原田武夫氏が予測した、シルバーウィーク明け9月23日日のガラ(大暴落)は来なかった。
だが、週明けのニューヨーク市場は大幅な下落となるなど、ボラティリティが高くなっており、不安定な状況となってきていた。
さらに、ガラ(大暴落)のトリガーとなってもおかしくなかったフィンセン文書流出事件もあった。
先日、元キャリア外交官の原田武夫氏が、シルバーウィーク明けの23日にガラ(大暴落)が発生する旨の予測を公開した。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://tanoshikuikiyo.com/takeo[…]
こうした状況から、ガラにならなかったものの、いつガラってもおかしくない状況ではあったと思う。
こうした中で、さらに株式市場でのガラを誘発するような状況となっていることが分かったのでお伝えしたい。
以下はゼロヘッジが伝えたものだ。
The Ultra Wealthy Are Selling Billions Of Dollars In Stock https://t.co/wUIIT3o3ti
— zerohedge (@zerohedge) September 18, 2020
ゼロヘッジは英語サイトだ。Google先生の微妙な翻訳もイイが、最近では「DeepL」という超高性能なAI翻訳が出てきたのでオススメだ。
で、ゼロヘッジが何を報じている内容はだいたい以下のとおりだ。
- 「Ultra Wealthy(超富裕層)」たちが、この9月に株式を大量売却している。
- そして、これまでの株式市場を振り返ると、上位1%の超富裕層は、リセッション(景気後退)になる前に株式を売却する。
- 一方で、下位90%の人々はリセッション(景気後退)時にポジションが急上昇する。
- つまり、リセッション(景気後退)では、下位90%から超富裕層へと富の移転が行われている。
なお、ゼロヘッジのこの記事は、米ブルームバーグが報じたニュースを元にしているので、そちらも見てみよう。
米ブルームバーグが配信した記事は以下のとおり。
Business Maverick: Super-Rich Step Up Big Stock Sales After Global Prices Surge https://t.co/kwQNMt9ZTM pic.twitter.com/nKY45yEFPi
— SA Breaking News (@SABreakingNews) September 16, 2020
世界のSuper-Rich(超富裕層)たちは、この株価の上昇に合わせて保有する株式の大量売却を行っているようだ。
記事では、9月7日~11日の週に売却された株式は約5億ドルに対して、購入されたのは約1000万ドルに過ぎないとしている。
facebookのマーク・ザッカーバーグはじめ多くの企業経営者は、その資産の多くを自社の株式により保有しているため、どうやら現金化を急いでいるようだ。
だが、この「株式売却劇」は、コロナショック直前にも行われていた。
3月のウォール・ストリート・ジャーナルの記事では、Amazonのジェフ・ベゾスはじめ多くの企業経営者が自身の保有する株式を売却したとのことだ。
Amazon’s Bezos, Other Corporate Executives Sold Shares Just in Time
With the pandemic bearing down on the market, sales by insiders spared them $1.9 billion in paper losses, a Journal analysis shows https://t.co/D35moEnuFY— Karol Cummins (@karolcummins) March 24, 2020
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、Amazonのジェフ・ベゾス氏は、株価がピークとなる直前に自身の保有する34億ドルものアマゾン株を売却したが、これは過去1年かけて売却したのとほぼ同額だ。
他の企業も同様で、米国上場企業の役員や幹部が売却した株式の量は、過去2年間の同時期に比べて約3分の1増加している。
アメリカのトップ企業の経営者や役員は、コロナショック直前に、自身が保有する約92億ドル(約1兆円)もの株式を売却したとのことだ。
うーん、ニューヨーク市場が不安定なのは、こうした超富裕層が株式を売却して現金化していることも一因としてあるのだろう。
だが、こうまでして売却を急ぐ理由は何か。やはり、リセッション(景気後退)が近いんだろうか。
気になるのは、以前にも紹介したインドの少年予言者、アビギャ・アナンドくんだ。
先日のブログで、今冬ロックフェラーの「ロックステップ計画」を紹介した。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://tanoshikuikiyo.com/structured-covid19-and-loc[…]
占星術的に、星の巡りが悪くなるのは、今年の11月20日頃からであり、疫病や戦争など数々の厄災が始まるとしている。その中には、当然「経済危機」も含まれている。
さらに、ロックステップ計画についても懸念される。
前回のブログで、ビル・ライアンというおっさんの動画を紹介した。おっさんは、2005年6月に開催された「とある会議」の話を聞いたもの、として話をしている。この動画は2010年にYouTubeにアップロードされた。htt[…]
ロックステップ計画は、新型コロナによるロックダウン等を通じて、「超管理社会」の実現を目指すとしているものだ。
そんなロックステップ計画にはこんなくだりが。
- 計画に皆が従うようであれば、新しい日常を許可していく。反対する少数派は、仕事や旅行を制限する。
- だが、殆どの人々が反抗する場合には、死亡率30%のウイルス(SARS/HIV/MERSのハイブ
リッド株)により、大衆を脅して、反対派にワクチンを打たせる。
そう。ロックステップ計画には、人々が従わない場合にさらに強力なウイルスを使用するオプションが存在する。
日本では、シルバーウィークの4連休でコロナは忘れ去られてしまった。日本人、適応が早いっすよ。
【混雑】4連休初日、羽田発の国内線は満席相次ぐhttps://t.co/NjdyhOOCc1
4連休最初の19日、国内線の予約者は日本航空と全日空で合わせて16万人を超えた。新型コロナウイルスの感染が拡大する前の水準だという。 pic.twitter.com/2gSoFJXBr5
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 19, 2020
さらに中国でも。
【中国「国慶節」6億人が移動か】https://t.co/3FoMlOe5z8
中国の大手旅行会社は来月1日から8日までの「国慶節」の連休で延べ6億人が旅行に出掛けるとの推計を発表した。最も人気の観光地には新型コロナの感染が最初に広がった武漢の名所「黄鶴楼」が選ばれているという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 24, 2020
ロックステップ計画の第二弾発動の可能性が出てきているな・・日本か中国で。
超富裕層が、猛烈な勢いで株式売却を進めているのは、こうした状況を見越してのことなんだろうか。
ITバブル崩壊やリーマンショック、コロナショックなど、これまでにも超富裕層が株式を売却後に市場は大きく崩れた。原田武夫氏の予測した9月23日ではないかもしれないが、株式市場のクラッシュは近いのかもしれない。
最後まで読んでくれてありがとう!