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ファイザーCEO、ワクチンを打っていなかったことが判明

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ファイザーのアルバート・ブーラCEOがインタビューされた際に、ワクチン接種していなかったことを認めた動画が話題になっている。

ワクチン接種について、「自分は59才で健康体だし、そういう人にはワクチン接種は推奨されない」とか。

インタビュアーから「アナタ打ってないよね?」と問われて、ワクチン接種を嫌がるような素振りで、59歳健康体だから・・と言い訳しているように見える。

打ったかどうかなんて誰にも分からないんだから、適当に「打ったっよ」て言えばいいと思うが・・。

なお、ファイザーのブーラCEOには、前々からワクチン接種してない説はあったものの、ブーラCEOは3月に接種したことをツイートしていた。

また、ファクトチェックサイトでは、「ファイザーCEOは2021年3月に完全にワクチン接種したから、打ってない情報はデマ」と断言していた。

Fact Check- Pfizer CEO received his second dose of the COVID-19 vaccine on March 2021

ファクトチェッカーの方が騙されていた・・・?ブーラCEOがイスラエル旅行するに当たり、入国に抗体検査が必要なので旅行をキャンセルしたとの話も本当なのだろうか。

いずれにせよ、「ファイザー社のCEOがワクチン打たない(打ちたくない)」という事実から、ワクチンに何らかの懸念があることを知ってるんじゃないかとの疑念が大きくなる。

さて、そんなコロナワクチンについて、先日、Forbes JAPANからとても面白い記事が出てきたので紹介したい。

この記事は、東京理科大学の村上名誉教授が寄稿したものだが、気になるのはこの記事の本題部分ではなく、さらっと書いてある内容だ。

まず現行のmRNAワクチンについて書かれているこの部分。

同一の抗原で繰り返し免疫化を行った場合、5回目から死亡する例が激増。7~8回繰り返すと半分近くが死亡するという動物での研究結果もある。

こんな研究あったんかいな。

ただ、引用論文の明示がなく元論文に当たれないが、「研究結果もある」という表現からは、数ある研究の中で「そのような結果になった研究もあった」ともとれる。

この原因として、これまでに散々紹介していたADE(抗体依存性感染増強)ではなく、mRNAによって体内で作られる「スパイクタンパク」そのものによる悪影響が原因なんじゃないかと考えられる。

村上名誉教授が、このForbes JAPANの記事中で

新型コロナワクチンで抗原として用いているスパイクタンパク質そのものが「毒素」であるという論文が既に発表されています。

と述べているように、実はmRNAによって体内で作られる「スパイクタンパク」が、血管細胞に及ぼす悪影響は無視できないっぽいのだ。

実は、ポリオワクチン開発で知られるジョナス・ソーク氏が設立したソーク研究所が、スパイクタンパクが血管障害を引き起こしているとする研究結果を発表している。

ソーク研究所によると、スパイクタンパクだけでも血管の細胞に充分なダメージを与えることが明らかになったとしている。

ネット上でも、ワクチン接種後に血栓など血管へのダメージに起因するような(認められないけど)副反応報告が散見される。

こんなワクチンを繰り返し接種していれば、5回目接種以降は死に至るケースが急増しても仕方ないか。

このForbes JAPANの記事はかなりの反響を呼んだようで、追加記事が出ている(寄稿したのは村上名誉教授)。

村上名誉教授はこの追加記事の中で、人間に接種する場合は5~6ヶ月は期間を開けるので、動物実験ほどリスクは高くないとしている。

ただ、「接種を忌避するなと言われてもやっぱりコワいワクチン・・そしてADE(抗体依存性免疫増強)」で紹介したように、マローン博士によると、接種後2週間程度で消えるとされているスパイクタンパクがワクチン接種から5ヶ月ほど経過した人からも確認されたとのこと。

これだけの期間残っているとなると、ワクチン接種する度に体内のスパイクタンパクは増え続けることになりそうな感じだが・・。

なお、先のソーク研究所の研究では、ワクチンによって作られた抗体は、ウイルス以外にもスパイクタンパクによる悪影響を一定抑制するとのこと。しかし、抗体は半年と持たずに大幅に減少することが分かっている。それでスパイクタンパクが残り続けるとするなら・・・。

なお、ソーク研究所ではCovid19の本質は呼吸器疾患ではなく血管疾患としているが、先日、アメリカの研究者がコロナを「呼吸器疾患」ではなく「血管系疾患」に分類すべきと表明した旨の記事が出ていた。

このブログでも、「原田武夫が予測してたやつ?インドのコロナの症状が胃腸炎系に変化」で、COVID19の症状の多用さから、その本質は「血管へのダメージ」ではないか・・と書いたことがある。

高齢者や糖尿病患者、おデブちゃんが重症化しやすいのは、血管ボロボロな人が多いからだろうと推測される。

いずれにせよ、コロナで危惧すべきは「血管ダメージ」であり、さらにワクチン接種により作られるスパイクタンパクでも血管ダメージは引き起こされ、それが強い副反応の原因になっているということは確かなことのようだ。

また、村上名誉教授はADEについても触れている。

このような「スパイクタンパク質の全体」を抗原とすることにより、ワクチン接種者の中には抗体依存的感染増強(ADE)により重症化するという人が出てくる可能性が考えられます。

これについては、「最速でワクチン接種が進んだイスラエルで過去最多の感染者数、死者も多数」等で紹介したが、阪大研究チームの研究を思い出させる。

※研究の詳細は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構のウェブサイトから確認可能です。

ワクチン接種により「中和抗体」と「感染増強抗体」が産生されるが、中和抗体価が充分に高く感染増強抗体を上回っていれば重症化予防効果が期待できるが、中和抗体価は想定以上に早く減少するため「中和抗体<<感染増強抗体」となり、ワクチン接種した人の方が重症化する懸念がある、というものを思い出させる。

また、阪大研究チームは、

感染増強抗体の認識部位は現行のワクチン抗原にも含まれている。従って、感染増強抗体の産生を誘導しないワクチン抗原を開発することが望ましい。

としているように、現在のワクチンはADEの危険性を排除しきれていないとしている。

また、以前に「コロナワクチンはローリスク?ハイリスク?」で紹介したように、ファイザー元副社長のDr.イェードン氏と元欧州会議保健委員長Dr.ウォーダーグ氏が、EU医薬品庁にファイザー社製ワクチンの使用中止を求めていたが、これは、ネコ用のコロナワクチンの臨床試験において、ワクチン接種した研究用の猫やフェレットが2年以内に全て死亡した(死因はADE疑い)ことが理由とか。

村上名誉教授は追加記事の中で、

追加接種に用いる抗原はスパイクタンパク質の全長を用いずRBDの部分のみとする

と提案しており、抗原をスパイクタンパクの先っちょ(RBD)のみとすることで、スパイクタンパクの毒性を緩和するとともにADE(抗体依存的感染増強)リスクを回避することが出来るようだ。

これが、阪大研究チームの言う感染増強抗体の産生を誘導しないワクチン抗原なのか。

また、

COVID-19の致死率はSARSやMERSと比べて格段に低い

としている。確かに、日本のコロナ死者は人口比で0.02%に満たないことから、緊急承認してまでワクチン接種を急ぐようなレベルではなく、高齢者等ハイリスク層への接種が完了すればそれで問題はない。

そもそも、「イベルメクチンは奇跡のコロナ治療薬か、単なる駆虫薬か」で紹介したように、現行ワクチンではIgG血中抗体しか作られないため、鼻腔でのデルタ株の増殖を防ぐことは出来ない。このため、ワクチン接種の有無に関わらず感染するし感染もさせる。

一方で、スプレータイプの経鼻ワクチンは、ウィルスが最初に侵入する鼻や喉の上気道粘膜に体液性免疫のIgA抗体を誘導するので、鼻腔内等でのウイルス増殖を防ぐため、集団免疫の形成が見えてくる。

とりあえず、今のワクチンは問題が大きいから、3回目接種とか言う前に立ち止まって、安全で効果の高いワクチンについて考えようぜ・・とする村上名誉教授の考え方は実に妥当だ。

ただ、現行ワクチンの中和抗体価は半年と持たずに急減し、「中和抗体<<感染増強抗体」となる可能性があり、イスラエルでブースター接種が急がれているように、ワクチンを打ち続けて一定の中和抗体価を維持しないと、ADE発症事例が増えてしまう危険性が出てくる。

ちょっと立ち止まって考える時間すら無いのかもしれない・・。

村上名誉教授のこの記事、何回も接種することによる危険性を訴えている一方で、2回接種までは大丈夫、3回目は慎重に・・というのは矛盾があるように思える。

村上名誉教授の真意は測りかねるが、接種リスクを踏まえ「1回も打たない方が良い」と言いたかったのかもしれない。まあ、口が裂けても言えないだろうけど。


最後まで読んでくれてありがとう!