新型コロナについて、日本では「自粛」が解除され「ウィズコロナ」と言いながらすっかり元の生活に戻りつつある。
しかし、東京では感染者数が着々と増え続けている。本日28日は何と60人ということだ。
【速報 JUST IN 】東京都内で60人感染確認 緊急事態宣言解除後で最多 新型コロナ #nhk_news https://t.co/pMbxP49kiC
— NHKニュース (@nhk_news) June 28, 2020
というか、この60人を超えてくると、また「自粛要請」するラインが見えてくる。
【🇯🇵27日:新型コロナ新規感染者数】
《東京60人の感染確認》
東京都:60
北海道:17
神奈川:9
千葉県:3
宮城県:2
埼玉県:1 pic.twitter.com/WEuHhBj6ip— 新型コロナグラフ投稿者。 (@GraphCorona) June 28, 2020
レインボーブリッジが赤くなるだけで、存在意義がイマイチよく分からなかった「東京アラート」ラインは、とっくに超えている。でもアラートもされていないし、自粛要請が近いという報道も出てこない。
また、アメリカでは、東京を遥かに超える新規感染者が確認され続けている。
こうした世界の状況を踏まえ、WHOが緊急警告を発した。CNNが報じた。
コロナ「第2波」で数百万人死去の恐れ、WHO警告 https://t.co/mHGdZmPzjm
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) June 27, 2020
なんと、新型コロナの第二波で、さらに数百万人の死者が出るという警告だ。
確かに、第一次世界大戦中にパンデミックした「スペイン風邪」では、第二波の方が被害が大きかった。日本でも第二波で多くの死者が出たうえに、その特徴として高齢者ではなく若年層の死者が多かった。
日本では、多くても一日数十人程度の感染規模で深刻に感じることはないが、海外では万人単位で新規感染者が確認されている。
アメリカの感染者数が増加している原因は、やはりこれだ。
So much fear. So little science:
– Mar 24: 0.13 tests/thousand people
– April 24: 0.58 tests/thousand people
– May 24: 1.20 tests/thousand people
– June 24: 1.57 tests/thousand peopleWhy is anyone surprised to see more cases?@MLevitt_NP2013 @FatEmperor pic.twitter.com/5LUTS4F3aM
— Daniel Levitt (@daniellevitt22) June 26, 2020
月ごとの千人当たり検査数の推移だ。3月には0.13人/1000人だったものが、6月には1.57人/1000人となっている。めちゃくちゃ検査数増やしてきている。
一方で、死者数は減少している。
6/27国別新規感染者。昨日のアメリカの感染者は4万7341人とさらに増加(左)。感染増から2週間たちましたが、新規死亡者数は依然下降トレンドです(右)。 pic.twitter.com/3gmfk2gU9G
— 橘 玲 (@ak_tch) June 27, 2020
実は、アメリカの新規感染者は増え続けているが、一日辺りの死者数は激減してる。フロリダ州もほぼ横ばいか微減傾向だ。
ここから言えることは、
- アメリカで感染者が増えているのは、検査数が激増しているから
- 一方で死者数は激減しており、致死率は大きく低下している。
やっぱりコロナってなんの脅威にもなってないというのが、現地にいる人たちの実感だろう。
以前にも書いたが、クリニックの医者に話を聞いたところでは、コロナは脅威ではないとの実感を持っているとのこと。
例えば、アメリカのフロリダ州では、東京を遥かに超え1万人規模の新規感染者が確認された。フロリダ州では過去最高の新規感染者とのことだ。以下、AFP(時事通信社)が報じたものだ。
米フロリダ州、コロナ新規感染9585人 これまでで最多 https://t.co/KaefS6y0YD
— AFPBB News (@afpbbcom) June 28, 2020
写真はフロリダの様子と思われるが、誰もマスクとかしてないし距離も近い。いや、失礼。左側手前の裸ゴリマッチョのみマスクしている。
感染者数が爆発している状況でこのお気楽さ。
アメリカ、マジ終わる・・・と捉えるか、「この程度のウィルスでしかない」と考えるか。
感染者の症状がどの程度なのかの報道が出てこないが、これもう単なる風邪だ。世界最強の感染者対策集団のCDC(アメリカ疾病予防管理センター)も認めつつある。
CDC、COVID-19の死亡率が極めて低いことを確認‥🤭
CDC(アメリカ疾病予防管理センター )は、COVID-19の全体的な死亡率の実際の推定値を提供しようとしており、その最も可能性の高いシナリオの下で、数字は0.26%です。https://t.co/6CZrwG9Y3S
— K-2U✨WWG1WGA🌈 (@K78881570) June 27, 2020
うーん、最高に高くても新型コロナの死亡率は0.26%か。現実にはもっと下がりそうだ。
特に、アジア人はコロナに耐性を持っていることが明らかになりつつある。
コロナ、体内に抗体がなくてもT細胞がウイルス撃退…アジア人の低死亡率、原因解明進む https://t.co/rhKafCYeQD pic.twitter.com/YGXUuWLvZp
— Business Journal/ビジネスジャーナル (@biz_journal) June 25, 2020
この記事では、アメリカ・カリフォルニア州のラホヤ免疫学研究所で、新型コロナの前に風邪(コロナウイルス)に感染した人を調べたところ、その半数から新型コロナウイルスの免疫を持つT細胞が検出されたというもの。
これはどういうことかと言うと、これまでに風邪をひいたことで獲得した免疫で、新型コロナに対処できることが明らかになってきたということ。
以前にもブログで書いたように、日本では東京ですら抗体保有率が0.1%と劇的に低かった。
先日、日本における新型コロナの抗体保有率が公表された。抗体とは、新型コロナに感染して回復し、その過程で「免疫」を獲得した証拠だ。日本で公表されている新型コロナの「感染者」とは、PCR検査によって感染が確認された人のことで、仮[…]
抗体保有率が低い理由については、以下の2点が考えられる。
- 新型コロナは、日本では全く広がっていなかった。
- 日本人にとって新型コロナは脅威ではなく、抗体を作るほどのウイルスではなかった。
このラホヤ免疫学研究所の調査結果を踏まえると、「日本人にとって新型コロナは脅威では無かった」というのが正解だ。
つまり、日本人は既知のコロナウイルスで風邪を引いた際に獲得したコロナ免疫で、新型コロナも対処できたということ。
欧米と比べて日本で感染者数が少ないのは「新型コロナは体内に入ったが、免疫で撃退して発症しなかった」ということで説明がつく。
SARSや新型コロナが中国発症であることを考えると、他のコロナウイルスも中国で生まれたのだろう。日本や韓国など、地理的に中国と近い国々でコロナ感染者・死者数が少ないことも同時に説明がつきそうだ。
ということで、ツイッターの謎アカ(れううい)さんが言うように、コロナは収束する・・というか最初から脅威は無かったと言うことになる。
コロナに関しては5月6日頃にツイートしたように、もう収束する。今はまだ怖がる必要はない
— 46 (@nim6d6) May 20, 2020
このツイートで気になるのは、「今はまだ」という点。そして、このツイート。
— 46 (@nim6d6) May 18, 2020
※アカウント削除に伴い、画像も削除されていますが、蚊が血を吸う画像と、フランスのサノフィ社のロゴの画像です。
蚊が媒介するデング熱と、デング熱ワクチンを持つフランス・サノフィ社の画像だ。やはり、次はデング熱なのだろうか。
一方、この謎アカ(れううい)さんと同様に、以前からパンデミックや東京オリンピック中止を予測していた元キャリア外交官の原田武夫氏が、変異ウイルス(東京ウイルス)の可能性を指摘していた。
また、最近では「胃腸に症状が出る感染症」との言葉もあり、気になるところだ。O-157とかノロウイルスとか、感染すれば新型コロナの比ではない苦しみだからな。
そうこうしているうちに、気になる感染症情報が。
【感染症情報】感染性胃腸炎が5週連続で増加―ヘルパンギーナは4週連続増
国立感染症研究所がまとめた8日から14日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、速報値)によると、感染性胃腸炎の定点医療機関当たりの患者報告数が5週連続で増えた。https://t.co/L2lH8NKai6— 医療介護CBnews (@cb__news) June 23, 2020
感染性胃腸炎が5週連続で増加しているとのことだ。
最も、新型コロナ対策で手洗いやマスクをする人が多いせいか、昨年よりは少ないようだが。
まさか、これが原田武夫氏の言う感染性胃腸炎の前兆か!?
最後まで読んでくれてありがとう!