アメリカやイギリスで、デルタ株に対するワクチンの感染防止(発症防止?)効果が著しく低下していることが明らかになってきており、ついに日本のメディアも取り上げた。
英保健当局 デルタ株 ウイルス量はワクチン2回接種しても変わらず https://t.co/vZixl8tiqR #tbs #tbs_news #japan #news
— TBS NEWS (@tbs_news) August 6, 2021
アメリカCDCやイギリス公衆衛生庁によると、デルタ株に感染した場合、ワクチン未接種者と接種済み者の間でウイルス量に変化がなかったとか。
この件については、ワシントン・ポストがCDCの内部文書をリークしている。
Delta variant infections are probably more severe, CDC document says, citing data showing vaccinated people can spread coronavirus https://t.co/PRJiMxRnpz
— The Washington Post (@washingtonpost) July 29, 2021
ワクチン接種者から接種者への感染が確認されたことや、アメリカの感染者の7割がワクチン接種者であり、比較的若い層でも感染が広がっていること等が記されている。
つまり、ワクチン接種の有無に関わらずデルタ株には同じように感染し、他人にも感染させることが明らかになった。
ワクチンって何のために打つんだっけか!?
このメカニズムについて、Dr.苫米地氏のツイートが分かりやすい。
デルタ株がワクチン接種者に感染し他者感染させるメカニズムがリークされ始めた。デルタ株は鼻腔中で増殖する。ワクチンは筋肉注射されて抗体は主に血中で生成なので鼻腔中のウィルスには充分に届かない。鼻腔で増殖したウィルスが他者感染を引き起こす。ワクチンは鼻腔中での感染増殖には無力となる
— 苫米地英人 (@DrTomabechi) August 2, 2021
デルタ株は鼻腔中で増殖するため、主に血中で生成される抗体はウイルスに届かないとか。なので、ワクチン接種の有無に関係なく、鼻腔中で他者を感染させるまでにウイルスは増殖するとのことだ。
確かに、アメリカでは人口の半数がワクチン接種を完了したのに、それをあざ笑うかのように感染は収まっていない。
米、全人口の半数が接種完了 コロナワクチンhttps://t.co/SwcU1NyCNM
米ホワイトハウス(White House)は6日、同国人口の半数が新型コロナウイルスのワクチン接種を完了したと発表した。同国では変異株「デルタ株」の感染拡大を受け、接種を受ける人が増加している。— AFPBB News (@afpbbcom) August 7, 2021
まあ、デルタ株にはワクチンの有無は関係ないので、感染が収束するどころか「マスク不要になるアメリカでコロナは完全終了!?しかしSARS-Cov-3の恐怖も」で紹介した「ワクチン売ったらマスク不要」としていたのを、「やっぱマスク必要だわ」へと切り替わえる有様だ。
人口の半数がワクチン接種(少なくとも1回ワクチン接種したのは70%)しているので、集団免疫形成(最近では80%接種とか)に近くなってると思われるが、感染状況はむしろ悪化している。
やはり、「自分が感染するか否か」「他者に感染させるか否か」について、ワクチン接種はデルタ株の前に完全に無意味となっており、「みんなでワクチン打って集団免疫を形成しよう」作戦は完全に破綻している。
ただ、そもそも集団免疫作戦はデルタ株が出現しなくても破綻している。
「ワクチン接種の意義について考える」で紹介したように、ワクチン先進国のイスラエルではワクチンの感染(発症)防止効果は39%にまで低下、1月接種組に限ると16%まで低下しており、現在のイスラエルの感染者のうち8割はワクチン接種済みの人達だ。
つまり、ワクチンの感染(発症)防止機能の有効期限は半年程度しかなく、イスラエルでは3回目のブースター接種を始めている。やはり「ワクチンで集団免疫作戦」は元から砂上の楼閣だったと見るのが正しい。
ということで、現状でワクチンに期待されるのは「重症化予防効果」だけになるが、世界の先行指標イスラエルでは、重症化予防効果も低下しているとか。
יעילות החיסון | מנתוני מכון גרטנר עולה כי יעילות החיסון מול תחלואה קשה יורדת ל-50% בקרב בני יותר מ-60 ול-70% באוכלוסייה הכללית. הנתונים דווחו לבכירי משרד הבריאות ולצוות לטיפול במגיפות, ואמורים להוות בסיס להחלטה אם לחסן חיסון שלישי את הקשישים@kettydor #חדשותהערב pic.twitter.com/NyTubNsH98
— כאן חדשות (@kann_news) July 20, 2021
イスラエルの公共放送KANニュースによると、重症化防止効果について70%にまで低下し、特に60歳以上に限定すると50%にまで低下したとか。先日のブログで紹介した際は「86%」だったので、ワクチン効果はどんどん低下している。
こうした状況を踏まえ、イスラエルで先行する3回目ブースター接種だが、その効果について早くもゼロヘッジさんが記事にしている。
14 Israelis Have Caught COVID-19 Even After Booster Shot, Some Hospitalized https://t.co/X7MoZtYHy1
— zerohedge (@zerohedge) August 9, 2021
イスラエルで3回目のブースター接種を受けたての人の中で、早くも感染者が確認されたうえ何人かは病院送りになっているとか。
この原因も全てデルタ株のせいにされそうだが、多分それだけでも無いだろう。
単にワクチンの有効期限が切れて中和抗体が減少したことにより、「接種を忌避するなと言われてもやっぱりコワいワクチン・・そしてADE(抗体依存性免疫増強)」等で紹介してきたADE(抗体依存性免疫増強)を発症した可能性がありそうだ。
ちなみに、日本でもデルタ株感染が拡大しており、特に首都圏では89%がデルタ株とか。
【デルタ株が首都圏で89% 感染研】https://t.co/fv2Zwvu6E7
厚生労働省の専門家組織は東京都の感染状況について「年末年始を超える過去最大規模の感染拡大だ」との見解をまとめた。国立感染症研究所の推定では、首都圏の新規感染者に占めるインド由来のデルタ株感染の割合は、4日時点で89%に到達。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 5, 2021
もはや、デルタ株じゃないのを探す方が難しい。
こうしたデルタ株の状況や副反応の強さ、ADEの可能性等を踏まえると、ワクチン接種はハイリスク層(年寄りや持病持ち)に限定し、それ以外へは推奨しないとするのが妥当だろう。特に若年層が「感染し、さらに重症化して死亡する確率」を踏まえると、どう考えてもワクチン接種の方がハイリスクだ。高齢者以外はワクチン接種不要とするのが合理的だろう。
このように、副反応が強い割に集団免疫は形成されず、さらに重症化防止も中途半端なワクチンだが、おそらく「強制接種化」の流れが強まっていく。以下はゼロヘッジさんの記事だ。
Mandates Will Be Necessary To Convince 93 Million Americans To Accept The Vaccine https://t.co/WB22qI2awZ
— zerohedge (@zerohedge) August 3, 2021
緊急承認のワクチンが正式に認可されることで、企業・役所による従業員や顧客、取引先等へのワクチン接種が半ば強要されるとか。アメリカのコロナ対策を率いるファウチ氏も、FDAによるワクチン正式承認によって、ワクチン接種率が向上するとしているようだ。
この流れはもちろん日本でも起こるだろうが、とりあえず、現在はワクチン忌避に繋がるような情報が徹底して遮断されているようだ。
例えば、「接種を忌避するなと言われてもやっぱりコワいワクチン・・そしてADE(抗体依存性免疫増強)」で紹介した中日ドラゴンズの木下投手。6月28日にワクチン接種した後、7月6日に練習中に倒れて意識不明となっていたが8月3日に死亡した。
【読まれています】
中日・木下雄介投手死去 27歳 7月6日練習中に倒れ意識不明に 育成からはい上がった5年目右腕#Yahooニュースhttps://t.co/Foc5iNToco— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 6, 2021
健康な27歳のプロスポーツマンがワクチン接種して数日後に倒れて亡くなっており、ワクチン以外の原因は考えにくいものの、因果関係不明として処理される模様だ。
ケガに泣いた木下投手だが、今シーズンは開幕一軍当確だった有望選手だ。そんな木下投手が死亡したのに、スポニチ位しか報じていない。同じ中日の門倉コーチ失踪事件では、各社連日報じてたのに。
また、このスポニチの記事の当初のタイトルは「中日・木下雄介投手死去 27歳 7月6日練習中に倒れ意識不明に 6月にコロナワクチン接種していた」だったものが、現在では「中日・木下雄介投手死去 27歳 7月6日練習中に倒れ意識不明に 育成からはい上がった5年目右腕」に差し代わっている。
さらに、国内のワクチン接種後死亡事例(834例)は厚生労働省のウェブサイトから確認出来るが(いずれも因果関係不明)、このことはほぼ報じられていない。コロナ死の場合は病状がコロナと無関係でもPCR陽性ならコロナ死とされるのに対し、ワクチン接種後の死亡は、どんなに疑わしくても因果関係不明と扱われるこの理不尽さ。
日本にしては珍しい、あまりにも分かりやすい報道規制がかかっている。日本でのワクチン死はゼロで行く。そんなところか。
ワクチン接種は、メリットよりもリスクが高いのに世界的に強制化の流れなのは、ワクチン接種が「グローバルアジェンダ」だからだと思われる。日頃は政府を非難しているメディアも、世界のエライ人の意向はちゃんと聞くんだな。
ただ、そこまでしてワクチン接種を推進する理由は何だろうか。
気になるのは、以前に「日本でワクチン接種が進むも、政治家は打ってないのは効果や危険性の不安があるからか」で紹介したウイルス学の権威のボッシュ博士だ。
このボッシュ博士は、ワクチンでコロナの抗体が作られるが、代わりにあらゆる病原菌・ウイルスに対抗できる自然抗体が機能しなくなるので、ワクチン抗体で対応できない変異したら「ヤヴァイ」としている。
これが事実とすれば、将来的には自然免疫が機能しなくなるワクチン接種者の間で変異株感染が拡大することになり、さらに、ワクチン接種者の体内で中和抗体が減少すれば重症化患者(=ADE)も増える。
そうなれば、永続的にコロナを煽ることが出来るし、重症化(ADE)を防ぐ効果があるとして、繰り返しワクチン接種を行うことが出来る。莫大な製薬利権もさることながら、ADE懸念を念頭にワクチンが極めて重要な戦略物資となる。
言うこと聞かない人間には、ワクチンを渡さず自然免疫減退により変異株コロナに感染し、ADEとなる・・・。ロックステップ計画では、致死率30%の強毒ウイルス(SARS-Cov-3?)が出てきていたが、まさかのADEがその代わり!?
まさにこれ。
グローバルアジェンダとしてワクチン接種を進めるのは、永続的にコロナを続けたいから・・だったりして。
そういえば、以前に謎のツイッターアカウントのれうういさんが、こんなツイートをしていた。
まあ、確かに地球の人口は持続可能ではなくなりつつあるかもしれんが・・その解決手段がワクチン!?でも、欧米中心に接種が進んでるし・・・まさかね。
そして、この動きと合わせてもう一つ気になることが。
アメリカのCDCがPCR検査を変更するとの話が出てきているのだ。PCR検査の変更について、CDCのサイトを見ると、主に2点書かれている。
- 2020年2月に、CDCがコロナ診断にPCR検査(リアルタイムRT-PCR)を用いるとしたFDAに対する緊急使用承認を2021年末で取り下げる。
- 現行のPCRの代わりに、一回検査すれば新型コロナとインフルエンザを区別して検出可能なRT-PCR検査の導入を推奨する。
どうやら、CDCは問題の多いPCR検査の不適格性を認めたからやめる・・というものではなく、より精度の高いPCR検査を推奨するということのようだ。
ただ、インフルエンザは検査方法や治療薬が確立しているので、わざわざコロナと一緒に検査する方法に切り替える必要性は薄いと思うが・・。
また、「WHOがCt値に言及 新型コロナの終わりは近い?」でも触れたが、現在の感染拡大は本来は感染症の診断に適さないPCR検査によって作られている側面があり、ワクチン接種を進める観点からも、別の高精度検査に切り替える理由はよく分からない。
どんな変異種でも確実に検出するための切り替えなのか。それとも、次のパンデミックがインフルエンザなのか。よく考えたら、ボッシュ博士が警告するように本当に自然免疫を失うとするなら、単なるインフルエンザでも致命傷となる可能性が・・。
いずれにせよ、現在は猛烈な勢いでワクチン接種が進んでいる。可能な限り、イスラエルの様子を注視する一択か・・。
最後まで読んでくれてありがとう!