大洪水

中国の三峡ダム決壊で5億人が死亡する!?

大洪水

中国の三峡ダム(さんきょう)が決壊しそうというニュースが入ってきた。というか、既に一部決壊しているという話も・・・。

まず、三峡ダムとは何なのかを簡単に説明しよう。

三峡ダムとは、2009年に完成したばかりの中国・湖北省の長江中流域にある超大型のダムだ。

このダムは、長江の洪水の抑制を目的に建設されたものだが、ダムにより水がせき止められたことで長江の水位が上昇したことで、これまで三峡に多かった航行の難所が無くなった。

このため、1万トン級の大型船が重慶市まで遡上できるようになるなど、長江を活用した物流の円滑化が進み、重慶を中心に中国西部地域の開発が進むことが期待されている。

さらに、超巨大な三峡ダムの水力発電能力は、原発16基分となる2,250万kWと言うとんでもない規模のであり、中国の発電量の実に10%に相当する。

そのダムの大きさもケタ違いだ。

日本の黒部ダムの堤の長さが492メートルに対し、三峡ダムの堤は2.3キロとなる。また、流域面積は、黒部ダム188.5平方キロメートルに対し、三峡ダムは1,000,000平方キロメートルだ。

ダムの長さは570キロで、東京から大阪を超えて神戸辺りまで行けてしまう規模だ。

ただ、このダムについては古くは孫文が建設を構想したというものだが、戦争や経済的な面からだけでなく、建設反対論が相次いでいた。

ところが、1989年の天安門事件の後に、建設反対派の意見書の著者である戴晴が逮捕され、同書も発売禁止処分となった。これ以降、時の中国首相の李鵬を中心に建設賛成派が勢いを増した。

そして、1992年に開催された第7期全人代(中国の国会みたいなもの)で三峡ダムの建設が採択された。

だが、権力への異論が許されず、全会一致となるはずの全人代で、出席者2,633名中、賛成1,767、反対177、棄権664、無投票25という異例の結果となった。

このダムの建設は、胡錦濤元国家主席や李鵬元首相、温家宝元首相が推進していたものの、2006年5月20日に開催されたダムの完工式には誰一人として出席しなかった。大規模な国策事業であることを踏まえると、党最高指導部の欠席は異例中の異例だ。

ということで、その完成を手柄に出来ない、何か分からないがウラを感じてしまうのが「三峡ダム」なのだ。

その手柄に出来ない理由が、このダムの脆さ・崩壊の危険性にあるとしたらどうだろうか。実は、中国建築科学研究院の博士課程指導員の黄博士がダム下流民に対して「逃げろ」と警告を発しているのだ。

このダムについては、完成当初からその地質の脆さが指摘されていた。

以下はWikipediaからの抜粋だ。

三峡ダム区地質災害防止作業指導事務室チームが調査を行った結果、5,386カ所で地滑りやがけ崩れなどの問題が発生するおそれがあることが判明した。重慶市内の雲陽県涼水井地区では、2009年3月以降、川岸の430m、400万㎥にわたる土砂が崩落し、長江の主要航路に土砂が流れこむ恐れがあるとして厳重監視対象地域になっている。同地区に近い村では、地盤の変動で民家が徐々に引き裂かれながら移動するなどの被害も出ている。

Wikipedia 三峡ダムより抜粋)

おお・・・地盤変動で民家が引き裂かれながら移動て・・。朝起きたら、家が二つに割れてましたとか、寝てる間に地割れに落ちましたとか、地割れの幅を超えられなくて学校通えませんとか。

中国ならあり得る。

ちなみに、地質が脆いと、ダムに貯められた水の水圧によって、地滑り・がけ崩れが起こりやすくなるというぞ。

この三峡ダムの周辺は、実は地盤がもろく、本来であればダムを建設してはいけない土地柄だったということか。

ちなみに、Wikipediaでは「ダム決壊の危機」の項目がある。以下を見て欲しい。

ダム決壊の危機

2019年、中国国内のダム専門家がGoogle earthで2009年に撮影したダムの基礎部分の写真と2018年に撮影した写真を比較した際「2009年にはダムの基礎部分はまっすぐな直線になっているが、2018年には数ヶ所が湾曲している」と発表したことで、三峡ダムに決壊の危機が迫っているとする声が高まった[30]。中国当局はこの指摘に対して事実を否定している。

なお、万が一決壊した場合は上海市や武漢市などの下流域の大都市に大きな被害をもたらし、中国経済に大ダメージを与えるとともに、中国国内の電力供給がストップすることで大規模な停電を引き起こす可能性がある。

Wikipedia 三峡ダムより抜粋)

Google earthでダムの数か所が湾曲とあるが、これは、グーグルアースの衛星写真をつなげた際に発生する歪みで、他の写真でも道路が歪んで映っていることがあるなど、Google earth側の技術的な問題なで中国当局の言っていることを信じてあげて欲しい。

だが、そもそもダムに向かない脆い地盤に建設されており、その完成式典に国家主席はじめ幹部が誰も出席しないなどの異常性を忘れてはいけない。

という三峡ダムなのだが、ここ数日海外メディアを中心に決壊するのではないかと騒がれているのだが、その理由は、集中豪雨による大規模洪水だ。エポックタイムズの記事が詳しい。

別の報道によると、三峡ダムの上流では80年ぶりの大洪水により、続々とダムが決壊中で発電所ごと流されたものもあるようだ。地盤の脆い三峡ダムが耐えられるのか。

というか、すでに流されているダムがあるほどの大洪水って・・・中国センパイのとこの自然災害は規模が違うな。

で、気になるのが三峡ダムが崩壊すると、どんな被害が出るのかということだ。

一応、三峡ダムの下流は海まで1,800kmあり、コロナで有名になった武漢市から下流には南京市や上海市などの超巨大都市が並ぶ。

全決壊したらこれらの武漢や南京は当然のこと、長江河口の上海市まで死体とガレキの山になると言われており、すざましい人的被害含め中国が終わるレベルの被害となる。

さらに、ダムに貯水されている水は、重慶市など上流側の工業都市排水で汚染されているほか、ダムの底に堆積している土砂と合わせ、黄海の沿岸数百キロが土砂と瓦礫で埋まるといわれており、海も死ぬ。

何より、被害想定エリアは広大だ。

と、甚大な被害が予想されるわけだが、さすがの中国センパイも三峡ダムに対しては無力なようだ。

規模が大きすぎてどうしようもないし、避難誘導などすれば共産党の失政を認めることにもなる。

まあ、マスコミで騒がれているだけなら、決壊もしないかな~とも思うが、この件についてはツイッターの謎アカ(れううい)さんもツイートしているから油断ならない。

このツイートのほか、

日本だって、日用品、消えるだろう

とか、

真面目に中国、大丈夫か
金持ち逃げだしてるぞ

といったツイートが。

さらに、人的被害については、

中国、本当に心配だ
最悪、一瞬で5億人死ぬぞ

とのことだ。

5億人もの人的被害だ出れば、いかに中国といえど国家が崩壊する。

三峡ダム建設では、天安門事件を機に一気に建設へと傾いた。また、ダムの完成式典には党幹部は誰も出席しなかった。こうした経緯から、このダムは意図的な崩壊を前提に建設されたのではないか、という疑いがある。

しかも、わざわざツイッターの謎アカ(れううい)さんが、ツイートするくらいだからな。

天安門事件をきっかけとして、中国では親米派が政権を握り市場を国際的に開放し経済発展を遂げた。その系譜の最後が前国家主席の胡錦涛だった。なお、三峡ダムは胡錦涛が国家主席の時に完成した。

中国の経済発展により、ニクソンショックなどで崩壊しそうだった国際金融資本は復活した。

そして、今、アメリカ・トランプがおそらくは意図的に覇権を放棄しつつある中で、中国など非米諸国がその覇権の一部を引き継く形となっている。

中国やロシア、イランなど非米国家が覇権を継いでいくことに対して、忌々しく思っているハイレベル層がいるとしたら・・・三峡ダムを利用して、中国を崩壊させようとしていても不思議ではない。

パックス・ブリタニカからパックス・アメリカーナを経て、次はパックス・イルミナティカ?とするシナリオがあるのかもしれないからな。

謎アカ(れううい)さんの言うように「地震兵器」が実用化されているとすれば、ある程度気象をコントロールする気象兵器もあるかもしれない。

めちゃくちゃ陰謀論になってしまったが、問題は妄想とかではなく既に流されてる村とかがある事実だ。


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