歌舞伎役者の市川海老蔵さんが、先日(2月13日)に発生した福島県沖地震を予言していたと話題になっている。
地震発生日の海老蔵さんのツイートがこれ。
なんとなくだけど、
地震きて欲しくないなーと
ふと思う、— 海老蔵 (@EBIZO_DES) February 13, 2021
ツイート時間は、午後1時44分になっている。福島県沖地震の発生が23時過ぎなので、発生10時間ほど前に予告ともとれるツイートをしていたことになる。
ご本人も当てたことをご自覚している様子。地震発生直後のツイートがこれ。
やっぱりきた、、
— 海老蔵 (@EBIZO_DES) February 13, 2021
犬や猫などの動物は、地震や噴火が起こる前に何らかの異変を感じ取って、普段と違う挙動や避難行動を取ると言う。実は、人間も何らかの異変を無意識が感知しており、それを意識にあげることが出来た人が「予知した」となるのかもしれない。
海老蔵さんがそうなのかは分からないが。
本人は「たまたま」としている。
あと昨日のツイートは
たまたまですから、
あんまり信じないでね、— 海老蔵 (@EBIZO_DES) February 14, 2021
しかし、どうやら「たまたま」では無かったようだ。ううむ、彼は歌舞伎だけじゃなかったのか!?
これは海老蔵さんの動画。タイトルは「【地震】”予言”と話題になっているのでお話させてください。」となっている。
この動画では、まず、2月13日の予言ツイートをした時の状況について話している。
当日は、いつもの運転手ではなくカメラマンさんが運転をしていた。また、海老蔵さんも調子が悪くて凄く眠かったとか。そんなときに、カメラマンさんが道を間違えて渋滞にハマった。
あの噂の予言ツイートは、その時に無意識的にしたものだったようで、「地震が来そうな気がしてたから、地震来ないといいなーって何となくつぶやいた」とのことだ。
だが、この動画はそれだけでは終わらない。
何と、海老蔵さんは次なる災害についても「感じている」とのこと。概要は以下のとおり。
- 海老蔵さんは、災害などの危険を事前に「感じる」ことが出来る人
- 去年の4月か5月頃からもうちょっと凄いのを感じ取っているが、言わない方が良いと思っている。
- 今年は、もうちょっと色々あるような気がしている。
- それは去年から感じており、その時期には仕事もキャンセルして休もうと思っている。
- ピンポイントで気になる日がある。日は言えないが、5月。
- 5月の前後1ヶ月間は色々あると思う。具体的に何が起こるかも分かっている。
- カバンの中に水やモバイルバッテリーを入れておくなど、備えをしっかりと。
今のところ、いつ何が起こるかということは「言わない方が良い」と感じているようだ。具体的な日付や何が起こるかなどは、いずれ海老蔵さんの口から語られるかもしれない。
ただ、水やモバイルバッテリーなどの備えを推奨していることから、何らかの災害が起こると感じているのは間違いなさそう。しかも、海老蔵さんの居る場所は東京。つまり、東京近辺で5月に災害が起こると推測される。
そうなると、災害というのは「首都直下地震(関東大地震)」か「富士山噴火」と考えられるな。
このうち、「富士山噴火」については、先日のブログ記事でも紹介したとおり、漫画家のたつき諒さんが今年8月に噴火する旨の警告を発している。
2月11日に災害が起こるとの予言があったが、紹介する間もなく2月11日が終わってしまった。まあ、起こるとは思っていなかったんだが。それよりも、気になる災害が起こっているので紹介したい。【海外地震】日本時間の2月10日(水[…]
なお、たつき諒さんは、1995年の阪神淡路大地震や2011年の東日本大震災はじめ、数々の予言を的中させた実績を持つ。ということで、「富士山噴火」は今年の8月で決まりだろう。
となると、海老蔵さんの「5月の災害」は首都直下地震(関東大地震)なのか。
ちなみに、平安時代に富士山噴火に端を発した連続災害が発生した。
- 864年~866年 貞観大噴火(現代の富士山噴火)
- 868年 播磨国地震(現代の阪神・淡路大地震)
- 869年 貞観地震(現代の東日本大震災)
- 878年 相模・武蔵地震(現代の関東大地震)
- 880年 出雲地震(現代の鳥取地震)
- 887年 仁和地震(現代の東海・東南海・南海連動型の南海トラフ巨大地震)
- 915年 十和田火山大爆発(東北が全滅)
- 946年 北朝鮮の白頭山大噴火(朝鮮半島全滅)
何なんや、この100年は・・。災害の当たり年だな。
さて、この中で、869年に貞観地震(東日本大震災)が発生した9年後に、相模・武蔵地震(関東大震災)が発生したことに注目だ。
貞観地震とは今で言う「東日本大震災」に相当し、相模・武蔵地震は「関東大震災」に相当する地震だ。
平安時代に、東日本大震災と関東大震災が連続して起こったワケだが、歴史を振り返ると、何度か東北・関東で地震が連続発生していることが確認できる。
明治以降で見ると、東日本大震災に相当する「明治三陸地震(1896年)」や「昭和三陸地震(1933年)」と近い時期に、「明治東京地震(1894年)」「関東大震災(1923年)」が起こっているのだ(順番は前後するが)。
2011年の東日本大震災から今年で10年。そろそろ関東での地震に警戒が必要か。
さらに、以前から何度か紹介しているとおり、昨年神奈川県三浦半島の異臭騒ぎや、九十九里浜のハマグリ打ち上げ、そして、平将門公の首塚の改修工事。
特に、神奈川県の異臭騒ぎの原因は、地下の岩盤由来のガスという可能性も指摘されている。
地震を専門に研究してたので、あくまで1つの考察だけど
ここ最近起こってる横浜、横須賀の比較的広範囲な濃い異臭の原因はおそらく地盤(花こう岩)同士による摩擦、および破断の際に出てくるガスが原因だと思う…
阪神淡路大震災の前も同じ現象があったので大きな地震の前触れじゃなければいいが…😑 pic.twitter.com/gkjikPrmwk
— 大ちゃん@BRZ (@BRZ_ZC6_Subaru) October 3, 2020
異臭の原因が、地下の岩盤が摩擦や圧迫、破断する際にでるガスだとすれば、地下で何らかの異変が起こっているサインと言える。
やはり、首都直下地震(関東大地震)は近い。
ただ、首都直下地震(関東大地震)が壊滅的な被害をもたらすかと言うと、それは未知数だ。
先に紹介した「明治東京地震」は、東京湾北部を震源とする首都直下地震で、最大震度6(マグニチュード7)だったが、死者は31名、建物の全半壊も130棟と被害は驚くほど軽微だ。大正時代の関東大震災では、主に火災によって10万人を超える犠牲者が出たのとは対照的だ。
首都直下で起こる地震は、南関東の地下構造が複雑なこともあって、数十年周期のマグニチュード7クラスの地震から100年単位のマグニチュード8クラスのものまで発生しており、次の首都直下地震の規模が大きいか小さいかは分からない。
だが、先に紹介したたつき諒さんは、被害の大きかった「阪神淡路大震災」や「東日本大震災」をキッチリ予言していた。海老蔵さんが感じている5月の災害が「首都直下地震(関東大地震)」だとして、その被害が大きいなら、たつき諒さんがキッチリ予言しているハズだ。
つまり、首都直下地震も明治東京地震程度の被害に留まる可能性もある。
それはそれで一安心だが、じゃあオリンピックをやれるかと言うとそれは難しいだろうな。
100年の間に、東京では埋め立てが進みまくっている。
今昔マップというサイトで確認できるが、比較するとこんな感じだ。
現代の東京湾はやたらとカクカクしているのが分かる。埋立だ。オリンピック選手村も、東京湾に面した埋立地(晴海)に建設されている。
東日本大震災のときには、ディズニーランドのある千葉県浦安市で大規模な液状化被害が発生し、水道が復旧するまでに1ヶ月かかった。
晴海や豊洲と言った湾岸エリアの多くは埋立地なのに加え、広範囲に渡って高層ビルが密集している。首都直下地震(関東大地震)にでは、浦安以上の被害が発生する可能性は高い。
さらに、明治時代の東京の人口はわずか90万人程度。現代は1000万人を超える。大勢の被災者が出た場合、水や食料の供給が心配だ。
人的被害が少なくても、選手村や周辺道路も液状化で壊滅状態だし、そんな状況でオリンピックどころではない。
以前に紹介した、謎のツイッターアカウントのれうういさんもそのような警告を発していた(最近は仮想通貨投資家として、Pumpしそうなコインを教えてくれている)。
こんなツイートがあった。
まとめていうと
東京オリンピックは
中止になります現在のコロナもそうですが
東京オリンピックまでに
大きな地震が関東で発生し
東京でも被害がでます。その後、暫くして富士山が噴火します。
※どちらにしろ東京で悪いことが起きます。
11日、46分はご注意してください。
れうういさんのツイートは、東京での地震を理由に、東京オリンピックは中止になり、その後、富士山が噴火する・・というものだ。
東京オリンピックについては、昨年秋にIOC(国際オリンピック委員会)が欧州を襲うコロナを理由に中止を決め、自民党や電通などには通知されているが、政府は公表を遅らせている・・との話をブログ記事で紹介した。
来年7月の開催を予定している東京オリンピックに関して、IOCが中止を決定したという情報が出てきた。元博報堂の本間龍氏がYouTube動画の中で語った。https://youtu.be/thtzBZ04Bw8一月万冊さんと本間[…]
この話が本当なら、政府は中止を公表するタイミングを探っているのだろう。IOCに一方的にオリンピック中止にされた・・と公表したら、政府への批判も高まる。だが、東京大地震が理由なら、政府にとっても好都合だろうな。
昨年の5月11日に南海トラフ巨大地震が起こる予言があったが、もしかして一年ズレて首都直下地震(関東大地震)が起こるんだろうか。
いずれにせよ、今からちょっとずつ災害対策をするなど、備えるに越したことはない。外れたら外れたで、それはラッキーということで!
水は、ペットボトルをケース買いし、食料はカロリーメイトなどをストックしておくといいかも。
カップ麵を作りたい場合は、湯沸かしアイテムが必要だ。カセットコンロもいいけど、登山・キャンプ用のバーナーだと場所を取らない。
おじさんが登山・キャンプ用に使っている「ジェットボイル」は、素早くお湯を沸かせる。
ジェットボイルは、脅威の熱効率によって少ない燃料でお湯を沸かせる。おじさんは、マイクロモというのを使っているが、とろ火調理も出来るし小型でジャマにならずオススメだ。
また、災害時は「お口の健康」に要注意だ。免疫が低下した状況下で口腔環境が悪化すれば、肺炎その他病気の原因になりかねない。いつも以上のケアが必要な状況だ。
ライオンのシステマ歯間ブラシ、サイズはSSSがオススメだ。
デンタルフロスは、クリニカのY字フロスだ。
マウスウォッシュは正直好みだが、システマのノンアルコールタイプはクセが無くてオススメだ。
次にモバイルバッテリーやラジオ、ライトの類も忘れずに。
さらに余裕があれば、ポタ電充電用のソーラーパネルも。充電スピードの観点から80W~100Wクラスのパネルが必要だ。
ポタ電とソーラーパネルはそこそこのお値段するので、余裕があれば。
最低限、この辺りのアイテムを一通り揃えれば、電源や灯り、情報の確保が出来るのでオススメだ。もちろん、水や食料も一定量は準備しておいてくれ。
最後まで読んでくれてありがとう!