アメリカと中国

【原田武夫】アメリカ大統領選と中国共産党政権の崩壊

アメリカと中国

10月19日にアップロードされた、原田武夫氏の動画が面白かった。

米中関係『世界丸ごとBird’s-Eye』Vol. 29だ。

竹田有里さんとのやりとりの中で、原田武夫氏が(普通に考えると)かなりぶっ飛んだことを言う。

さて、この動画の中で、米中関係やアメリカ大統領選について、原田武夫氏がその見解を語った。

概要は以下のとおりだ。

  • 米中ともに、その本質は表に見えている国家ではない。
  • アメリカであれば、フィラデルフィア(ピルグリム・ファーザーズが住んでいた)の意思決定が重要て、彼らの意志が大統領選の結果にも影響する。
  • 中国においても、中国共産党政権が全て仕切れるわけではなく、歴代の中国王朝を支えてきた客家集団(華僑・華人ネットワーク)が監視・コントロールしている。
  • 米中問題の本質は、対立ではなく、新たなシステムに移行するための調整ではないか。少なくとも、この国家の本質レベル(国体?)での争いは無い。
  • なお、中国の政体に関して、客家集団は中国共産党が治める現体制を転換をした方がよいと考えている。
  • また、米大統領選後について、客家集団は楽観的だ。米中間が荒れるわけでは無く、中国上層の客家集団にとって好ましいものとなるため。経済・金融システムの根幹は中華文明が作ったものであり、莫大な資産を保有している。
  • アメリカの国体勢力は、次のフェーズに向かうための技術革新・展開するため、客家からお金を欲しがっている。※簿外資産の話
  • 中国については、客家集団が新たな中国を作っていく。中国共産党の枠を越えた「中華的なるもの」を共通要素に、台湾・香港・朝鮮民族、在外の華僑ネットワーク含む「新中華連邦」となり4分割されるだろう。
  • アメリカは、新中華連邦に移行するため、国際的プレッシャーかける役割を担っており、中国(客家集団)に協力する代わりに、見返りを求める。
  • これらを踏まえて米大統領選を見ると、バイデンは中共との関係が深過ぎることから、ハイレベル層が支持しないと思われるが、とはいえトランプでもない。
  • 共和党が、大統領選挙期日ギリギリで次の候補を立ててくるかもしれない。
  • そのためには、トランプが職務執行が出来ない状態である必要があるため、再度コロナ感染ともあるかもそれない。
  • タイミング的に、大統領候補者を選出する予備選は出来ないことから、候補者は共和党幹部で決めることになる。
  • おそらくペンス副大統領だろうが、事実上大統領選を戦わずして勝つ人が出てくるかもしれない。
  • いずれにせよ、その人物(次の大統領)が新しい米中関係(話し合ったとおりの秩序)を作っていくのではないか。

うーん、気になることをサラサラと語っている。顔色一つ変えずに平然とついていく竹田さん。いつもながらww

まず、政体・国体については、以前から語っていることだ。世界の方向性を決定する国体勢力、その番頭さん的な立ち位置の政体勢力。

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金塊

表に見えている「政体」と国家(というと語弊があるかもだが・・)そのものの国体勢力。表に見えている政体レベルの対立には、やはり意味があったというところか。

確かに、ここ最近の米中対立は際立っている。トランプの中国に対する態度が厳しすぎるように感じるが、一方で、何かしら目的あっての対立だろうとは思っていた。

トランプが大統領選を見据えてということもあるんだろうが、新型コロナの対応も「武漢ウイルスの感染拡大を招いた責任を追及する」としているほか、HUAWEIやTik Tok排除など、テクノロジー部門でも中国への対応は相当厳しい。

これら全て、中国共産党を潰し、次の中国政権たる「新中華連邦」への移行のための布石ということのようだ。

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アメリカと中国

個人的には、トランプは米中デカップリングを進めることで、破綻が予想される欧米中心の金融・経済圏の代替として、中国を軸としたアナザー金融・経済圏を作りたいのかとも考えていたが・・。

ただ、中国共産党政権の崩壊については、馬渕睦夫氏も著書のなかで触れており、中国共産党政権の産みの親たるディープステートにとっても、中共政権は不要になっているとの見解だ。

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アメリカ

こうしてみると、ウイグル自治区で弾圧をしているとする批判も、中国共産党に対する国際的なプレッシャーなんだろうか。

アメリカと国連が共同で声明を出した。

中国からすれば「自治区」とはいえ自国内の安定化は必須だ。

ウイグル人はじめ中国国内の少数民族は、本来的には中共への反対の声を上げられる状況にはなかったのだろう。

しかし、少数民族に対する国際的な支援を背景に、「正義が自分たちにあり」「国際支援も得られる」と考えるようになれば、中共政権に対する反対の声も大きくなるだろう。

そして、それは中国国内の不安定化に繋がる。

広大な国土、多様な民族を内包する中国国内の不安定化は、中共政権にとっては命取りだ。弾圧で臨む必要性も頷ける。

そう考えると、中共政権の弾圧は「誘発された」と考えてもいいかも。

ただ、弾圧の内容が中国的というか、前時代的過ぎて、非難される材料を自ら提供している感じだ。落とし穴と書いてあるのに、自ら落ちにいくようなものか。

いずれにせよ、中共政権から新中華連邦への移行という点においては、トランプもディープステートもハイレベル層の方々も、方向性は同じということか。

さて、アメリカ大統領選についても興味深い見解だ。

まず、原田武夫氏は、中共政権との関わりが深すぎるバイデンは「ナシ」との読みだ。

しかし、ディープステート勢力は明らかにバイデン押しだ。数々のバイデン疑惑は、あまり報道されることもない。

支持率も、バイデン有利とする報道が目立つ。

とはいえ、民衆がそこまでバイデンを支持しているかと言えば、それも微妙なようだ。

反トランプを掲げるデモ参加者にバイデン支持の理由を聞くと、「他に選択肢がなかった」「トランプ氏以外なら誰でもいい」といった返答が・・。

世論調査でも、バイデン支持者の半数以上が「トランプ氏ではないから」としているとのこと。マスコミが言うほど、バイデンは優勢ではなさそうだ。

で、原田武夫氏は最後にしれっと、トランプが大統領候補者から外れ、ペンス副大統領が大統領となる可能性を語っている。

バイデンの支持状況が報道のとおりであれば、共和党候補者がトランプからペンスに代われば、ペンスが当選する可能性は高いだろうな。

もしかして、先日のトランプのコロナ感染は、この事態に備えたものなのだろうか。

自分は「コロナの免疫がある」宣言しているしな。

トランプは「免疫がある」としているが、軽症で自然免疫で回復した場合、コロナの免疫が出来ない可能性が高い。

ただ、トランプは、酸素吸入や未承認の薬剤投与など、重症化を思わせる報道が出ていた・・にも関わらず、わずか数日で復活したため、トランプのコロナ感染は極めて怪しかった。

だが、今考えると重症化を示していたのは、「免疫獲得」に信憑性を持たせるためだったのかもしれない。免疫があるハズなのに、再感染はしないからな。

つまり、実際にはコロナに感染していなかった。ただ、今後のコロナに見せかけた暗殺の可能性を恐れた。そんな感じかもしれない。

大統領選の動向は気になるところだが、中国も共産党政権が崩壊して「新中華連邦」へと変わる。激動の時代が迫ってきているな。


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