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新型コロナウィルス 明らかに高い武漢市の致死率!2度目感染で重症化か!?

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新型コロナウィルスに感染した際の症状は、普通の免疫力があれば重症化せずに風邪をひいた程度。日本ではほとんどそんな認識だと思うし、おじさんもちょっと前まではそう思っていた。

だが、中国で症例が蓄積されるにつれて、実はかなり危険性の高いウィルスと言うことが分かってきた。このウィルスは抗体が作られにくく、また、2回目以降の感染は重症化の可能性が高くなる疑いがあるのだ。

1月31日に中国の国家衛生健康委員会が、治癒した患者も再感染のリスクがあることを発表した。特に武漢市では、人々が何度も感染している疑いがある。

武漢市で感染者が多いのは、こういったことも理由の一つにありそうだ。

だが、武漢市の感染では先日もブログで書いたように、新型肺炎による死者が公表数値よりも多く、日本や中国の他地域と比べて致死率が高いようだ。

COVID-19 中国では既にパンデミック!?そして日本へ

この理由としては、ウィルス変異(強毒化)も疑われるが、それ以外にもう一つ考えられることがある。それは「抗体依存性感染増強現象(ADE)」が起きている可能性だ。

ADEとは、最初のウィルス感染で一応作られた抗体が、類似型のウイルスに再感染すると抗体の異常反応により激症化する現象だ。

ADEが起こるメカニズムだが、最初の感染時にウィルスが免疫機構を利用して細胞内に取り込まれる。ウィルスが免疫に擬態するようなイメージだ。

そして、次の感染時に「新たに感染したウィルス」+「免疫に擬態したウィルス」が同時に攻撃を仕掛けるため重症化するというものだ。

昔の城攻めで、攻めた方が退却と見せかけて味方の兵士を敵の城の中に潜り込ませて、次の攻撃で城の内と外から攻撃するみたいな感じだ。

正常な抗体濃度でこその「免疫」だが、このウィルスは抗体が充分に作られないため、体の中に潜んだ敵兵となり2回目以降の感染で劇症化するのではないだろうか。

デング熱やエボラ出血熱にも同様の現象が見られるようだし、MERSコロナウイルスの高い致死率はADEが理由とも言われている。

まあ、アレルギーと抗体という違いはあるが、アナフィラキシーショック(2回目にハチに刺されると命に関わる場合がある)みたいなものだと思ってくれ。

日本など感染者が(比較的)少ない国で重症例がほとんど無いのは、2回・3回と感染する人がまだいないからじゃないだろうか。

武漢の病院では感染者は個室ではなく相部屋でベッドに寝かされている。ベッドも結構キツキツに押し込んでいる。このため、仮に治癒しても院内で再感染する。必然的に重症化事例も増えて死亡率も上昇するということかな。

なお、デング熱では血清型が異なるウィルスに感染すると重症化する例が見受けられるため、感染者の多い武漢市では新型コロナウイルスが少しずつだが猛烈な早さで変異を繰り返しているかもしれない。

前にも紹介したが、アメリカの著名予言者ジョセフ・ティテル氏が2020年年頭予言で以下の点に触れている。

ワクチンが問題になる。
すべてのワクチンが悪いわけではないが、
製薬会社はそこから大きな利益を上げている。
新しい病気やウィルスのせいにして、すべての人にワクチンを接種させようとする
ポリオも戻ってきたりする。
私はワクチン接種はしないが、ひどい疫病、エボラ熱のようなものが出てきて、
人々がパニックになり、ワクチンを受けようとする。
大統領選の後、すぐにこういったことが起こる。

ブルーオーブさんのブログより)

これは、新型コロナウィルスが強毒化(変異)したものかと思っていたが、まさかのADEという可能性もあるかも。

そして、元キャリア外交官の原田武夫氏は、昨年の早い段階からパンデミックを警告していたが、自身のブログにおいて、さらに以下の点について警鐘を鳴らしている。

  • パンデミックにより、IOCとWHOの協議のうえ東京2020オリンピックは中止が決定される。
  • さらに、今回の新型コロナウィルスだけでなく、新しいタイプのウィルス(変異ウイルス、東京ウイルス)の可能性

ウィルスは変異していくため、2度目の感染でADEが起こる可能性が高くなる。東京で2回感染の重症者が増えていき、その重症化率・致死率の高さから「東京ウィルス」と呼ばれることになる可能性もある。

なお、テレビでは「暖かくなる4月頃には感染が終息するだろう」と言う学者さんが多いが、あくまで可能性の話だと考えた方がいい。

今日本で起こっているようなローカル感染は、一年中温暖で湿潤な熱帯気候のシンガポールでも起こっている。と言うか、日本より先にローカル感染起こってたし、感染者数は日本に次いで世界第3位だ。

なので、気温・湿度は感染しやすさと関係ないと思われるので、暖かくなると言うだけの理由で4月に収まるという考え方はかえって危険かなと思う。

日本では既に感染が拡大しつつあるフェーズに移行したが、感染序盤の対応の遅れは武漢市と同じかそれ以上だ。何もしなければ、今後は武漢市含む中国と同じ運命をたどる。

中国の公表数値
12月中旬頃 初の感染者
1月5日 武漢市衛生健康委員会が感染者数5、うち7人重症と発表
1月22日 感染者440名、死亡者9名
1週間後…
1月29日 感染者5,974名、死亡者132名
1週間後…
2月5日 感染者24,324名、死亡者490名
1週間後…
2月12日 感染者44,653名、死亡者1,113名
2月15日 感染者66,492名、死亡者1,523名

日本(クルーズ船など隔離できる人たちを除く)
1月28日 奈良のバス運転手などの感染を確認
2月14日 東京などで8人の感染を確認、死亡者1名
2月15日 さらに12人の感染を確認
3月下旬頃 ???

最初の感染者判明から1か月程度で加速度的に増加する。

だが、中国では大都市を丸ごと封鎖。影響は4億人に及んでいるほか、自主的な道路封鎖など含めるとほぼ全土で何らかの封鎖措置がとられている。

特に武漢市では最も早く都市封鎖と外出禁止をした。

個人の自由はく奪、春節の連休の中で外出禁止、娯楽施設など集客施設は閉鎖、学校も閉鎖、事業者もほぼ全ての経済活動を停止等々・・・あまりに大きな影響を及ぼしている。

そこまでした武漢市でも、感染拡大は止まらないどころか、中国全土に感染が拡大しつある。

武漢市よりも人口密度が高い東京は「個人の自由や権利意識」が強く、その上「超絶満員電車」「多少の熱では休めない社蓄制度」だ。

都市封鎖くらいしないと感染爆発は避けられそうにないが、都市封鎖なぞ出来るのか!?だが、今のままだと確実に武漢市を上回るペースで感染は拡大する。

さらに医療体制の問題がある。

インフルエンザのような簡易検査キット不足から検査が進まず、風邪なのか新型コロナ肺炎なのか判断することすら出来ない。

そして、この新型肺炎(COVID19)の治療薬はないのだ。

だが、日本では国民皆保険制度がある。中国と異なり貧富の差は関係なく感染の疑いがあれば病院に来てしまうため、あっという間に病院はパンクする。

それを避けるため、テレビで保健所に電話相談しろとか言っていたが、電話で咳が…熱が…と言われて、保健所の人にどうしろと言うんだ。バカか。

また、武漢市では医療従事者の院内感染が多発し、人手不足に拍車をかけている。

中南医院の医療チームが発表した研究論文によると、武漢大学中南医院が1月1~28日に治療に当たった感染者138人のうち41%に当たる57人が院内感染し、うち7割に当たる40人が医療従事者だった。

日本の医療事情や武漢の先例から、医療機関の限界はすぐにやってくる。

また、昨日の記事でもお伝えしたとおり、物流停止や経済活動停止による日本経済への大打撃もある。

新型コロナ肺炎国内でのパンデミック確定!次は物流の停止と経済危機

今からやれることと言えば「免疫力を高める」ことしかない!

原田武夫氏は、最新の動画の中で「免疫力」を上げることで「命が助かる」ことを改めて訴えた。

お気に入りのコーヒーを例に「ゆったり生きろ」「ストレス抱えるな」とのことだが・・・コーヒーを飲んで「ホッと一息」の実践が生き残るカギとなるか!?

とりあえず、睡眠の質を向上させるサプリメントを紹介しておく。

睡眠・覚醒をつかさどるメラトニンの原料となるトリプトファンや、ストレス減少効果が見込まれるGABAだ。トリプトファンはタブレットを舌の下に入れて溶かして吸収するのがオススメだ。その際は一粒の半分の量でいいぞ。念のため!

 


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