先日からブログで紹介しているが、神奈川県では横須賀~横浜周辺での異臭騒ぎが続いており、東京・神奈川を震源とした地震の前兆の可能性も指摘されている。
神奈川での異臭騒ぎが続いている。特にここ最近は、異臭の頻度が半端なく多い。めっちゃ。会社の近く!神奈川の異臭騒ぎ 今度は横浜で…何が? #日テレNEWS24 #日テレ #ntv https://t.co/Qy8dlWV4[…]
以前にも紹介した神奈川県三浦半島の異臭騒ぎだが、10月1日、10月3日と今月だけで早くも2回も発生した。【横浜】「ゴムが焦げたような…」 市内で異臭 通報相次ぐ https://t.co/tTth9Nx00S10月3日午後5時ご[…]
6月頃から、横須賀市などで異臭騒ぎが発生していたが、10月に入ってからは横浜市へと異臭は移動し、頻度を上げて発生していた。
報道されているだけでこんな感じだ。
1回目:6月4日午後8時頃
2回目:7月17日午前10時40分頃
3回目:8月21日午前8時40分頃
4回目:9月19日午前9時頃
5回目:10月1日午後7時頃
6回目:10月3日午後5時頃
7回名:10月5日午前9時頃
そして、本日(10月12日)午後4時ごろ、横浜駅やみなとみらいで異臭騒ぎが発生したとのこと。横浜駅では、一時改札の入場制限までしたようだ。実害という点では、今回が最大被害か!?
【速報】JR横浜駅など「異臭がする」通報相次ぐhttps://t.co/H6BXDcPTeL
12日午後4時半ごろ、JR横浜駅などで「異臭がする」と通報が相次ぎました。警察と消防が出動し、状況を確認しています。#横浜 pic.twitter.com/TJZPQSKTf7
— 日テレNEWS / 日本テレビのニュース・速報 (@news24ntv) October 12, 2020
6月頃の横須賀から、今月には横浜市へとニオイ発生場所が移動しているのが不気味だが、今回の異臭騒ぎはツイッターでもトレンド入りするほどの投稿がされており、多くの現地報告を確認することが出来る。
また、ニオイは数十分程度で消えたようだ。
そうした中で目立つのは、「ガス臭い」「硫黄臭い」とする報告だ。異臭の原因究明に必要な大気サンプルは採取できたんだろうか。
一般的に硫黄は無臭なので、硫黄臭とは「硫化水素」か「二酸化硫黄」のニオイってことになる。以前の記事での紹介したように、青潮の発生によって硫黄臭がすることがあるが・・・数十分程度で消えるものなんだろうか。
ちなみに、こうした異臭騒ぎは1923年の「関東大震災」や、1995年の「阪神大震災」の前にも確認されており、地震の前兆ではないかと不安がる声も出ている。
ツイッターでは、地震の研究をしてきたという方がこんなツイートを。
地震を専門に研究してたので、あくまで1つの考察だけど
ここ最近起こってる横浜、横須賀の比較的広範囲な濃い異臭の原因はおそらく地盤(花こう岩)同士による摩擦、および破断の際に出てくるガスが原因だと思う…
阪神淡路大震災の前も同じ現象があったので大きな地震の前触れじゃなければいいが…😑 pic.twitter.com/gkjikPrmwk
— 大ちゃん@BRZ (@BRZ_ZC6_Subaru) October 3, 2020
以前から言われていたが、地下の岩石類に何らかのチカラが加わり、摩擦や圧迫・破断する際にこうした「異臭」が出るという。
地震の前兆なのか、青潮なのか。
さて、こうした中、村井俊治東大名誉教授が関東での地震発生について警告を発している。
測量工学の世界的権威でもある村井教授は、国土交通省がGPSデータを測定するために全国約1300箇所に設置した「電子基準点」を活用した地震予知を試みている方だ。
村井教授によると、地震が起こる前には「岩盤のわずかな伸び縮みなどの微小な動きが、それまでのトレンドから大きくズレる」といった予兆があるのこと。その動きを捉えることで地震を予知しようというのだ。
村井教授は、株式会社地震科学探査機構(JESEA)を設立し、解析したデータに基づいた地震予知を「MEGA地震予測」としてメルマガで公開している。
しかし、2016年の熊本地震や、2018年の大阪府北部地震は警告すら出なかったし、2018年の北海道胆振東部地震は半年以上前から警告を出し続けるなど、まだまだ改善の余地が大きいく「当たるも八卦当たらぬも八卦」と言ったところだ。
しかし、今年からデータ分析にAIを活用しだしたとのことだ。解析するデータも膨大なので、より精度の高い予知に結び付くことを期待したい。
そして、村井教授は、このAIによるデータ分析において、過去最大級の変動が起こったとして警告を発したのだ。
MEGA地震予測で過去最大級の異常変動 5つの危険ゾーンhttps://t.co/5BPjtVe2XP
「今年は大きな地震の発生が少なかったため、エネルギーが放出されずに溜まっていると考えられます」(村井俊治・東大名誉教授)#MEGA地震予測 #地震 #地震予測— NEWSポストセブン (@news_postseven) October 10, 2020
記事では、全国を「首都圏・東海警戒ゾーン」「北陸・信越警戒ゾーン」「東北地方警戒ゾーン」「南海・東南海警戒ゾーン」「北海度北東部警戒ゾーン」の5つに分けて、警告を発している。
この中で、異臭騒ぎが気になる首都圏エリアは「危険度1位」だ。
記事によると、9月中旬頃に神奈川の大井(関東大震災の震源の一つ)で9cmの大きな異常変動が現われたとのことだ。
ただ、9㎝の変動は「一日で元に戻っている」ため、単なるノイズの可能性がある。
地震でもないのに1日で地面が9cm上下するとは考えにくいし、さらに9cmの変動が観測された日は大雨だったので、雨由来のノイズとも考えられる。
村井教授の予知手法は、観測ノイズも異常な兆候としてとらえてしまうため、予知の精度が低下している可能性があるような気がする。
ただ、以前に紹介したTEC値のように、電離層の電子数を観測する手法もあるため、ノイズに着目した予知手法があってもいいかもしれない。
大きな地震発生の前兆として、地殻の割れ目から発せられる電子が電離層に達するため、電離層の電子数(TEC)の変化状況を観察することで地震を予測しよう、というものだ。
割と真面目に大学とかで研究されている。なお、TECとはTotal Electron contentの略だ。
とはいえ、千葉花見川が隆起する一方で30km先の富里は沈降し、両者の高低差は9.8cmに達しているところもあるので、村井教授の手法に従えば予兆はあるということになる。
また、謎のツイッターアカウントれうういさんも、かなり前から首都直下地震を警告しており、最近その頻度を上げている。
「地震はいつか、首都直下地震の被害はどの程度か」との問いかけに対して、
死者1万9000人ほど。
大抵が火災旋風です。変わらず11日
と答えるなど、首都直下地震による火災旋風を懸念しているようだ。
また、海ほたるの写真とともに
ここは沈む計画ですので。
といったツイートも。
また、
東京オリンピックまでに災害が起きた場合、再び違う災害が発生する。
とのツイートもあり、来年の東京オリンピックまでに首都直下地震が起こり、さらに(過去ツイを踏まえると)富士山噴火が起こることを予感させる。
なお、富士山噴火は、漫画家のたつき諒さんが最短で2021年8月としていることを付け加える。
まあ、はっきり言えることは、ほぼ日本全国危険ってことだ。最後に必要なのは、予知とか予言ではなく自分のカンや決断ってことか。
なので、備蓄・防災用品のチェックをして欲しい。備えるのが面倒なら、スーパーに行ったらカロリーメイトを1箱ずつ買ってくるようにする、とかでもいい。
とりあえず、おじさんオススメの備蓄を紹介する。
まず、食料だが、オススメはイザメシシリーズや食べなれたカップ麺だが、意外なことにAmazonで買うと高い。近所のスーパーとかの防災用品コーナーで買うことをオススメする。
また、これらの備蓄食料は、調理に水を必要とするので注意が必要だ。炊いたご飯を冷凍してだけでもいいぞ。
その他、カップスープや味噌汁など、温かいスープ系はかなりオススメだ。精神的にやられた災害時に、温かいスープ系は癒される。
そのために、お湯を沸かす装備が必要だ。一般的にはカセットコンロだが、使わない場合は嵩張ってジャマだ。
おじさんは、山やキャンプにも行くので、こんなのを持っている。
ジェットボイルは、じゃばら状のフラックスリングによる脅威の熱効率が特徴のバーナーで、わずか数分でお湯を沸かせる。
大きさや、とろ火調理機能の有無など、様々な種類があるぞ。
火があるだけで、湯を沸かすだけでなく、煮る焼くといった調理や米を炊くことも可能になるので、持っておいて損はないぞ!
また、備蓄食料は炭水化物に偏りがちになる。野菜ジュースやマルチビタミンのサプリメントなどあるといいぞ!
また、たんぱく質としてプロテインを用意するといい。特に、ビーレジェンドのプロテインは、ビタミンCが添加されているので栄養バランスにも優れる。しかも美味しい。
マルチビタミンとミネラルを一度に補給できる、大塚製薬 ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン ミネラルはオススメだ。
また、2018年の北海道胆振東部地震の時は停電が長引き、乾電池やスマホ用モバイルバッテリーが重宝され、持っていない人は、買えるかどうか分からないまま長蛇の列に何時間も並んだという。
スマホは情報収集の要だし、家族と連絡を取り合うのにも必要だ。携帯各社も、電源車を用意して、避難所を中心に電波を確保してくれる。
そのためにも、信頼と実績のアンカー製モバイルバッテリーは用意したいところ。
カバンに入れておく分には邪魔にならないし、10000mahの容量はスマホ1.5回分位の充電は出来そうだ。情報収集ツールとなるスマホの充電切れは避けたいところ。
また、ライターサイズラジオも。
ラジオは、携帯の電波が途絶えていても情報収集できるツールだ。ライターサイズのラジオなら常に持ち歩いても全く邪魔にならない。ただし、イヤホンは必要だ。
さらに、必要なのがフラッシュライトだ。
夜間の停電時にガレキが散乱する夜道を歩いて帰宅することもあり得る。やあ君まあ君の予知夢でも、関西・関東ともに、かなり倒壊被害が出ているようだ。
そんな時でも、小型で明るいライトを常時持ち歩いていると安心できる。
こうした、モバイルバッテリーやラジオ、フラッシュライトについては、出先での被災を想定して常にカバンに入れておくなどしておいた方が良いと思う。
自宅でも停電が想定されるため、LEDランタンは必須だ。
このLEDランタンは、中堅クラスのモバイルバッテリーにもなる、一台二役仕様だ。
また、家庭用の電源の代わりにもなる「ポータブル電源(ポタ電)」があると心強い。ポタ電はコンセント穴を備えているので、様々なコンセント家電が使える。寒くなってきた今なら、電気毛布とか。
ポタ電は種類・価格ともマチマチだが、結構高い。余裕があれば備えておこう。ちなみに、この機種は同クラスで最もコスパに優れる。
さらに余裕があれば、ポタ電充電用のソーラーパネルも。充電スピードの観点から80W~100Wクラスのパネルが必要だ。
ポタ電とソーラーパネルはそこそこのお値段するので、余裕があれば備えよう。
また、ポタ電は高すぎるがソーラーパネル付きのモバイルバッテリーはあった方がいい。持ち歩くにはデカイが、家に置いておく分には心強い。
ソーラーパネルが大きいので、夏なら何とか使い物になる。
バッテリーなど電源が中心になってしまったが、ガラスの飛散防止用の養生テープとかも買っておいてくれよな!!
最後まで読んでくれてありがとう!