元キャリア外交官の原田武夫氏の分析において、今後、金融市場の崩壊や日本のデフォルトだけでなく、そのような混乱の中で、世界的なパンデミックや多発する自然災害に見舞われることが予測されている。
と言うことで、これまでと視点を変えて、3~4割くらいは的中すると言われている、アメリカの予言者ジョセフ・ティテル氏の今年の年頭予言について、前回の記事では特に自然災害について検証してみた。
今回は、主に国際政治関係や経済面における予言について検証してみたいと思うぞ!
なお、予言の内容については、ブルーオーブさんの「ブルーオーブのブログ」参照のこと。
では、まずは国際政治関係だ!
感情的なことが表面に出てきて、たくさんの抗議活動や戦いがある。イランやアメリカで。たくさんの闇があるところで。
これは、香港の大規模デモやトランプ弾劾騒動のことを言っているのだろうか。
おじさん的には、香港デモは香港の一般市民からは嫌われ、中国本土の一般市民からはアメリカイギリスにすり寄る売国奴のように思われているので、絶対に失敗すると思われるので、中国による香港取り込み作戦の一つだと思っている。
また、トランプ弾劾騒動は大統領選においてトランプ再選を阻む最有力候補である、ジョセフ・バイデン元副大統領を追い落とすためにトランプが仕組んだ茶番だと思っているのだが、抗議活動が発生していることは間違いないな。
シリアに関しても述べているぞ!
シリアで大きな変化が起こる。大きな爆弾のような感じがする。イスラエルも関わっているが。
変な感じ、爆発なんだけど、広島に落とされた爆弾のような、それより小さいかもしれないが。変な揺れのような感じ。
米国が関わっているだろうし、ロシアとイランが関係している。この三者が関わったトラブルかもしれない。
前半は、シリアで使用されたと言われている「化学兵器」のことを言っているのかもしれないな。アメリカはシリアが使ったって言い張っているが証拠はないし、だいたいあの局面で、シリア政府軍が化学兵器を使う必要性は全くなかった。
故に、アメリカ(場合によってはイスラエルも関与)の自作自演と言うべきだろうな。アメリカとロシア、イランは、シリア案件には常に関わっているので予言と言うほどでもないな。
【世界構造の変化】アメリカのシリア撤退により、中東はロシア・イランの影響下に入る
中国はあらゆる種類の問題が起こる。
中国とロシア、パキスタンが軍事的な同盟。東アジア地域で、たくさんの大きな問題が上がってくる。
気象イベントだけでなく、政治的なイベント。アメリカも国連も、地球を支配する闇の部分に繋がっている。彼らは中国とロシアを洗い流してしまいたい。なぜなら、ロシアや中国が彼らの闇の部分をほじくり返してしまうから。小児性愛病の問題など...
アフガニスタンやシリア、イランなど中央アジアから中東にかけての地域で、アメリカが次々に撤退し、代わってロシアの影響力が強くなっている。今後、これらの地域はロシアの影響力の下で、アメリカが支配していた時には成しえなかった安定を取り戻すのではないか。
なぜなら、アメリカはイラクやリビア、シリアなどに派兵し一定の民主化を成し遂げたが、国の中はテロが頻発するなど大混乱であり、アメリカが建てた傀儡政権はものの役に立っておらず、民衆の支持も皆無であった。
一方でロシアは、民主化するかどうかは重要ではなく、国家や地域の安定を最重視している。中央アジアや中東は部族社会であったり、イスラム教もスンニ派・シーア派など宗教面の分裂もあるなど、アメリカやヨーロッパと同様の民主社会はなじまない土壌がある。
ロシアはそうした土壌を理解しながら、長期的に争いがなく安定した国家となるように調整を進めており、先日のアメリカがシリアから撤退した際も、瞬く間に、シリア・トルコ・クルド人の間の調整を付けてしまった。
アメリカがいたから混乱が収まらなかったという状況だ。
また、ロシアは上海協力機構などを通じて中国ともお互いが譲れる範囲で、一定の連携を進めている。このように、ロシア中国の同盟であったり、アメリカの闇の部分をほじくったりする観点から、この予言はある程度当たっていると言えるだろう。
東アジア地域でのたくさんの問題、というのは香港デモであったり、日韓関係であったり、北朝鮮の動きが読めなくなってきていることであったり・・・確かにたくさんの問題が上がってきているな。うん、これは的中!
ドローンが大きな問題になる。世界初のドローンによるテロ攻撃か暗殺事件。アメリカではないかもしれないが、世界初のドローンによるテロ攻撃か、暗殺を試みる事件
なんと、サウジアラビアの製油施設へのドローン攻撃まで述べているぞ!多分!
サウジアラビアと戦争状態にある、イエメンフーシ派からサウジアラビアにある製油施設へのドローン攻撃は、サウジーイエメンの戦争の潮目を変える出来事だったと思うぞ!
マスコミ報道ではフーシ派からの攻撃が、あたかも悪であったかのような報道も見受けられたが、実際にはサウジアラビアがイエメン領内に攻め込んでいる「戦争」状態にある中で、イエメン側からサウジに「反撃」しただけなので、別に悪ではない。戦争行為なだけ。
でも、アメリカ製の最新兵器で武装したサウジアラビアの領内を約1000キロに渡りドローンが飛び、製油施設という重要施設への攻撃を許したのだ。
アメリカの防衛システムが役に立たないのか手を抜いてたのかは分からないが、今後もサウジアラビア領内への攻撃が続く可能性がある。
このことは、独裁政権たるサウード王家にとって国民からの信頼を揺るがす大事件であった。泥沼化しているイエメンとの戦争については、早期に講和しないと国民からの不満が高まり、王家の存続(国を支配する正当性)に関わる事態だ。
講和するにはイエメンフーシ派のバックについているイランの協力が不可欠だが、サウジも、サウジのバックにいるアメリカもイランとは仲が悪い。
さあ、どうするか。
アメリカはイランとの講和を認めないだろうが、サウジはそうも言っていられないので、イランに接近するだろう。ロシアを通じてかどうかは分からないが。
ということで、サウジもアメリカからイラン・ロシア寄りになっていき、中東全域からアメリカが撤退していく流れになる、と考えているぞ。
【原田武夫】10月9日の潮目!これからの世界の基本的構造とは?アメリカと中東!
次はおカネ・経済関係だ!
数秘術をやるアリソンという友人が昨年末の株式マーケットの暴落を予測していたが、当たった。
いずれ、完璧な暴落がやってくるだろうし、世界通貨としてデジタル通貨になるだろう。
お金と株の話
車の会社の株が急落する、たぶん、フォードモーターの株か何か、銀行システムが急落するのが見えた。
完璧な暴落や急落の予言、まさに金融崩壊か!?また、世界通貨としてデジタル通貨への移行については、イギリス中銀のカーニー総裁が発言の中で触れたことがある。
カーニー英中銀総裁がドルの代わりに仮想通貨を押した背景を考える
今後、マーケットが暴落した場合、世界の中銀は資金的に、リーマンショックの時のような救済措置を取ることが非常に困難であり、金融崩壊待ったなしだろう。既存の通貨は紙くずとなる可能性が高い。
デジタル通貨が、現行のビットコインなど仮想通貨となるか、国家が発行するデジタル通貨となるのかは分からないが、現行の通貨が紙くず同然となる可能性は極めて高いだろう。
ここ最近でも、アメリカが事実上のQEを再開しただけでなく、一時的なものと言われていたレポ市場の混乱が未だに続いていることからも、背後にただならぬ事象が隠されているような気がしてならない。
毎度の話になるが、株・投資信託・債券・現金といったペーパー資産は、今後の金融混乱の中で本当にただのペーパーになってしまう可能性が高い。
そうなった際に、最後の砦となるのが金(ゴールド)だ。
すでに世界各国の中央銀行が金の保有量を増やしつつあるなか、金価格の覚醒はここからだ。過去記事も参考にゴールドを備えて欲しい。
買うなら、保管もしやすい金のインゴットがオススメだぞ!