中央銀行が支配する金融経済がいよいよ終了する!?
3月15日にアップロードされた原田武夫氏の動画「<未来予測>【お金の大学】未来のお金はどうなるの?②」の中で、非常に興味深い指摘があった。
この動画では「通貨」について触れており、概要は以下のとおり。
- 通貨の役割とは、「価値の尺度」「交換手段」「価値の保蔵」
- ハイパーインフレ等で「通貨価値が無くなる」というのは、「価値の保蔵の機能が無くなる」ということ。
- 今後、お金の機能は「価値の尺度」と「交換手段」に収斂する。
- 通貨そのものに価値があるのは、労働などにより付加価値がつくから。
- また、通貨価値が無くなる時には金地金や土地などの資産も価値を失う。
- なので、今のうちに価値を産み出せるような人脈作りに投資すべき。
- 現在の通貨が無価値になった後の新たな通貨は「価値の尺度」「交換手段」機能に優れるデジタル通貨となり、中央銀行ではなく政府発行となる。
- 最低限のお金が回っていればよくなるため、今後は資産(ストック)の意味が無くなり、キャッシュフローの時代となる。
(以下略)
原田武夫氏によると、日本で市場最大のバブルからのデフォルトとの予測がされている。
この動画でも、そのシナリオに沿って通貨の今後が語られているが、その中で驚きなのは、次の通貨(デジタル通貨)の発行主体が中央銀行ではなく政府という点だ。
え、中央銀行が通貨の発行主体じゃ無くなる・・。
以前に「苫米地英人著「日本人だけが知らない戦争論」 戦争の影にいる国際金融資本家について知りたい人にオススメの書籍」で紹介したように、中央銀行の「通貨発行権」こそが国際金融資本の世界支配の根幹だ。
中央銀行が作られた国家の通貨は、政府が国債を中央銀行に引き渡すことで発行される。
例えばドルの場合は、アメリカ政府が国債(財務省証券)を発行する。FRBが国債を引き受け、代わりに同額の小切手を発行して政府に渡す。その小切手を政府がFRB傘下の銀行に入れるとドルが発行される。
国債には金利(額面金利)がつくため、政府→FRBへの利払いが必要となり、その利払いは発行通貨が多くなればなるほど増える。そして、その利払いのため、FRB創設とともに所得税が導入された。
つまり、中央銀行体制下における通貨とは、国債と引き換えに発行された「政府の借金」なので、政府は中央銀行に対して国債相当分(=発行通貨相当分)の金利を支払い続けている。
なお、その利払いの原資として整備されたのが「所得税」であり、金利は国民が負担する仕組みとなっている。
と言うことで多くの通貨が発行されるほど、中央銀行は多くの利息を手に入れることが出来るほか、通貨発行益(シニョレッジ)でも儲けられる。なお、通貨発行益とは、例えば30円位で刷ることが出来る1万円札を1万円として渡すことで得られる利益(ここでは9970円)だ。
このように、通貨発行権を活用することで労せず国民の富を収奪することが出来るのだ。こんな美味しい通貨発行権を、国際金融資本が放棄するのだろうか。
ザ・国際金融資本のロスチャイルド家のマイヤー・アムシェル・ロスチャイルドは「私に一国の通貨発行権と管理権を与えよ。そうすれば、法律は誰が作っても良い。」との言葉を残しているように、国際金融資本はイングランド中央銀行を手始めに、世界中に中央銀行を作って通貨発行権を掌握した。
日本でも、イギリス・フランス(のロスチャイルド家)が明治新政府・幕府のバックについて明治維新・戊辰戦争が誘発された後、日銀が明治10年に設立された。
さらに、第一次世界大戦は人類史上初の「総力戦」となり莫大な戦費を費やした結果、中央銀行を持たないドイツ帝国・オスマン帝国・オーストリアハンガリー帝国と、戦勝国のロシア帝国が崩壊した。
中銀があった国は、国債発行で莫大な戦費を賄うことが出来た一方で、崩壊した帝国には中銀がなかった。戦費調達のため保有する金(ゴールド)を放出するほかなく、それが制御不能のインフレを招いた結果、帝国崩壊へと繋がった。
なお、崩壊した四帝国から莫大な金(ゴールド)を手に入れたのは、中立国ポジションを維持していた工業大国のアメリカ(FRB)であり、金(ゴールド)を独占したFRBが発行するドルは基軸通貨となった。第一次世界大戦でアメリカが中立を維持していたのは、金(ゴールド)の独占が理由の一つかもしれない。
しかし、リーマンショック以降は超低金利(ゼロ金利)状態で、通貨発行権の旨味は縮小しているのも事実だ。
そして、原田武夫氏はグローバルマクロでリバランスが生じる旨を語っている。
16分35秒くらいから23分過ぎまで。
- ロスチャイルド家の日本代表の方から聞いた話では、世界の富は増えているのではなく、偏在バランスが変わっているだけ(一方で増えれば、もう一方で減る)。国際金融資本は「全世界の富は一定」と言っている。
- 4月の頭頃から、先進国の中で一番カネの無い日本にカネが流れる「リバランス」が起こり、平成バブルの比ではない規模のバブルとなるが、その反動で日本デフォルトへ。
- リバランスにおいては、何処にどういう形でカネが入りどのくらいの勢いになるのかが重要で、その勢いによって反動の勢いも決まる(振り子のように)。
- 現状では、中央銀行がマーケットにおカネを流しているが、カネは回っていない。
- そうした政体勢力の動きを一歩引いた外側から見ているのが「国体勢力(王族たち)」で、リバランス(おカネを入れる)の必要性を意識し出している。
まあ、考えてみれば世界の富は有限なので、どこかに富が集中すれば、そのしわ寄せで他は貧しくなるよな。この動画では、現状の富の偏在が限界に達しており「国体勢力(王族たち)」の介入が示唆されてる。
この話を聞いて思ったのは、現在の超低金利の原因となった「リーマンショック」が意図的に起こされた可能性があるということだ。
リーマンショックを誘発した「サブプライムローン証券」は、信用度の低い低所得者向けのローンを債券化したものだが、実は理論的には破綻しない。現に「CLOが日本に集中!次の金融危機は日本発か!?」でも紹介したように、サブプラ証券と同じようなハイリスク証券は今でも数多く存在する。
「サブプライムローン」自体はハイリスクだが、証券化する際に10000本くらいのローン債券をまとめ、さらにヤバ方から順に2割くらいを外す。
また、証券は頻繁に売買され保有期間が短いことから、保有者Aさんから見れば自分が保有している間の破綻リスクはほぼゼロで、さらにリスクプレミア(金利みたいな)が高いことから元本割れ確率は極めて低く、格付けは最高級のAAAとなる。
要はローン借りた人全員が一気に破綻する可能性は低く、証券金利も高いから、確率論からすると「安全です」と言うことだ。
だた、その安全なサブプラ証券は破綻した。
それは、サブプラローンが「低所得者を騙して高金利ローンを負わせている」という問題点が大々的に報道され、意図的に「サブプラやばくね?」と世論が扇動されたからだ。
この結果、サブプライム関連証券は大暴落し、それを担保にハイレバ取引をしていたヘッジファンド勢が続々退場。さらに、名門リーマンブラザーズ破綻でリーマン関連のデリバティブも崩壊し、金融大崩壊の手前まで行った。
本来であれば、メディアを牛耳る国際金融資本が「サブプラ、ダメ、ゼッタイ」的な報道を許すハズがない。リーマンショックは意図的に起こされた可能性は排除できない。
いずれにせよ、債券・金融市場は各国中銀によるQE(=通貨発行による債券買支え策)で生きながらえているが、QE無しにはニッチもサッチも行かない。しかも、大量の国債が発行されているものの、富が増えている状況でもない。
現に、基軸通貨ドルはビットコインに対して値を下げ続けている。
そして、ここに来てのコロナだ。
「新型コロナは武漢ウイルス研究所発祥で、アメリカも関与していたとのレポートが出た」「アメリカの「SARS-CoV-3」とロックステップ計画」でも紹介したように、コロナ危機は意図的に作られた危機と言って差しつかえ無かろう。
そして、コロナ危機を契機に「進むインフレ 資金はアメリカから日本へと流れる」や「日米中銀の金融緩和措置の変更は日本バブルの準備か」で紹介したように、アメリカでの金利上昇、物流の混乱による世界的なインフレ懸念が起こっている。
こうして見ると、もしかしてスエズ運河の座礁事故もワザとなのか。スエズ運河は、代表的なチョークポイントで、世界の物流に与える影響は大きい。
座礁したタンカーは離礁に施工したとの報道も出ているが・・ユリゲラーさんのお陰!?
My dear friends! Say what you want! We moved the ship!!!!!! A bit, but she moved! It’s breaking news! I believe in my powers and I believe in yours!!!!#urigeller #news #mindpower #believeinyourself #energy pic.twitter.com/gB6RxmGVzc
— Uri Geller (@theurigeller) March 27, 2021
いよいよ中銀支配が終わり、世界の王族達(国体勢力)による新たな世界経済体制が作られることになるのか・・・。
このイルミナティカードの円を飲み込んでいるのは・・世界の王族!?
最後まで読んでくれてありがとう!