ウイルス研究所

東京都で謎の変異株E484kが拡大と海外でも話題に　これはオリンピック中止圧力か

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東京はじめ関東圏や仙台では謎のコロナ変異株「E484k」による感染が広がりつつある。

関東圏では、サンプル調査したうちの6割まで上昇しているようだ。

少し前なら、ワイドショー大パニックになるほどのネタかと思うが、そこまでの騒ぎになっていないのは、東京五輪を前に政府が「大ごとにするな」と圧力をかけているからだろうか。

政府はどうしてもオリンピック開催したようだが、先日のブログ「欧米から中止を求められる東京五輪は聖火リレーだけで終わり？」で紹介したように、オリンピックの独占放映権を持つ米NBC放送局が東京オリンピックの開催に否定的な記事を出すなど、五輪の中心にいる欧米勢からは中止を勧告されている状況だ。

そして、オリンピックが開催された場合にIOCが得るハズだった放映権料などを日本に請求出来るよう、「日本のせいで中止」となる形でシナリオが進んでいるように見受けられる。

当然、日本政府も抵抗しているようで、東京で変異株は増えているものの、検査数を大幅に絞ることで感染者数の増加を抑えている状況だ。

なお、デイリースポーツの記事内の「1846件」は速報値で今は1975件となっている。1月頃には17000件近い検査件数だったことを考えると、大幅な減少だ。

「日本で世界で新型コロナ感染者が減少　コロナ終了がグローバルアジェンダか」で紹介したように、東京都では感染者数の急増に対応しきれないことを理由に、1月22日から「重症化リスクの低い人は基本的に検査しない」として、濃厚接触者でも若年層などは検査しないこととした。

さらに、職場の隣の席の人が感染してもマスクしてたら濃厚接種には該当しないとか、感染者が出やすい家族間の検査もしていないとの話も聞こえてくるくらいに検査を絞っているようで、こうした対応により検査数が減った結果、連鎖的に陽性者数も減ってきていた。

まあ、コロナの症状や毒性から見れば「検査しなければ終息する」作戦は正しく東京都の対応は実に妥当かと思うが、コロナ拡大を演出したい「グローバルアジェンダ」には明らかに反している。

いずれにせよ、この検査数の減少や独自の取り扱いは、人手不足だけで説明がつくものではなく、明らかに東京オリンピック開催に向けた「感染者数の調整」と言えよう。

一方で、大阪府や兵庫県など関西圏では、積極的な濃厚接触者への検査によって検査数が10000人を超える規模となった結果、大阪では感染者数日本一となっている。

大阪では、感染者激増を理由に聖火リレーも中止（公道以外で実施）にするとか。

こうして見ると、オリンピック開催したい政府の味方は開催地の東京くらいで、関西圏は既に欧米勢に取り込まれているかのようだ。日本政府の勢力圏は、もはや東京周辺だけなのか・・。

ただ、検査数を絞っている東京都でも感染者数は増加している。

もしかして、原田武夫氏が以前に言ってた「撒かれてる」状況なのだろうか？？

冒頭で触れたように、仙台や東京都で主流になりつつあるコロナウイルスは、ワクチンの効果を低下させる可能性が懸念されている「E484k」という変異株だ。

せっかく検査数を絞った努力をあざ笑うかのような「謎の変異株」拡大・・。これが「撒かれてる」やつなのだろうか。

だが、変異株と言っても海外と比べると日本では依然として感染力も致死率も低い。こんなウイルスが感染拡大すると、むしろ「ワクチン無意味」と分かってしまう可能性も。そういう点では、敢えて撒くようなものではないか。

とは言え、いくら検査数を絞ってゴマかしても、いくら変異株がショボかったとしても、欧米勢のオリンピック中止圧力は強くなる一方だ。

なんと、このショボい「E484k変異株」がイタリアで「日本株」として報じられているとか。

イタリアメディアでは、ワクチン有効性の低下懸念が報じられているが、現状ではデータは無いハズなので「懸念」に過ぎないとのことだが、ワクチン耐性が確認されれば「日本便を止める」とか。また、日本のコロナ対策について「よく制御出来てる」という見解のようなので、そこまで騒ぎにはなっていなさそうだ。

ただ、いつ「ワクチン耐性を持つ日本株変異種の出現」とか「日本便は封鎖・渡航は禁止」と大々的に報じられることになるか分からない。

そうなれば、東京オリンピックどころではない。強行開催すれば、パンデミックの戦犯は中国から日本に代わる可能性も。

また、オリンピックへの暗雲はこれだけではない。

アメリカが、英アストラゼネカ社製のワクチンを承認しない方向に舵を切ったのだ。

ちなみに、日本で使うファイザーのワクチンは欧州から輸入されるが、アストラゼネカのワクチンの供給契約数（1億2000万回分）の7割以上は日本の医薬品メーカー「JCRファーマ」が国内で受託生産することとなっており、安定供給が期待される。

アメリカはファイザーやモデルナ、ジョンソンエンドジョンソンのワクチンで十分乗り切れる判断して、英国製のワクチンを締め出したようだ。

このアメリカの非承認の判断が日本のワクチン承認プロセスに影響を与える（日本でもアストラゼネカ社のワクチンを承認しない）とすると、日本でのワクチン供給に影響が出る可能性が高い。

コロナの変異株が急増して聖火リレーもままならず、ワクチン接種も進まないとなると、いよいよオリンピック中止が見えてくる。

ダメ押しとして、関東とかの地震も加わるかもしれない。

最後まで読んでくれてありがとう！


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