爆発炎上

首都直下地震、富士山噴火、そして白頭山噴火・・どれかは起こりそう!?

爆発炎上

ここ最近、首都直下地震に関する記事をたくさん見かけたので紹介したい。

まずはこれ。

首都直下地震などの緊急時に働く公務員の皆様の家が遠いから、迅速に参集できない・・と言うもの。

公務員批判や予算削減の波に乗って宿舎削減を進めたことが要因の一つとのことだ。

確かに、手足となって働く若手公務員の給料と僅かな家賃補助で都心部に住むことは現実的ではないだろう。

右往左往してかけ声だけの政治家さんには議員宿舎などが用意されているが、実働しない政治家だけ迅速に参集してもあまり意味はない。

やはり緊急参集要員の若手公務員等を対象とした宿舎整備は必要だろうが、かつての宿舎用地は売却済みだろうから再整備は難しいだろう。どうするんだろうか。

次はポストセブンさんの記事だ。

3500万人が住む首都圏は、北米プレート・太平洋プレート・フィリピン海プレートの3つのプレートが交錯する世界的にも珍しいハイリスクエリアで、歴史的にも何度も大地震が発生している。

また、関東平野は地盤が柔らかくて揺れが大きくなりやすいし、直下地震の場合は緊急地震速報も間に合わないとか。

最後はマネーポストさんの記事だ。

首都直下地震が、風の強い冬の夕方に起こったと仮定して、死者22400人・全壊消失建物は61万棟となり、被害総額は95兆円との試算が紹介されている。

首都直下地震の中でも、特に心配されるのが規模が大きくなりやすい「プレート境界型地震(相模トラフ)」だ。

通常は海で発生する「プレート境界型地震」だが、首都直下地震の場合は、3500万人という世界有数の人口を抱える首都圏という陸域で発生する。桁違いの被害が想定される稀有な地震が「首都直下地震」だ。

1923年の大正関東大震災などはこのタイプの地震で、マグニチュード7.9(推定値)という大地震だった。

今のところ国では、1894年に発生した明治東京地震と同レベルのマグニチュード7.3程度を想定していることから、大正関東大震災と同等のマグニチュード8クラスが起こるのは周期的にもう少し先と考えているようだ。

ちなみに、明治東京地震の被害はウィキペディアに詳しい。

被害の中心は東京から横浜にかけての東京湾岸で、建物の全半壊 130棟(東京府 90棟、神奈川県 40棟)、死者 31人(東京市 24人、横浜市 4人、橘樹郡 3人)、負傷者157人。建物の被害は洋風建築の煉瓦建造物の被害が多く、煙突の損壊が目立った[4]事から、煙突地震の異名もある[5]

Wikipedia 明治東京地震より抜粋)

10万人以上が犠牲となった大正関東大震災と比べると、驚くほど被害が少ない。

当時と現在では、人口・産業の集積度合いや埋め立て面積など、一概には比較出来ない面はあるものの、「大した地震ではない」との想定で被害予測をしているのは間違いない。

だが、現在の死者数の被害予測では「建物等崩壊」「急傾斜地崩壊」「火災」「ブロック塀等屋外落下物」に起因するものしか想定されていない。

現実には、東京都は人口1000万人を越える一極集中都市で産業も集積しているため、我先に逃げ出す「群衆雪崩」や交通事故も多発するだろうし、東京湾周辺の埋立地では液状化現象による道路や鉄道網の寸断も予想される。

消防車も救急車の運行にも支障を来すので、初期段階での火災被害は広がるだろうし、電気・ガス・水道が止まっても直ぐには復旧できない。

さらに、大量の被災者が必要とする莫大な水・食料は、近隣県から補給可能なレベルではなく、道路・鉄道網が復旧しない限り届ける方法もない。

当然、避難所も極度の物資不足となる。湾岸部のタワマンに至っては陸の孤島だ。

やはり、東京レベルでの人口一極集中は災害時に致命的な大惨事を引き起こしかねない。

だが、首都直下地震以外にも気になる情報が出ている。

神奈川県の箱根山で、噴火の兆候とも取れる山体膨張が観測されたのだ。

火山噴火と言えば、これまでにも「東京臨海エリアで異臭騒ぎ たつき諒さん予言の8月富士山噴火の前兆か 東京は火山灰で壊滅的被害を受けるかもしれない」などで紹介してきた、漫画家たつき諒さんが予言する今年8月の富士山噴火が頭をよぎるが、この箱根山の動きは富士山と繋がっている可能性も充分に考えられる。(たつき諒の予言 富士山の噴火に備えるべし

まあ、ツイッター等でたつき諒さんを名乗って活躍していた方はニセモノだったワケだが、ビジョンの内容はたつき諒さんご本人と同じとのことなので、予言の内容は正しいと判断して差し支えないだろう。

そういえば、箱根山は2015年に小規模噴火など活動が活発化し、入山規制がかかったことがあった。

その時は、観光業界に忖度したこともあって、避難指示は涌谷周辺半径1kmと狭い範囲にとどまり、立ち入り禁止措置などはとられなかった。

もし噴火してたら、観光客も死傷者多数になりそうだったが・・・箱根山はほとんど噴火したことないし、噴火は山体膨張や火山性微動などの分かりやすい前兆によって、ある程度は予測可能と言われているから、避難指示エリアが狭くても大丈夫ってことだったのか。

なお、今のところ富士山に分かりやすい噴火の兆候は見られていない。巨大な山体の富士山が、前兆もなく噴火するとは考えにくいので、今年の8月の噴火は2036年に先送りされたのかもしれない。

まあ、三原山のように前兆ナシで噴火するパターンもあるので、油断は禁物だが・・。

なお、首都直下地震と富士山噴火については、連続して起こる可能性もある。

まさに、このカードのように・・。

combined disasters(複合災害)

この箱根山(富士山)と関係があるかは分からないが、小笠原諸島の方でも海底火山の大噴火が

噴煙は高さ16000mまで達しているほか、水平方向の幅は東京─大阪間が入るほどで、噴火規模だけ見れば富士山を遥かに凌ぐ。

本土でこの規模の噴火があれば、大惨事だ。

とりあえず、こちらの方に噴火パワーは流れたと思っておこう。

だが、噴火予測はこれだけではない。

元キャリア外交官にして、パンデミック予測などを的中させた原田武夫氏が、北朝鮮にある白頭山の噴火に言及しているのだ。

以前にも「白頭(ペクト)山の噴火と東アジアに起こる変化」で紹介したが、原田武夫氏は以前から白頭山の噴火を警告している。

なお、946年の年白頭山の噴火は、ここ2000年間に起こった噴火としては最大級で、極めて高いポテンシャルを秘めた火山と言えよう。

ちなみに、世界の火山のポテンシャルを比較した有名なコピペ。

富士山のフルパワー(過去の最大規模噴火)を1とした場合の、各火山のフルパワー比較

富士山                  1 西暦864年
桜島               2 西暦1914年
北海道駒ヶ岳            3 西暦1640年
有珠山             3 西暦1663年
浅間山                  4 2万年前
九重山                  5 8万年前
燧ヶ岳                  7 35万年前
ピナツボ                11 西暦1991年
箱根山                 14 5万2000年前 ※横浜まで火砕流に飲み込まれた
大雪山                 20 3万年前
御嶽山                 29 9万年前  ※土石流が愛知にまで到達。東京に30cmの軽石層
摩周湖                 36 7000年前
十和田湖               56 1万3000年前 ※青森県の大半を火砕流が焼き尽くす
霧島山(加久藤カルデラ)  100 30万年前
サントリーニ            100 紀元前1628年
屈斜路湖              150 12万年前
クレーターレイク        150 7600年前
有珠山(洞爺湖:有珠山の本体)170 10万年前
クリル湖               180 8400年前
白頭山                200 西暦936~947年頃 ※朝鮮半島から日本海を超えて青森に降灰5cm
タンボラ                210 西暦1815年 ※有史以来最大の噴火でヨーロッパに夏の無い年
薩摩硫黄島(鬼界カルデラ) 220 7300年前 ※海底噴火にも関わらず九州の縄文文化が滅亡
樽前山(支笏湖:樽前山の本体) 225 4万年前 ※火砕流が札幌を飲み込んで日本海に到達
阿多              320 10万年前
桜島(姶良カルデラ:桜島の本体) 450 2万2000年前
阿蘇山                600 8万7000年前 ※火砕流が九州の4分の3と山口県を焼き尽くす
タウポ湖              2300 2万4500年前
ラガリータカルデラ      2400 3000万年前
イエローストーン       2500 64万年前
イエローストーン     180000 1700万年前
トバ              2800 7万3000年前 ※当時の人類が1万人程度まで減少(トバ・カタストロフ理論)
スーパープルーム(シベリアトラップ)1000000以上 2億5000万年前 ※地球史上最大といわれる噴火 当時の生物の約95%が絶滅

とうことで、富士山のフルパワーを1とすると、箱根山は14、そして白頭山は何と200だ。

まあ、このポテンシャル通りのフルパワー噴火するとは限らないのだが、白頭山は2006年頃から噴火の兆候が見え隠れしている。

白頭山の噴火については北朝鮮も気にしているようで、海外の専門家チームを受け入れて調査をした結果、白頭山は現実的に噴火する見込みが高いとして、世界的にざわついている。

ざわざわ

元々のポテンシャルが高く、さらに以前の噴火から約1000年が経過しており、貯めているパワーは富士山の比ではない。

ちなみに、白頭山は意図的に噴火を誘発している可能性もある。

北朝鮮の核実験は、アメリカへの脅しではなく、白頭山の噴火を誘発するものだった!?

まさにこれか。

富士山バンバン

あんまりバンバンしないで欲しい。

なお、原田武夫氏は、白頭山の噴火をきっかけに北朝鮮と韓国の南北統一が進み、開発が必要な北朝鮮に巨大なマーケットが誕生することを示唆している。

まあ、南北朝鮮が統一されれば、韓国の人口約5200万人に北朝鮮2600万人が加わり、総人口7800万人という一大強国が誕生する。

東アジアの政治・経済のパワーバランスも大きく変化するだろう。中国やロシアが食い込んでくるのは間違いないが、日本もどこまで食らいついて行けるかは大きな課題だろう。

白頭山が噴火するかどうか知らんけど、以前に謎のツイッターアカウントのれうういさんが、こんなツイートをしていた。

11と46のプロパガンダ

曰く、大規模災害は11とか46の数字に合わせて起こるようになっているとか。阪神大震災や東日本大震災が当てはまる。

それに、こんなツイートも。

人工地震の闇

ところで、これについては気になる地震が最近あった。

46分に発生!?

まさかの人工地震!?・・・まさかね。

話は逸れたが、首都直下地震に富士山、箱根山・・そして白頭山。大規模災害が本当に起こるか分からないが、こういう記事や情報が出てきたら「大規模災害は身近に迫っている」と認識し、備蓄を確認するキッカケとするのが正しかろう。

特に首都圏で大規模災害が起これば、物資補給は無いも同然だ。隣の人に分けられる位の余裕を持った備えをしたいところだ。


最後まで読んでくれてありがとう!