ウィルス・細菌

新型肺炎パンデミック第一段は2月初頭からか!?それまでに免疫力を上げろ!

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新型コロナウィルスによる肺炎は、拡大する一方だ。感染者数と感染による死者の数は日に日に増え続けており、中国国内だけでなく、日本、韓国、台湾、シンガポール、タイ、ベトナムのほかついに遠く海を越えたアメリカでも感染者が出た。

中国では、24日(金)から一説には「30億人が動く」とも言われる春節の連休に入った。こんな中で、上海のディズニーランドがしばらく休園を決定するなど、中国国内では相当に危機感が高まっているようだ。

ちなみに、旅行先人気ナンバーワンは日本だ、特に東京や大阪だ。昨日あたりから中国人の人をたくさん見かけるが、マスク姿の人が多い印象だ。医療用っぽい青色のマスクや黒のマスクをしていた人たちは、高確率で中国語しゃべってたなぁ。

と思っていたら、日本で3人目の感染者が出たが、状況は少しヤバイぞ。

新型肺炎、国内3人目 武漢の女性、都内ホテルで静養中

中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、厚生労働省は25日、旅行でやってきた武漢市在住の30代女性の感染を確認したと発表した。国内で感染が確認されたのは3人目。

厚労省によると、女性は家族ら3人とともに武漢市から18日に来日。このときは症状がなかったが、21日夜から発熱とせきが出た。23日に東京都内の医療機関を受診したところ、軽い肺炎の症状がみられた。医療機関から報告があり、東京都が検査した結果、25日に感染が確認された。

女性の症状は軽く、宿泊先の都内のホテルで静養している。現時点で同行者3人と、医療従事者、ホテルの従業員で症状のある人はいないという。女性は症状が出てから医療機関を受診するまで都内を観光していたが、移動のときはマスクを着けており、他者への感染リスクは低いという。

女性の話では、患者が多く出ている武漢市の海鮮市場には立ち寄っておらず、中国での肺炎患者との接触は確認できていない。

な、なにー!18日にすでに来日!?

同行者などに症状は出ていないようだが、コロナウィルスは感染してから発症までに1週間から10日ほどと言われているので…まだ分からないし、巡った先でもスプレッダーになっている可能性も否定できない。

海鮮市場や感染者への接触が無かったとすると、18日時点で武漢市には無自覚感染者が相当数いた疑いが強い。何せ、自覚症状があまりないこともあるんだからな。

さて、外務省では23日に武漢市への渡航に対して感染危険情報4段階中2段階目の「不要不急の渡航自粛」を出し、そして遅ればせながら24日に一段階引き上げて「渡航中止勧告」を出した。

一方の武漢市は、既に道路・鉄道・空港全て封鎖されて日本の外務省の勧告に関わらず出入は不可能だ。バイオハザードのラクーンシティと言えばいいのだろうか。

武漢市では、出入りが出来ないだけでなくバスや地下鉄も動いておらず、さらに自家用車の使用も制限されている徹底ぶりだ。こういう日本では出来ないことを平然とやってのけるところは、そこにシビれる!あこがれるぅゥ!と言ったところか。

そこにシビれる!そこがれるゥ!

現地報道では、食料やマスク等が販売店の棚から消えたとのことだ。武漢市の1100万人が飢えているのか分からないが、食料配送の人は武漢行きの片道切符なのかな・・・。

この新型コロナウィルスの感染者は1,300人を超えた。また、死者は41人となり節目の35人を超えた。死者の中には、武漢市の病院で治療にあたっていた60代の男性医師もいるとのことだ。医療関係者にも感染するとなると、感染力が上がっているのだろうか。

というか、感染者数や死者数の増加速度が早くなってきている。数日で倍ペースだ。現実には検査キット不足もあるので、それ以上のペースかも。

しかし、感染力そのものは強いのだろうか。

国内で既に3人の感染が確認されているが、その人達からさらに感染したとは聞いていない。飛行機や電車で乗り合わせたり、ホテルや飲食店の従業員、家族・友人など、潜伏期間を考えても発病している頃だ。

だが、国内での感染が確認されていないことから感染力は強くないと思われる。

となると、感染者が急増している理由として考えられるのが、「実は今の100倍ぐらいの感染者が既に存在している」ことだ。

イエス高須クリニック先生もツイートしているような「無症状感染者」がかなりいると言うことになる。

と思っていたら、こんな記事が・・・

「新型肺炎の感染規模はSARSの10倍」香港の専門家、「武漢はすでに制御不能」と絶望

新型コロナウイルスによる肺炎患者が500人以上確認された中国・武漢で1月21日から22日にかけて調査を行った重症急性呼吸器症候群(SARS)専門家で香港大学教授の管軼(グアン・イー)氏は、現地メディアの「財新」の取材に対して、「保守的に見積もっても、今回の感染規模はSARSの10倍以上だろう。武漢は既に制御不能だ」と語った。

管氏は患者が一気に増え、感染が他都市にも飛び火した21日に調査のため武漢入り。最初に野菜市場を視察した。

中略

その後、市内を見回った管氏は、武漢の新型肺炎が既に制御不能な状態だと判断、22日の航空券を買った。

中略

22日に武漢空港に着いて、管氏は再び絶句した。専門家が「武漢にいる人は武漢にとどまり、外地の人は武漢に入らないでほしい」と警告しているにもかかわらず、空港には団体旅行客がちらほらいて、空港の床が消毒されていなかったからだ。

中略

管氏は、感染源の特定について、「(初期の患者の感染源とみられる)華南海鮮市場は閉鎖、洗浄され、痕跡が消えている。動物をたどるのは難しく、ウイルスを運んできた元凶を探すのは無理だった」と述べた。

やはり、武漢市では発熱しない「無症状感染者」が相当数いると見るのが正しいようだ。今の100倍位はいるのかな。

潜伏期間なども考えると、約1週間後の2月初頭辺りから日本国内での感染が拡大することになるのだろうか。

原田武夫氏の言うパンデミックはこの肺炎と思われるが、かつてヨーロッパ人口の3分の2が死んだというペストと対比して語っていた。

今回の肺炎は(今のところ)致死率3%くらいだ。無自覚者100倍とすると、0.03%くらいだ。ペストと対比するのは、ちょっとおこがましい。

そこで、原田武夫氏の「生き残れ」「東京オリンピックの開催はない」という発言も踏まえた最悪のシナリオとして、今は無自覚者を中心に感染は拡大を続けて、どこかの段階でウィルスが強毒化。オリンピック前辺りで改めてパンデミックが来るとか・・・まさかね。

ただ、武漢市政府が中央政府に対してこの肺炎を隠蔽しようとしたような報道も出ているが、人口規模などからパンデミックの可能性もある中での隠蔽には意図的なものを感じてしまうな。考えすぎか。

今回の肺炎だが、インフルエンザのように特効薬はないし、そう簡単に承認されないだろうから、基本は対症療法となる。

最も手っ取り早いのは「免疫力」を上げることだ。

免疫力を上げる方法としては主に2つある。

「腸の働きを整えること」「平熱(体温)を上げること」だ。

腸の働きについては、この本に詳しく書かれているので参考にして欲しい。

脳はバカ、腸はかしこい(藤田 紘一郎 著)

また、このブログでは、以前にヨーグルトや甘酒の作り方や効果的な食べ方などを紹介したので参考にして欲しいぞ!

二つ目の「平熱(体温)を上げること」だ。

特に、ウィルスや最近は38.6℃で死滅するという研究結果もある。まあ、日ごろからそんなに高熱でいるのはエネルギー効率が悪すぎるが、37℃程度の体温を保つのはかなり有効な健康対策だ。

手っ取り早いのは運動全般、特に水泳だ。筋肉量を増やすことで冷え性が治ったという話はよく聞くところだ。

あとは、ゆっくり湯船に浸かることだ。

湯船に入って、体温38℃で体を保温することで体内で「ヒートショックプロテイン」が増加し、免疫力が高まるという。

体温38℃と言っても、42度くらいのお湯に20分程度入っているだけだ。しかも、週2回くらいの方が効果的とキタ!

また、20分入るのがメンドクサイ人は「バスソルト」を使うといいぞ。お風呂に入れる塩だね。

オススメはクナイプのバスソルト

ちなみにだが、体温を上げるということは、体が発熱のためにエネルギーをたくさん必要とするということなので、基礎代謝が上がってやせることにつながる。体温上げはダイエッターの味方でもあるぞ。


最後まで読んでくれてありがとう!