中日ドラゴンズの選手が、ワクチン接種後に意識不明の重篤状態になっているとか。
中日ドラゴンズの木下雄介(27)投手が、現在、予断を許さない状況であることが週刊新潮の取材で分かった。7月半ばに倒れ、長く病床に伏しているという。若きアスリートの身に、一体、何が起こったのか――。 #週刊新潮 #木下雄介https://t.co/2vc6CHS1A6
— 週刊新潮 (@shukan_shincho) July 28, 2021
ワクチンとの因果関係がはっきりしないと言うものの、それまでは健康で、普通にプロとしての練習が出来ていたことを踏まえると、他に原因は考えにくいのも事実だ。
ちなみに、シンガポールでは、接種後に激しい運動をする場合は、5日間は期間をあけるとされていた指針が、一週間に延長された。
ワクチン接種後の激しい運動、控える期間を延長-シンガポール新指針 https://t.co/36TJmcVMUn
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) July 6, 2021
ワクチン接種後の激しい運動により、若い男性を中心に心不全に陥る事例など、心臓に問題が出るケースが数件確認されたことが理由とか。
中日・木下投手の場合は、心臓と脳の両方に影響が出ていることから、前々から言われていた「ワクチン由来の血栓」などが疑わしいのだろうか。
ただ、政府のルールではワクチン接種の翌日程度までに発生した症状を「副反応」と見なしていることや、重篤な症状は「副反応」とは認めてくれないことを踏まえると、木下投手のケースでは「副反応」と認めてくれないだろう。もちろん補償も無い。ちょっと信じがたいが。
まあ、死亡事例はじめ重篤症状を、国が公式に「副反応」と認めてしまうと、ファイザーから訴えられ「副反応と認めるに足る証拠」開示を求められるだろう。
国は、ワクチンに含まれる薬剤の影響など含め、ワクチン接種により死亡・重篤に至ったプロセスを学術的に証明する必要があるが、それは事実上不可能だ。なので、国としては「腕が痛い」「熱が出た」辺りを「副反応疑い」とする程度が限界だろう。
コロナ(COVID-19)は、マクロ視点で「さざなみ」なのに、「自分の肉親が死んでも同じことが言えるのか」というミクロ視点の意見が多数を占めた結果、過度に恐怖が煽られた。一方で、ワクチンには不明な点が多いことや個々の事例は無視され、やたら安全やメリットが煽られている。
週刊新潮の記事内の専門家さんが言う、若年層が感染・重症化するリスクとワクチン接種により重篤となるリスク、どちらが大きいのか。これまでの感染状況からは、ワクチン接種の方がハイリスクと見るのが正常だと思うが・・。
そもそも、専門家の「それでもワクチンを怖がらないで」とは、「製薬会社が大丈夫と言っている」のが最大の根拠で、これまで欧米製薬大手がやってきたことを踏まえると、何も信用できるものでは無い。
さて、こんなワクチンだが、mRNAの情報を元に細胞内のリボソームで作り出される「スパイクタンパク」が長期間残っていることが確認されたとか。
Robert Malone has said you need to measure duration, distribution, and amount for the spike protein. FDA never did this; one of our researchers did. They found spike protein is still circulating 5 months from vaccination in 100% of patients tested (6 people; random pick). pic.twitter.com/RdL75ZqjId
— Vaccine Truth (@VaccineTruth2) July 26, 2021
このツイートにあるロバート・マローン博士とは、1980年代にmRNAの基礎技術を発見した人だ。このマローン博士のとこの研究員さんが、ワクチン接種から5ヶ月ほど経過した人6名を調べたところ、接種後2週間程度で消えるとされているスパイクタンパクが確認されたというもの。
この投稿の真偽は確認できなかったが、Dr.苫米地氏が同じリスクを懸念していたので、今回取り上げたもの。
このブログで何度か紹介しているDr.苫米地氏のこの動画。
https://nico.ms/sm38852374?ref=other_cap_off
ワクチンが効く仕組みについてまとめると
- mRNAの技術自体は以前からあるもの。
- コロナウイルスがヒトの細胞に侵入する方法(ウイルスの突起(スパイク)がヒトのACE-2酵素受容体を経由)を利用するワクチン
- ワクチンは、スパイク部分のみの遺伝子情報(mRNA)を、脂質でコーティングして細胞内に入る用にしている。
- ヒトの細胞内のリボソームという機関で、mRNAの遺伝情報を読み取ってタンパク質へと変換され、ウイルスの突起(スパイクタンパク)だけが作られていく。作られるのは突起部分だけなので無害。
- その突起が細胞の外に出るように作られており、その突起がヒトの免疫細胞に認識されて抗体が作られたり、スパイクタンパクの断片が抗原提示細胞に取り込まれる。
- 本物のウイルスが侵入した時に、抗体がウイルスの突起(スパイク)に結びつくので、ヒトの細胞内への侵入を防いだり、感染した細胞への速やかな排除が行われる。
つまり、新型コロナワクチンは、ヒトの体内でスパイクタンパクというコロナウイルスの一部(一部だけなので病原性は無し)を作り出すことでコロナの免疫を得るものだ。
で、このスパイクタンパクは2週間程度で消えるとのことだが、これが長期間残っているというのが今回の問題だ。
この件について、同じ動画で、Dr.苫米地氏がワクチンリスクとして説明している。
- mRNAにより自己細胞内で作られたウイルスタンパクは、通常なら免疫に除去されるが、自己由来のものなので除去されない可能性がある。
- この後にコロナ感染した場合、免疫がこのウイルスタンパクを持つ細胞を一斉に攻撃し、致死性のダメージとなることも(ADE)。
このように、スパイクタンパクが体内に残った状態で新型コロナに感染することで、ADEを引き起こすリスクについては、かねてからDr.苫米地氏が警鐘を鳴らしていたことだが、一方で陰謀論扱いされてきたものだった。
ただ、実際にスパイクタンパクが残っているとなると、体内の免疫に除去されない「免疫寛容」が起こっている可能性が高く、Dr.苫米地氏の懸念が的中していたことになる。
なお、スパイクタンパクは、ワクチン接種時に作られる「感染増強抗体」のターゲットでもある。
詳細は以下の過去記事を。
(新型コロナワクチンの有効性が低下?先行指標は接種が進むイスラエルとシンガポール)(ワクチン免疫は長続きしない イスラエルでワクチン2回接種者の重症化事例が増加)
これまでのコロナワクチン開発(ネココロナやSARS)では、ADE懸念の壁を破れず、認可を得られるものではなかった。
では、今回の新型コロナワクチンはどうかというと、以前から紹介している阪大チームの研究の中で、
感染増強抗体の認識部位は現行のワクチン抗原にも含まれている。従って、感染増強抗体の産生を誘導しないワクチン抗原を開発することが望ましい。本研究で明らかになった感染増強抗体の認識部位を改変することで、感染増強抗体の産生を誘導しないワクチン開発が可能になると期待される。
とあることから、ADE問題は解決されていないまま世に出てしまったようだ。
元ファイザー副社長のマイケル・イェードン氏は「ワクチン接種者の寿命は長くて3年」と言ってるとかなんとか。
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やはりワクチンで危惧するべきはADE(抗体依存性免疫増強)か。
この辺りの課題が何もクリアされていないにも関わらず、早くもワクチン効果の低下を示す調査結果が。
感染者の4分の3がワクチン接種者、米当局が分析結果https://t.co/a5wtMjBtZH
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) July 30, 2021
米CDCが、米国内で発生したクラスター分析をした結果だ。
その結果、
- 感染者469人のうち346人(74%)はワクチン接種済み
- ワクチン接種済みの感染者からは、未接種の人と同レベルのウイルス量を確認
- 入院患者5人のうち4人はワクチン接種済み(死者は0人)
と言うことだそうだ。なお、同じネタを扱った毎日新聞の記事では、感染の9割はデルタ株だったとか。
特に、2回目接種者から、未接種の人と同レベルでウイルス量を確認している辺り、ワクチン接種後の二次感染リスクも否定できない。
また、入院患者(=重症)5名のうち4名がワクチン接種者というところも・・何だかなあという感じ。
以前の「新型コロナワクチンの有効性が低下?先行指標は接種が進むイスラエルとシンガポール」で紹介したように、ワクチン接種で先行するイスラエルでも、重症患者の6割はワクチン接種済だ。
ワクチン効果とは何か。リスクとメリットが中々釣り合わなくなってきているような気がしてならない。
・・何か反ワクチンみたいになってしまったが、mRNA技術自体は一部ガン治療などへの応用も始まっている非常に優れたものだし、今の懸念が払拭されるといいと思っている。
最後まで読んでくれてありがとう!