太陽フレア

太陽活動の活発化と石川県の地震、そして東海地震からの富士山噴火

太陽フレア

5月5日に石川県能登半島で地震があったが、この地震は震源が浅く、2022年から珠洲市を中心に群発地震が続いているのは気になるところ。

これらの原因については、珠洲市の地下に存在する「流体(水)」であることが指摘されている。

原田武夫も危惧 近いのは富士山噴火か白頭山噴火か」も紹介したが、地震研究者の間で地殻内の流体と地震活動の関連性が指摘されており、京大防災研究所では、能登地方の地殻内の流体分布を調べて地下構造を解明するための研究を行っていることが報じられている。

この北陸中日新聞の記事では、地殻内の流体分布を調べるに当たって「地電流」を測定しており、その「地電流」は太陽活動の影響を受ける地磁気に伴って変化することが報じられている。

また、太陽活動と地震の関連については「地震の原因は太陽からの電磁波 地震兵器の理論は本当だった」では、太陽由来の電磁波による地震発生メカニズムを解明した論文が、イギリスの科学誌ネイチャーに掲載されていることを紹介した。

この論文によると、太陽からの電磁気により「逆圧電効果」が発生し、岩石が変形して圧力がかかることで地震が誘発されるとのことだ。

これらを踏まえると、太陽からの電磁気によって珠洲市の地下で一部地盤が破壊されて水が流れ込んできた・・との可能性が考えられ、今回の地震は太陽活動に影響を受けた可能性が考えられる。

と言うことで、能登半島地震数日前の太陽活動について、宇宙天気ニュースさんを確認してみると・・

20230505太陽活動

・・5月に入ってから、Mクラスのフレアが頻発しており、特に5月4日には、M4.2、M3.1、M7.2、M1.7、M2.2と、Mクラスのフレアが5回連続発生するなど、太陽活動が活発化していたことが分かる。

なお、Wikipedia 太陽フレアによると、太陽フレアの規模は、X線の強度による等級が一般的となっており、強い順に・・

X > M > C > B > A

・・となっており、Mクラスの太陽フレアは意外と大きなものだ。

Mクラスフレアは、地球への影響はほぼ無いと言われているものの、本来は年に数十回程度しか発生しないものであることを踏まえると、ここ最近の発生頻度は極めて高いと言ってもいいだろう。

なお、直近でもMクラスフレアは頻発しており、さらなる地震の発生が懸念されるところだが、今年の3月にロシア人地球物理学者で物理数学博士のアレクセイ・リュブシン氏はが日本の地震を警告している。

リュブシン博士は、日本国内に設置された78箇所の地震観測所で記録された地表の振動データに基づき、2023年3月~5月の間に、日本南部の沿岸部やロシアのクリル諸島(千島列島)、カムチャッカ半島での大型地震を警告している。

火山・地震の宝庫の千島列島やカムチャッカに加えて「日本南部の沿岸部」での地震による津波が東京を襲うとしているのは気になるところだが、同様の予言をしているのが、アメリカの著名な予言者のジョセフ・ティテル氏だ。

以下はジョセフ・ティテル氏の予言動画を和訳・要約してくれている、はろーふろーむロングビーチさんの動画。

15分58秒あたりから。

ジョセフ・ティテル氏は、「東京近辺での地震」か「政治的緊張や軍事的衝突」によって、日本の皆さんはもうすぐ大きく揺さぶられることになるとしており、

科学者のリュブシン博士と予言者のジョセフ・ティテル氏の両者が、東京近辺の地震を予測・予言している。

さて、関東での地震で最初に思い浮かぶのは、1923年に発生した大正関東大震災(相模トラフ)だが、これは200年周期と言われているので、時期的に100年早い。

次に考えられるのが、1894年に発生した明治東京地震と同レベル(マグニチュード7.3)の地震だが、この地震は・・

被害の中心は東京から横浜にかけての東京湾岸で、建物の全半壊 130棟(東京府 90棟、神奈川県 40棟)、死者 31人(東京市 24人、横浜市 4人、橘樹郡 3人)、負傷者157人。建物の被害は洋風建築の煉瓦建造物の被害が多く、煙突の損壊が目立った[4]事から、煙突地震の異名もある[5]

Wikipedia 明治東京地震より抜粋)

・・と、大きな被害も出ていない。現在の耐震基準なら、ほぼノーダメージだろう。

ただ、現在の東京都は人口1000万人を越える一極集中都市で産業集積も進んでいるし、東京湾周辺の埋立地が液状化現象して道路・鉄道網が寸断されることは予想される・・が、わざわざ予言するほどのものではなさそう。

となると、本命は、1944年と1946年にそれぞれ発生した東南海地震・南海地震でひずみが解消されなかった、南海トラフの東端(駿河トラフ)を震源とする東海地震(駿河湾地震)だろうか。

ただ、ジョセフ・ティテル氏が「日本のために祈りましょう」と言っている以上は、大災害のビジョンが見えている可能性が高いので、東海地震(駿河湾地震)単発ではなく、東南海・南海とも連動した南海トラフ巨大地震の可能性も見えてくる。

そういえば「5月11日大地震説!?過去の歴史、伊勢女さんの予言、ツイッターの話題」では、2020年5月11日の南海トラフ大地震が発生する説を紹介したが・・まさか今年!?

しかし安心して欲しい。

実は東海・東南海・南海地震のうち、南海地震の発生時期だけは2035年±5年と予測されているのだ。

その根拠は、高知県の室津港の水深は、南海地震で隆起して、その後はプレートが引きずり込まれるのに合わせて沈降する・・を繰り返しており、江戸時代から室津港の漁師たちによって、港の水深が測定され続けてきた。

その記録と南海地震による隆起の関係性が、プレジデントオンラインさんのサイトに掲載のこの図だ。

南海地震の周期

南海地震によって隆起したことで浅くなった室津港の水深は、どんどん深くなっていくのだが、限界点に達するとプレートが跳ね返る(=南海地震)。

その限界点に達するのが、2035年±5年となっているワケだ。

と言うことで、ここ最近の太陽活動によって誘発されるとしても、東海・東南海の2連動までで済む(全然安心じゃない)。

それはさておき、東海地震の恐ろしさは、これまでに何度か紹介した富士山噴火のスイッチになっている可能性が指摘されている点にある。

死都日本(石黒耀 著)

過去の東海地震(駿河湾地震)と富士山噴火の関係を見ていくと、富士山噴火は「東海地震(駿河湾地震)」によってスイッチオン・オフされており、奇数回目の東海地震で活動期入りして、偶数回目の東海地震で活動停止するとか。

例えば、1707年の宝永地震(東海・東南海・南海の3連動型)でスイッチオンして、地震から49日後に「宝永大噴火」した。

そして、1854年の安政東海地震(東海・東南海連動型)でスイッチオフしたと考えられる。

ただ、先に紹介したように、1944年・1946年の東南海・南海地震では、東海地震(駿河湾地震)は連動発生しなかったため、富士山噴火のスイッチはオフになりっぱなしで、「本気でビビった緊急地震速報 富士山噴火と首都直下が近いのか」等でも紹介したように、富士山は約300年分のパワーを貯め込むこととなった。

また、富士山噴火の被害想定については、新宿にも10㎝程度の火山灰降灰が想定されており、これによって・・

  • 細かなガラス質の火山灰は普通のマスクで防げないため、呼吸器への影響や目(角膜)への影響が危惧される。
  • 火山灰は僅かな風でも舞い上がって視界はゼロになるため、外に出ることすらままならなず、交通網は壊滅する。
  • 極めて細かい火山灰はコンピュータの内部に入り込むため、あらゆる機器が使えなくなる。
  • 水を含んだ火山灰による建物倒壊や、送電線ショートも想定され、電気・ガス・水道始めとしたライフラインは寸断される。

・・等、東京関東一体が陸の孤島化するなど、深刻な被害が出る可能性は以前にも紹介したとおりだ。

関連記事

昨年来何度目かの異臭騒ぎが、豊洲付近の東京臨海エリアで発生した。東京の臨海部で「異臭がする」通報続々、消防車20台出動…正午前に消えるhttps://t.co/Be1aY70Aav#社会— 読売新聞オンライン (@Yomiuri[…]

マグマ

さて、冒頭の太陽フレアの影響については、「太陽が極大期に向かう中で、総務省が太陽フレア被害を警告」で紹介したように、フレアに伴う大規模なCME(コロナ質量放出)による地球に莫大なエネルギーが降り注ぐことで、送電・通信網が世界的にダウンして電気・スマホ無しの生活を強いられることになる。

この点で前々から気になっていたのは、あのムーさんに掲載されていたこの記事。

(もう過ぎてしまったけど)今年の4月23日に、巨大な太陽嵐(太陽フレア?)によって地球全体が停電すると共に、水道などのライフラインもすべて機能停止してしまう・・というものだ。

なお、先に紹介したジョセフ・ティテル氏も、インターネットや携帯回線網がダウンしたり、大規模な停電の発生を警告している。

ジョセフ・ティテル氏は、ハッキングや発電所のサボタージュによって、携帯電話やインターネットがダウンしたり、アメリカを含むいくつかの国で長期間の停電が起こることを予言している。

また、この通信・銀行システムの停止によって・・

  • カードや電子マネーではなく「現金」が必要になる
  • 小規模銀行の破綻によって、預金が消失する
  • FTX事件のような仮想通貨の取引所が破綻が起こるため、仮想通貨から資金を引き揚げるベシ
  • ドルの崩壊が明らかになり、貴金属市場が高騰する。

・・と言ったことになるようだ。

ちなみにだが、大手仮想通貨取引所のBittrexが破綻したことが報じられている。

Bittrexは、コインベース等の後発の取引所にシェアを奪われてたことや、SEC(アメリカ証券取引委員会)から提訴されていたことによるって破綻したようだが、その負債は5~10億ドル程度と小さく(FTXは100億~500億規模)、仮想通貨市場への影響は限定的な模様だが・・予言は当たっている?

さて、以前にも紹介したが、あの原田武夫氏が、太陽からの高エネルギー中性子線が及ぼす影響について指摘したこの動画。

この動画の内容はこんな感じ。

  • (トンガでの噴火を例に)高エネルギー性中性子線(宇宙線)について考えなければいけない時に来ており、可視光線の両側(不可視領域)に意識を向けて行かなければいけない。
  • 太陽から降り注ぐエネルギーについて、我々には可視光線以外に知見が無い。
  • 高エネルギー中性子線は人体にも影響を与えており、こうした災害の発生と人が大きな事件を起こすタイミングは近いものがある。
  • また、このタイミングでアメリカの政治は動いていることから、アメリカの政治家たちは、この(高エネルギー中性子線が増幅する)タイミングを見ている。
  • 現状では、太陽フレアなど可視光線に頼った観測とならざるを得ず、エネルギーの動きの把握は難しい。
  • こうしたエネルギーの動きを把握するために発達したのが、占星術。
  • 高エネルギー中性子線など宇宙線のデータは驚くほど公開されていないが、例えば株のボラなどに影響するとなれば秘匿され独占されるのも当然だろう。

太陽活動は2025年にかけて極大期に向かっていくわけだが、太陽活動が活発化すれば、太陽からのエネルギーも増加するため、地震・噴火などの災害や、世界的な送電・通信インフラがダウンする可能性を念頭に置いておく必要はありそうだ。

しかし気になるのは、太陽エネルギーの増加と、アメリカの政治が動くタイミングが重なったり、株のボラティリティに影響が出る・・としている点だろうか。

このところ、世界的なドル離れが加速しており、ドル・米国債を中心とする金融システムの崩壊可能性が高まっていることを紹介してきた。

ウクライナ戦争の終結と中東戦争の開戦によって米ドルは崩壊する)(銀行の信用収縮でマネーサプライ急減、ドル崩壊後の準備が始まる)(アメリカが世界で仕掛ける戦争の目的はドルの崩壊?)(ケニア大統領が警告するドル暴落とペトロダラー崩壊)(元コインベースCTOが予測するハイパーインフレ=ドル崩壊

2025年に太陽が極大期に達するまでに、ドル崩壊が起こるのかもしれない。

ところで、4月にはディズニーランド周辺で異臭騒ぎがあった。

直近では千葉で震度5強の地震も。

と言うことで、地震・噴火には特に注意したい。

取り合えずあると安心なのが電源類だが、コスパの良いポータブル電源がこれ。

1000Wまでの家電を動かせるので、スマホの充電だけでなく、電子レンジや炊飯器、冷蔵庫なども問題なく稼働させることが出来るという優れモノだ。

ただ、冷蔵庫などを動かしていると長くは持たないが、ソーラーパネル充電器があれば、停電時でもポータブル電源への充電が可能となる。

まあ、ここまでの備えはいいわ・・という人でも、モバイルバッテリーは持っておいた方が良い。

信頼と実績のANKER製のものが良いだろう。

また、停電時の暗闇に備えてLEDランタンは用意しておきたい。AmazonでLEDランタンと検索して出てくる安いので大丈夫だが、安くて軽くて2コ入りのこれがオススメだ。

この他に、水や食糧なども確実の備蓄しておいて欲しい。

特に都心部で災害時に陸の孤島と化した場合、水や食糧は容易には手に入らないからな。


最後まで読んでくれてありがとう!