する訓練もかなりイイ。別の著書になってしまうが、日本人に多い3段論法的や、あうんの呼吸的な思考ではなく、全てを言語で考えるディベート的な思考(トゥールミンロジック)という考え方を体得するための訓練法だ。
これについては、いずれ記事にしたいと思っているぞ!
ということで、これから本をたくさん読みたい!って人は、まずこの本で紹介されている速読術を身に着けておくと、効率的にたくさんの本を読むことが出来るようになると思うぞ!
なお、電子書籍を読む場合、スマホやタブレットはバックライト(ブルーライト)のせいで、目が疲れるため、AmazonのKindleという電子書籍専用端末をオススメするぞ。
通常の液晶やLED画面と異なり、E-ink(イーインク)という技術で、光が直接目を照らすことなく、紙の本と同様の読み心地だ。
機種のラインナップは、廉価版・普通版・高級版の3機種あるが、真ん中のPaperWhite(ペーパーホワイト)が、お値段と性能のバランスが良くてオススメ!
通常13,980円だが、ちょくちょくセールで9,800円くらいになっているぞ!
Kindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト)
最後まで読んでくれてありがとう!