11月25日(月)の午前に、フランシスコ・ローマ教皇が、天皇陛下と面会した。
陛下は、午前11時に皇居・宮殿にて教皇猊下を出迎え、その後20分間ほど会談を行ったようだ。
原田武夫氏は、11月25日の午前をもって今までの2,000年間ほどの人類の歴史が終わること、その時起こることとして「天皇陛下とローマ教皇の面会」を述べている。
日本の天皇家、ローマ教皇共に太古の昔から脈々と続いてきた名門中の名門であり、まさに根源的階層である。一説によると、日本神話の国づくりの物語は、古代イスラエル王国の末裔が何世代にもわたる長い旅を経て日本にたどり着いたものとも言われている。
ニュースでは、教皇はお目にかかれて光栄であることや、幼少のころより日本の天皇家に対して尊敬の念を抱いた旨を述べたとのことだが、そんなことを話にワザワザ来るということはない。両者の本当の会談内容が分かると面白いのだろうが、そんなものは表には決して出てはこないんだろうな。
会談の目的については、前回の記事で書いたとおり、国際金融資本を破壊すべく天皇家の簿外資産に関してのお願いではないかと思われる。
ということで、ローマ教皇はどんな方なのか。ちょっと面白い記事があったので紹介するぞ!以下、現代ビジネスのネット記事からの抜粋だ。
桁外れの影響力…ローマ法王フランシスコが「国際政治」を動かす力
11月23日から26日にかけて、ローマ法王フランシスコが来日する。日本のマスメディアではその宗教的な側面が報じられることが多いが、実はローマ法王は、国際紛争の調停、人権問題への介入など大国を凌ぐほどの国際的影響力を持っている。
中略
貧民に寄り添い、北半球を痛烈に批判する第二次世界大戦後、冷戦の時代に共産主義陣営にあったポーランド出身の法王となったヨハネ=パウロ2世はアメリカのレーガン大統領と協力して冷戦終結に寄与した。
続くドイツ人のベネディクト16世がヨーロッパ連合の拡大を支えた後で生前退位を決断し、2013年にキリスト教の歴史始まって以来の南半球出身のリーダーとなるフランシスコが登場した。
選出される前に枢機卿としてバチカンの役職についていた歴代の教皇と違って、アルゼンチンのブエノスアイレスの大司教だった新教皇は枢機卿司祭という身分で徹底的に貧民に寄り添う司牧を故国で続けていた人だ。
初めてのイエズス会出身の教皇であり、初めて「フランシスコ」と名のった。13世紀初めに、身にまとうものをすべて捨てて、「ブラザー・サン、シスター・ムーン」で知られるすべての自然を同胞とする「托鉢」の修道生活に入ったアッシジの聖フランチェスコにちなむものだ。
その名の通り、フランシスコはバチカンに入ってからも質素な暮らしを守り、バチカンの根強い官僚機構の改革を図るとともに、世界の平和の絶対条件であるエコロジー問題に取り組んでいる。
その中で、地球の環境破壊をもたらしたのは新自由主義経済の飽くなき利益追求にあることを指摘し、北半球の「先進国」の軍産一体化した覇権主義にその責任があると批判した。北半球先進国の基盤となっているキリスト教の首長が堂々とそれを口にしたのだ。
20世紀以降のバチカンの財源は、イタリアに領土を割譲した時の収入を英米の金融機関に投資したものや、アメリカのカトリック系財閥による毎年の莫大な寄付金によるものが少なくない。その他、代々のイタリア貴族や巨大修道会との関係もあるのでキリスト教文化圏の先進国を批判することは「不都合」だ。その多くの「タブー」をフランシスコは打ち破りつつある。
この記事自体は「エコロジー」な観点を押したいようだが、もう少し抽象度を上げた視点で見てもらいたい。
フランシスコ教皇は、国際金融資本勢力に牛耳られたこの世界を何とか壊そうと考えているように見える。
先々代の教皇ヨハネ・パウロ2世も冷戦終結を主導したとのことから、国際金融資本勢力の戦争を起こすことによる富の収奪構造を破壊しようとしたのだろうか。
であれば、バチカン・ローマ教皇としては、かなり以前から国際金融資本勢力による戦争を生み出す構造について何とかしようと考えていた可能性がある。
なお、ヨハネ・パウロ2世は、1981年に天皇陛下と面会しに来日しているのだが、その後は金融デリバティブが拡大したほか、アメリカ単独覇権の時代となり9.11に始まるテロ戦争が作り出され、国際金融資本勢力の全盛期となった。
そうなると状況から推測し、清話会(=自民党の一部勢力)と結託し、天皇家の簿外資産を活用すべく来日した可能性も否定できないが、今となってはどっちを指向していなのかは分からない。
いずれにせよ、今回のフランシスコ教皇の来日の目的は、原田武夫氏の「これまでの歴史が終わる、ガラッと違う仕組みとなる」という分析から考えても、今後の金融崩壊による国際金融資本勢力が牛耳る世界を終わらせることの確認ではなかろうか。
フランシスコ教皇は、天皇陛下との面会以外にも、中国とは長年対立してきた司教任命権問題で一定の合意に達したほか、歴代教皇で初めてアラビア半島(イスラム教発祥の地)を訪問するなど、従来の対立構造について解決を図るなど、まるで来るべき多極化世界を主導しようとしてるかのような動きだ。
まあ、当然ながら、国際金融資本勢力も黙って崩壊を待っているわけではなく、バチカン内にも、未成年者への性的虐待問題などで教皇降ろしの動きがあるのも事実だ。
ということで、これからの流れを簡単にまとめる。
- アメリカ覇権の崩壊により、世界は多極化する。
- アメリカは、自国周辺にのみ影響力を持つちょっとした大国となるほか、ロシア・中国などが同レベルの大国としてアジア中東への影響力を拡大
- リーマンショックを越える規模の金融危機により、市場が崩壊する。
- 米国債や株式、デリバティブ(金融派生商品)などのペーパー資産は文字通りペーパーとなる。
- 通貨ドルも崩壊する。
ざっくり、こんな感じかと思う。
なお、原田武夫氏は日本もデフォルトするとのことを述べているが、ローマ教皇が天皇陛下に面会に来たことと無関係ではないだろう。
国際金融資本勢力は金融危機回避に向け、相当な粘りを見せているので、もしかして日本のデフォルトをきっかけに上記の金融危機が引き起こされるのかもしれない。
蛇足だが、アメリカのトランプ大統領の破天荒な行動も「多極化を図る」という観点から見ると、一定理に叶っている。
アメリカの事実上のQE再開や強引な利下げもトランプが強く求めた結果だ。明らかに金融危機のダメージの深刻化を狙っている。
アメリカ国内でのトランプ弾劾騒動なども、国際金融資本勢力によるトランプへの対抗策として見えることから、一筋縄では行かないかもしれないが。
この流れからすると日本は韓国や中国と連携するなど、アメリカからの自立を求められるべきだ。だが、そうしたくない勢力(=簿外資産を好き勝手したい勢力と同一か)は、韓国との仲違いを煽っている。
GSOMIAも、米軍に頼らずとも日韓が情報を入手するために必要な仕組みであって、実のところ米軍は必要としていないのだろう。ギリギリで破棄に至らなかったのは、アメリカ内の日韓を自立させたい勢力(=トランプ)からの強い要請があったことが伺える。
10年くらい前からアメリカからの自立を図っていたならば、日本は来るべき多極化世界の主役の一人になれたのかもしれない。
原田武夫氏は石破氏に目をつけているようだが、いずれにしても、簿外資産を牛耳り国際金融資本勢力と結びつきが強い清話会(安倍首相)からの政権交代は必要だ。
ただ、日本や韓国ではまだまだ国際金融資本勢力の力が強いようなので、ヘタなタイミングで政権交代しても失脚させられる危険性がある。
田中角栄も相当に権力基盤が強かった政治家だが、米中等距離外交を唱え中国との接近を図った矢先、ロッキード事件により失脚した。
アジア地域をまとめられる国になるための試験は北朝鮮問題の解決だと思うが、中国との連携は必要だと思うが、日本も来るべき世界で主導的立場になりたいものだな!その前に、デフォルトからの速やかな脱却が不可欠だが。
そうそう、原田武夫氏の言う通りだとすると、クリスマス頃にマーケットが崩壊しそうなので、今のうちに金(ゴールド)を買っておくといいかもしれないぞ!
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最後まで読んでくれてありがとう!