先日の「横浜でまたまた異臭騒ぎ 迫っているのは関東地震と富士山噴火か」で神奈川県の異臭騒ぎを久々にお伝えしたところだが、またまたまたの異臭騒ぎが発生した。
先週から突然異臭が“復活” きょうも「ガスのにおい」通報 #FNNプライムオンライン https://t.co/0gEk7S2NVd
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) March 15, 2021
今回は、横浜市・横須賀市をまたいだエリアで発生しており、前回と比較的近いっぽい。
神奈川県で相次ぐ異臭騒ぎは、昨年5月頃に横須賀市などで発生したのを皮切りに、神奈川県の三浦半島だけでなく東京湾まで広がった。
以前から紹介してきた、神奈川県三浦半島(横須賀市とか横浜市とか)の異臭騒ぎ。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://tanoshikuikiyo.com/strange-odor-in-yokoham[…]
しかし、11月を最後に異臭は確認されなくなり落ち着いたかと思ったところで、再び相次ぐ異臭騒ぎだ。
昨年からの通算では17回目とか。報道されてない分もあるだろうから実際にはもっとあるだろう。
異臭の原因については分かっていないものの、大気分析によってガソリン成分(イソペンタンやペンタン、ブタン等の有機化合物)が検出されている。妥当な線として、工場や製油所、航行中のタンカーのガス抜きなどが疑われる。
ただ、「今年何回目かの神奈川の異臭騒ぎと「やあ君まあ君」の予知夢」などでも紹介しているが、タンカーが確認されない時にも異臭がしたり、異臭エリアが極めて広域に渡っていることから、製油所や工場、タンカー由来のニオイとも言えなさそう。
報道によると、今回のニオイは「ガスのような」「卵が腐ったような」「ここまで強烈だったのは初めて」と言った感想が聞かれる。
さらに、3月16日には皇居周辺でも異臭が確認されたとか。異臭は、横須賀市から横浜市、そしてついに東京へ。
【速報】皇居近くで“異臭騒ぎ” 「ガスの臭いがする」と通報 #FNNプライムオンライン https://t.co/HI82ISncE1
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) March 16, 2021
なお、異臭騒ぎでよく聞く「ガスのニオイ」だが、都市ガスのニオイはガス漏れが分かるように人工的につけられたものであり、天然ガスはほぼ無臭だ。なので、「ガスのニオイ」と地下変動はほぼ結びつかない・・との声もあるが、そうとも言い切れないようだ。
この異臭は、地下の岩盤が摩擦や圧迫・破断する際に出るガスとの話も。
地震を専門に研究してたので、あくまで1つの考察だけど
ここ最近起こってる横浜、横須賀の比較的広範囲な濃い異臭の原因はおそらく地盤(花こう岩)同士による摩擦、および破断の際に出てくるガスが原因だと思う… 阪神淡路大震災の前も同じ現象があったので大きな地震の前触れじゃなければいいが…😑 pic.twitter.com/gkjikPrmwk — 大ちゃん@BRZ (@BRZ_ZC6_Subaru) October 3, 2020
異臭エリアが極めて広範なことからも、地下で何らかの異変が起こっており、何かのタイミングでガスが地上に漏れ出ている可能性は捨てきれない。阪神大震災が発生する数時間前に硫黄臭が発生していたなど、地震発生前に硫黄のニオイがするとの話はよく聞かれるし。
また、先月には三宅島に大量のイワシが打ち上げられており、三宅島から大島・箱根を経由して富士山まで繋がる「大火山帯」を形成している可能性が指摘されていることを踏まえると、三宅島から富士山に至るまでの地下で何らかの変動が起こっている可能性も。
なお、富士山噴火については、「たつき諒の予言 富士山の噴火に備えるべし」で紹介しているとおり、阪神大震災や東日本大震災はじめ、驚異的な的中率を誇る漫画家のたつき諒さんが「今年8月」と警鐘を鳴らす。
ということで、もし災害が近づいているとするなら、おそらくそれは「関東大地震」だろうというのを「横浜でまたまた異臭騒ぎ 迫っているのは関東地震と富士山噴火か」でも紹介した。市川海老蔵さんが予言するのも、関東大地震なのかも。
こうした迫りくる地震との関係は不明だが、最近の地震多発は気になるところだ。
3月16日未明に、茨城県南部を震源とした地震が発生した。
【茨城県で震度4の地震 津波の心配なし】 https://t.co/BC6nwCHmH3 16日午前4時56分頃、茨城県南部を震源とするマグニチュード4.8の地震が発生し..
— tenki.jp (@tenkijp) March 15, 2021
明け方というか、夜中と言うか。マグニチュード4.8、最大震度4の地震ということで、そこまで大きくは無い。だが、震源が「茨城県南部」というところが気になる。
その前日の3月15日には、和歌山県北部を震源とする地震が発生している。
【和歌山県で震度5弱 津波なし】https://t.co/AwNT2uiscq
15日0時26分頃、和歌山県で最大震度5弱を観測する地震があった。震源地は和歌山県北部で、震源の深さは約10km、地震の規模を示すマグニチュードは4.6と推定される。この地震による津波の心配はない。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 14, 2021
この地震は、マグニチュード3~4クラスの余震が相次いでいるとか。だが気になるのは、この地震の震源が「和歌山県北部」というところだ。
さらにその前日、3月14日には、熊本でも地震が発生している。
3月14日 9:22 震度4
【熊本県】熊本県熊本
▶生放送で解説中 https://t.co/rMcVLLYIz1https://t.co/10QNyc5fpx#地震 #防災 #減災 pic.twitter.com/VnsrajynQR— ウェザーニュース (@wni_jp) March 14, 2021
地震の大きさは大したことは無いが、気になるのは震源が「熊本」というところ。
3月16日は震源が「茨城県南部」
3月15日は震源が「和歌山県北部」
3月14日は震源が「熊本県熊本地方」
実は、全て中央構造線沿いで起こっている。中央構造線とは、以下の図の赤いラインのこと。
この中央構造線の東の方は、愛知県から長野・東京を通って茨城辺りに抜けていく。
中央構造線に沿った断層帯が活発化し、さらに三宅島から富士山に至る火山帯も活発化しているとすると・・関東大地震と富士山噴火がほぼ同時期に発生する可能性も高くなる。
ただ、関東大地震の方は、1923年に10万人を超える死者を出した大正関東大震災(マグニチュード8クラス)よりは弱いものとなる可能性が高い。関東での大地震は周期的に発生するが、相模トラフが動く巨大地震と、地下の断層が動くそこそこ規模の地震の2パターンがある。
周期的に言って、相模トラフが動くのはまだまだ先なので、近々発生すると思われるのはそこまで大きくないタイプと思われる。ただ、関東の地下には多くの断層が存在するため「首都直下型」となる可能性は高い。
「市川海老蔵は福島県沖地震を予言し、5月の災害も予言する」で紹介したが、市川海老蔵さんが予言する5月に起こるのはこれだろうか。
月の潮汐力と地震発生に関係があるとの声も聞こえるので、危険が高まる大潮(5月11日~14日と5月26日~29日辺り)は前後数日含め警戒した方がいいかも。海老蔵さんが日付を公開していくれるのを待つばかり。
過去に類似の地震として、明治東京地震(1894年)がある。この地震は、最大震度6(マグニチュード7)だったが、死者は31名、建物の全半壊も130棟と被害は驚くほど軽微だ。
ただ、今の東京は埋め立て地が多く液状化被害が予想されることや、人口集中しすぎて災害に脆弱になっていることが気になるところ。きっちり災害対策をしておきたい。
水はペットボトルをケース買いし、食料はカロリーメイトなどをストックしておくといいかも。
カップ麵など温かいものを作りたい場合は、湯沸かしアイテムが必要だ。カセットコンロもいいが、登山・キャンプ用のバーナーだと収納もコンパクトだ。
おじさんが登山・キャンプ用に使っている「ジェットボイル」は、素早くお湯を沸かせる。ちょっと高いけど。
ジェットボイルは、脅威の熱効率によって少ない燃料でお湯を沸かせる。おじさんは、マイクロモというのを使っているが、とろ火調理も出来るし小型でジャマにならずオススメだ。
また、災害時は「お口の健康」に要注意だ。免疫が低下した状況下で口腔環境が悪化すれば、肺炎その他病気の原因になりかねない。いつも以上のケアが必要な状況だ。
ライオンのシステマ歯間ブラシ、サイズはSSSがオススメだ。
デンタルフロスは、クリニカのY字フロスだ。
マウスウォッシュは正直好みだが、システマのノンアルコールタイプはクセが無くてオススメだ。
次にモバイルバッテリーやラジオ、ライトの類も忘れずに。
さらに余裕があれば、ポタ電充電用のソーラーパネルも。充電スピードの観点から80W~100Wクラスのパネルが必要だ。
ポタ電とソーラーパネルはそこそこのお値段するので、余裕があれば。
水や食料以外に、電源や灯り、情報確保が出来るデバイスの準備は必須だ。特に人口の多い首都圏で発生した場合、自治体が備蓄する食料はすぐに底をつくだろう。
とりあえず、備えがムダになることを祈るばかりだ。
最後まで読んでくれてありがとう!