マグマ

関東地方で震度4!環太平洋火山帯で続く地震と噴火!

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連休明けとなる本日の明け方に、関東地方で最大震度4の地震があったとのこと。地震のせいで早く目が覚めたというツイートがいっぱいあったが、これなんか参考になる。


年明けからアメリカとイランの動向や金相場など色々と動きがあったが、自然界もかなり荒ぶっているようだな。

そういえば、昨年末にニュージーランドのホワイト島で突如火山が噴火し、多くの観光客が巻き込まれて死亡したのを覚えているだろうか?

最終的には20名以上が犠牲になったようだ。行方不明の人は見つかったのだろうか?

NZ火山噴火、死者19人に

【AFP時事】ニュージーランド北部ホワイト島で9日に起きた火山噴火の犠牲者が19人に達した。オークランドで入院していた患者が22日夜、死去した。警察が23日、公表した。ただ、この19人には、遺体がまだ発見されていない2人が含まれている。

以下略

実はこの辺りで地震や火山噴火があると、一定の期間(数ヶ月)を経て日本でも地震や火山噴火が起こると言われている。

民間の地震研究者の間では、環太平洋火山帯(リング・オブ・ファイア)上を時計回りに大地震が連鎖すると言われており、これを「バヌアツの法則」や「ニュージーランドの法則」などと呼ばれている。

例えば、
2011年2月22日:ニュージーランド M6.1
2011年3月11日:東日本大震災 M9.1

2016年2月14日:ニュージーランド M5.8
2016年4月14日:熊本地震 M7.2

だが、ニュージーランドで地震があっても日本では何もないことも多く、特にメカニズムが解明されているわけでないため、今はまだ単なる経験則の域を出ない。

地球の地下深くで、プレートなどが影響し合っていることは島前考えられるので、一刻も早く研究が進むことを祈るしかない。

だが、ここ数日、経験則とだけも言ってられない状況なのをご存知だろうか?

環太平洋火山帯は近年活動期に入ったとも言われており、日本を含め東南アジアやオセアニア、南北アメリカ大陸周辺含めた広大な地域で地震や火山活動が活発に起こる可能性が高まっているようだ。

そして、新年に入ってからはかなりペースアップしているぞ。

まず、1月2日に霧島連山・新燃岳の噴火警戒レベルが2に引き上げられた。

昨年12月20日にレベル1に引き下げたばかりなのに、2日夕方から火山性地震が増加(震源は火口直下)しており噴火発生のおそれアリと言うことで、レベル2に引き上げられたようだ。

ちなみに、新燃岳は2018年4月に比較的規模の大きな噴火をした山だ。

異変は海外でも。

プエルトリコで相次ぐ地震、知事が非常事態を宣言

1月7日未明、カリブ海に浮かぶ米自治領プエルトリコで、マグニチュード(M)6.4の地震が発生した。プエルトリコでは1週間以上前から地震が頻発していたが、今回の地震はそのなかで最も規模が大きく、今後も余震が続くと予想される。(参考記事:「フランスで奇妙な地震が発生、科学者ら首ひねる」

プエルトリコの南西沖では、6日にもM5.8の地震が発生したばかりだ。2019年12月28日以降、一帯ではM2以上の地震が400回以上も起きている。米地質調査所(USGS)によれば、多くの地震は比較的震源が浅く、住民たちはおそらく数十回の地震を感知しているという。

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プエルトリコでは、昨年末辺りから連続して地震が起こるようになり、1か月足らずで既に1000回近いの揺れを観測しているとのことだ。 ハリケーンでも大きな被害が出ているところだが、地震の被害が大きくならないことを祈るばかりだ。

1月7日には、インドネシア西部でマグニチュード6.2の地震が発生した。

1月10日には、メキシコにある「ポポカテペトル火山」で激しい噴火が発生!噴煙は3000メートルに達したとのことだ。以下はAFPから。

ポポカテペトル山で激しい噴煙、高度3000メートルに メキシコ首都近郊

【1月10日 AFP】メキシコの首都メキシコ市近郊の活火山ポポカテペトル(Popocatepetl)山で9日、火山灰と溶岩を伴う激しい噴煙が確認された。噴煙は高度3000メートルに達したが、当局は警戒レベルを維持している。

中略

先住民の言語ナワトル(Nahuatl)語で「煙の山」を意味するポポカテペトル山は、1000年余り大規模な噴火を起こしていないが、過去26年にわたって活動を活発化させている。半径100キロ圏内に約2500万人が生活しているため、世界でも特に危険な火山と見なされている。(c)AFP

1000年の時を経て再び活動が活発化しているだと・・・?日本の富士山もかつては休火山と言われていたが、最近では周辺の湖の水位が下がったり、予断を許さない状況だ。

1月11日には、鹿児島県の口永良部島(新岳)で噴火が発生した。噴煙は2000メートル超とのことだ。口永良部島では、過去何百年に渡り繰り返し火山噴火の記録がある。なお、新岳は2014年に34年ぶりに噴火しており、2015年の噴火では噴煙が9000メートルで火砕流も発生した。

1月12日には、フィリピン・マニラ近郊にあるタール火山が大噴火だ。噴煙は何と15000メートル! 以下はCNNから。

マニラ近郊のタール火山噴火 住民に避難指示、空の便にも影響

(CNN) フィリピンの首都マニラ近郊で12日午後に火山が噴火し、当局が近隣住民らに避難を指示した。

噴火したのはルソン島にあるタール火山で、マニラの南方約60キロに位置している。

3つの町に避難指示が出され、マニラ国際空港の発着便は全て運航が停止された。

フィリピン火山地震研究所によると、タール火山の活動は急速に活発化した。噴煙は火口から10~14キロの高さに達し、マニラ北東のケソン市にも火山灰が降った。

同研究所は数時間から数日のうちにもさらに爆発的噴火が起きる恐れがあるとして、警戒レベルを引き上げた。

国営フィリピン通信は、小規模な地震も発生していると伝えた。

ちなみに、今回のタール火山の噴火は43年ぶりとのこと。タール火山自体、フィリピンでは2番目に活発な火山で、記録に残るだけでも34回の噴火歴があるとのことだ。

世界はかなりが荒ぶっているようだ。

愛知県在住のおじさんにとっては、南海トラフが心配だ。

ところで、日本ではどの程度地震予知が進んでいるのだろうか。アテになるのだろうか。以下は気象庁のウェブサイトからだ。

地震の予知はできますか?
○月×日に□□地方で大きな地震があると聞きましたが、どうでしょうか?

地震を予知するということは、地震の起こる時、場所、大きさの三つの要素を精度よく限定して予測することです。例えば「(時)一年以内に、(場所)日本の内陸部で、(大きさ)マグニチュード5の地震が起こる」というようなあいまいな予測や、毎日起きているマグニチュード4程度以下の小さな地震を予測するような場合はたいてい当たりますが、それに情報としての価値はあまりないと考えます。少なくとも「(時)一週間以内に、(場所)東京直下で、(大きさ)マグニチュード6~7の地震が発生する」というように限定されている必要がありますが、現在の科学的知見からは、そのような確度の高い地震の予測は難しいと考えられています。

以上により、一般に、日時と場所を特定した地震を予知する情報はデマと考えられます。お聞きになった情報で心配される必要はありませんが、日本は地震国であり、地震が起こらない場所はないと言っても過言ではありません。日ごろから地震に対する備えをお願いいたします。

今の科学技術では「いつ起こるかは分かりません」ということだ。なおのこと、日ごろの備えが重要ということだな。

だが、独自に日本各地の地表の動きを観測して地震予知に役立てようと研究しているのが、村井俊治東大名誉教授だ。

村井教授は、全国1300か所に設置された国土地理院の電子基準点のGPSデータについて、地表が水平・垂直方向にどの程度動いたかを基に地震発生を予測し、メルマガで公表している。

その村井教授が、警鐘を鳴らしているぞ。

測量学の権威が警鐘 「東日本大震災の直前と同じ兆候出現」

測量学の世界的権威で「MEGA地震予測」を主宰する村井俊治・東大名誉教授は、現在の日本列島の地表の動きには「東日本大震災の直前と同じ兆候が出ている」という。

「11月中旬、東日本大震災の約2か月前と同じ兆候が現われました。震災以降初めての出来事で、2020年は東日本大震災と同規模の地震が起こる可能性があると危惧しています」

(本文は長いので一部抜粋)

東日本や南海トラフ以外にも、過去には関東や北海道でも大きな地震が発生している。

特に、人口密集地域となっている首都直下型地震が発生した際には、極度の物資不足も予想されるので日ごろの備えは極めて重要だ。

ネットを見ていると、東日本大震災を経験した人の声がよく書き込まれている。

食料やトイレといった問題も重大だが、やはり携帯電話やスマホ充電用のモバイルバッテリーを備えておいてよかった、という声が多い。

世界的に火山噴火や地震が多発する中で、常に備えを怠らないようにして欲しい。

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もちろん、ふるさと納税でも防災グッズを取り扱っている自治体は多い。おじさんは「ふるなび」というサイトをよく使っているが、「防災」で検索してみるといいぞ。

防災用備蓄トイレなんかも出てくる。


最後まで読んでくれてありがとう!