感染症

WHO「コロナはまだまだ終わらない」 迫りくるのはインフレリスク!?

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世界のコロナ感染者数が、7週間ぶりに増加に転じたとか。むしろ、これまでの6週間は減ってたのかよ。

ただ、この6週間で感染者数が減ったのは、ワクチン接種によるものではないだろう。何せ、世界的に感染者が目に見えて減るほど接種率は進んでいないしな。

となると、減少した原因としてまず考えられるのは季節性要因だ。冬も終わりに近づいて、体調不良者が減ってきたことが考えられる。

こうした季節性要因に加え、過去記事「日本で世界で新型コロナ感染者が減少 コロナ終了がグローバルアジェンダか」「WHOがCt値に言及 新型コロナの終わりは近い?」でも紹介したように、WHOが適正なCt値(PCR検査の増幅回数)に関する指針の必要性に触れたことに伴い、各国でCt値が減らされていると考えられる。

Ct値が高すぎると、感染しない程度の量のウイルスやウイルスの断片がのどに付着しているだけで、陽性=感染者とされる「偽陽性」の確立が高くなるからな。Ct値が低くなれば、それだけで陽性率も下がる。

特に日本では、このCt値の変更に加えて東京など関東圏を中心に「積極的疫学調査」も縮小し検査数そのものも減らしているため、欧米に比べて緩い自粛にも関わらず感染状況はかなり落ち着いてきている。

こう見ると、別にワクチンなくても良さそうにも思えてくる。そもそもワクチンは「感染対策の切り札」と言われてきたものの、製薬企業は「重症化低減効果」は謳うものの、肝心な「発症防止」効果はほとんど言わない。

重症化低減効果とは、感染すれば重症化する人も、ワクチンで免疫を獲得することにより軽症で済むような効果を言う。

だが、この理屈で言えば、元々軽症な人は発症すらしなくなる効果(発症防止効果)が期待される気がするな。重症化低減効果とは、理論上は発症防止効果とは違うのか!?ワクチンでコロナ終わるんと違うのか!??

一応、この記事によると、発症防止効果もあるようだ。

だが、WHOはワクチンによるコロナ鎮圧には否定的だ。

テドロス事務局長さんは、ワクチンに頼らずちゃんと自粛生活しろとのことだ。

他の報道でもテドロス事務局長はじめWHOの発言を紹介していた。

テドロス「感染者数が増えたのは、人々の緊張感が緩んだため」「ワクチンだけに依存するのは間違っている。基本的なコロナ対策はまだまだ必要」

ライアン緊急対応チーム長「年内の終息を考えるのは非現実的な期待」

うーむ、WHOとしてはまだまだコロナを続けたいようだ。

と言うのも、コロナが「グレートリセット」を推進するための一つの手段だからだろう。

一つには、元駐ウクライナ大使兼モルドバ大使の馬淵睦夫氏が語っているように、コロナ騒動はトランプを大統領選挙で負かすための側面があったようだ。

知ってはいけない現代史の正体 (馬淵睦夫 著)

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だが、トランプが退場してからも、コロナ劇場は続いている。まだまだ、コロナで壊したいものがあるようだな。

例えば、長期に渡るロックダウンによって生産・物流能力が低下しており、特に物流の混乱が深刻な状況となっている。海上輸送の要とも言えるコンテナが不足しており、世界中で悲鳴があがっている。

詳細は、NHKの報道が分かりやすい。

NHKによると、コンテナ船の運賃は1年前の3倍になっているとのこと。別の報道では最大15倍との話もあり、こうした運賃価格の高騰は、当然ながらモノの値上がりに繋がっていく。

さらに、コンテナの取り扱い量で全米の約4割を占めるロサンゼルス港では、荷降ろし待ちのコンテナ船が大行列をなしている。

他の報道では、コンテナ船の荷降ろし待ちは長いと2週間にも及ぶとか。アメリカ西海岸ではこんな状況が数ヵ月ほど続いているようだ。

コンテナは、中国→アメリカへ商品を運んだ後、アメリカで商品を積み込んで中国へと戻る。しかし、アメリカのロックダウンで生産が落ち込み積み荷が少ない上に、長引く滞船によって帰り便のやりくりがつかなくなっているようだ。

結果として、中国に戻ってくるコンテナ船が減ってしまい、多くの商品が中国から出荷出来なくなる事態になっている。なお、このような事態は米中間だけで起こっているのではない。世界中でコンテナ船・コンテナが不足しているのだ。

特に深刻なのが世界的な半導体不足であり、日本でも影響が出てきている。

折しもビットコイン暴騰も重なり、マイニング用のグラボがメルカリなどで高値取引される事態に。マイニングより手持ちのグラボ売った方が儲かるかもしれん。

台湾は、この状況を逆手にとってワクチン交渉を有利に進めようとしているとか。

台湾の政治家は、オードリー・タン氏はじめ有能な人材が豊富だな。

なお、半導体不足はアキバだけの問題ではない。

中国では、半導体を出荷出来ないため生産も減らしているようだし、世界的に自動車やスマホや自動車製造に支障が出ている。

半導体だけでなく、食料も。

こうした状況を背景に、食料価格指数は上昇を続けている。

ということで、物流システムの混乱に起因して、食料も半導体もその他一切合切のインフレが始まっている。身近なところでは、ガソリン価格がジワジワ上がってきている。早晩、食品価格の上昇などのニュースが出てきそうだ。

コロナ対策として、世界各地でロックダウン政策や自粛生活が行われており、世界の実体経済には強烈なブレーキがかかっている。

こうした不況下にあっても、物流の混乱に起因するモノ不足によってインフレ傾向となっている。インフレとは、本来は経済が好調な起きるべき現象だが、現在の超絶不況下でインフレが起こりつつある。

いわゆる「スタグフレーション」だ。

そして、このタイミングで金利が上がっている。

インフレなると、景気過熱とは無関係に金利は上昇する。

インフレとは物価上昇であるとともに貨幣価値の下落だ。インフレ下で貨幣価値は下がるが、下がった分を補填するために金利はインフレ率を加味するからだ。

QEでは莫大な造幣を行い貨幣価値下落を招くが、同時に中央銀行が国債を吸収して金利を抑えるために金利は上がらない。日米欧で競争するかのように造幣しまくっているので、相対的な貨幣価値も下がらない。ただ、何かのキッカケで貨幣価値下落が誘発される可能性には注意だ。

また、過去記事「CLOが日本に集中!次の金融危機は日本発か!?」でも紹介したように、現在は超低金利を大前提に、ゾンビ企業による社債発行やそれらの債券化などが横行しているため、金利上昇により債券破綻の危険性が高まる。サブプライムローン債券の破綻をきっかけとしてリーマンショックの再来だ。

このように、金融・経済崩壊へと繋がりかねないインフレ誘導が、コロナによって進められている。

おそらく、今後は「ワクチンの効果が微妙」的な話も出てくるだろう。そうなれば、コロナの終わりはますます遠のく。経済回復もしないままインフレだけが進行する。

過去記事「新型コロナは武漢ウイルス研究所発祥で、アメリカも関与していたとのレポートが出た」で紹介したように、コロナウイルスが人為的に作られたものであり、不要なPCR検査によって感染拡大を演出したものである以上は、コロナ感染を抑えるか否かの主導権は人類側にある。

グレートリセットの進捗はどうなっているんだろうか。過去記事「ビルゲイツが語る 迫りくる次のパンデミックは10倍酷い」でも紹介したように、次のパンデミックも予告されている。このままコロナ一本槍ではなく、別のパンデミックが仕掛けられる可能性は高い。

ロックステップ計画では、新たな経済システムの根幹として、マイクロソフト特許番号060606の身体活動のデータを使った暗号通貨の実現が掲げられていたが・・・。


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