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Amazon Kindleのオススメ書籍紹介!「サバイバル・ウェディング」

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どんなジャンルの読書でも、知識を豊かにすることで人生を豊かにし、また、脳の働きを高めることでやりたいことだけをやって、楽しく生きることにつながるものであることを確信している。

ということで、手の出しやすいAmazonの定額読書サービスである「プライムリーディング」や「KindleUnlimited(キンドルアンリミテッド)」で読むことができる書籍のうちで、オススメのものを紹介するぞ!

これまで紹介した書籍

今回オススメする書籍がこれだ!

サバイバル・ウェディング 大橋 弘祐 (著)

本書は、著者 大橋弘祐氏の処女作となる小説で、2015年刊行のものだ。

2018年に、波留と伊勢谷友介主演でドラマ化された・・・そうだ。おじさんドラマほとんど見ないから知らなかったぞ。

おじさんは、普段恋愛小説とか絶対に読まないのだが、というよりは、全く興味が無かったのだがAmazonの評価も高かったし面白くなかったら途中で読むのをやめればいいや、くらいの気持ちで読み始めたところ、思った以上にヨカッタ。

笑いあり、涙ありの小説で、最後はかなりウルウルしてしまったぞ。しかも電車の中で。

例え小さなことであっても、感動体験は脳機能を活性化する上でも、また、日常生活を豊かにする上でも非常に重要だ。

この小説は、そんな貴重な感動体験をお手軽に味わえるという点でもオススメだぞ!

ざっとストーリーを紹介すると、結婚予定の主人公(ヒロイン?)が、会社(出版社)を寿退社したその日に婚約を破棄されてしまうところから始まる。すぐに元の職場に戻ろうとしたところ、新らに着任した編集長ところなら空きがあるということで復帰を果たす。

ところが、その新編集長から与えられたミッションは、実際に婚活をしながらそれにまつわる連載コラムを担当し、そして6か月以内に本当に結婚する、できなければクビ、というキビシイものだった。

こうして婚活を体験し、コラム化して連載しながらも、元婚約者との復縁や、新しい出会いを経て結婚するまでのすったもんだを描いている。

編集長はというと、厳しく自分大好きハイブランド大好き人間だ。だが、実は仕事に真面目に打ち込み、部下を絶対に守る優しい面を持ち合わせているなど、このキャラクターの設定が抜群に優秀だ。

おじさんもこんな人の下で働きたい・・・もしくは、こんな編集長になりたい・・・けど、現実社会にいたら、無茶ぶり連発のスーパーパワハラ編集長で訴えられること間違いなしだな。

ストーリ展開のテンポがよく、内容もコメディテイストで分量もそんなに多くないため、ほとんど小説を読んだことが無い人や、読書に興味ないという人もかなり読みやすいと思う。

著者の大橋弘祐氏は、本作を執筆するまでほとんど小説を読んだことが無かった、という作家としては異色の経歴の持ち主だ。

ということで、執筆にあたってはエンタメ小説やドラマ、女性ファッション誌などを研究し、「夢をかなえるゾウ」で有名な水野敬也氏の指導を経て、本作をリリースした。

本作は、本が売れない出版不況の中で出版後、即増刷がかかる大ヒット作となったが、エンターテイメントの面と、婚活ノウハウを盛り込んだ実用的面を兼ね備えているところがヒットの要因なんじゃないかと思う。

まあ、恋愛については正直良く分からんが、ハイブランドやデザイナーの成功・失敗のストーリを、実生活にも役立つ格言として表している点は、実用面から見ても、単なる雑学として見ても面白い。

主人公が何か行き詰まる都度、編集長の宇佐美が、ハイブランドを今日の成功に導いたマーケティングやブランディングの話を恋愛に置き換えて語っていく。

また、(婚活のための戦略としても)自分の価値を上げるってことは自分を大切にすること、とか、自分を甘やかす事と大切にする事は違う。など、シンプルながら心に突き刺さる言葉が多い。

エンタメ小説ながら、自分の悩み事を突破する力をくれる良書だ!

最後に、Amazonの電子書籍端末「Kindle」についても紹介しておくぞ!

電子書籍端末としてラインナップは、廉価版・普通版・高級版の3機種あるが、真ん中のPaperWhite(ペーパーホワイト)が、お値段と性能のバランスが良くてオススメだ。

モデルは広告付きのwifiモデルがいいぞ。広告付きと言っても、Kindleのイメージ画像みたいなのが使い始める時に表示されているだけだから、全然気にならないぞ。

もちろん、本を読んでる最中に広告が出ることはない。ちなみに、防水だ。

また、バッテリーも一日の使用時間にもよるが、週一回程度の充電で十分だ。

ちょくちょくセールで9,800円くらいになっているので、その時の購入がオススメだ!

Kindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト)


最後まで読んでくれてありがとう!