ここ最近、地震や噴火が多いと感じることが増えた。
たまたま地震のニュースを目にしただけかとも思っていたが、実は100年前と比較すると2000%も地震が増えているとか。
The Big Wobble: Almost a 2,000% increase in major quakes since 190… https://t.co/Fu9Qj5MDIS
— 海空約束プロジェクト 西谷 (@Umisora2424) November 13, 2018
2018年11月の記事だがUSGS(アメリカ地質調査所)のデータから、地球規模で地殻活動が活性化してるのが分かる。
日本周辺に限ってみても、環太平洋火山帯(リング・オブ・ファイア)に沿って地震が多発している状況が明らかだ。
こうした中で、あの元キャリア外交官の原田武夫氏も、動画で地震や噴火を警告する。
地震や噴火と太陽活動の関連性を指摘する内容だ。
ちなみに、原田武夫氏が動画内で紹介してた中日新聞の記事がこれ。
石川県珠洲市周辺の群発地震の地下構造に迫ろうと、京都大防災研究所のチームが、調査に乗り出します。地球の中でできる地磁気と地下を流れている地電流を測るということです。原因究明につながるでしょうか。https://t.co/5ZHTH6cCeX
— 北陸中日新聞 (@c_hocknews) November 8, 2021
京大防災研究所が、能登地方の群発地震の原因解明や今後の地震予測に役立てるために、能登の地殻内の流体(水とか)分布を調べて地下構造を明らかにするというもの。
中日新聞はさらっと流しているが、研究者の間で地殻内の流体と地震活動の関連性を指摘する声があり、京大でも地殻内の流体分布を調べるために地電流を測定するのだが、この地電流は太陽活動の影響を受ける地磁気に伴い変化するとのことだ。
原田武夫氏は、まさに地震が地磁気や地電流の影響を受けるというところから、地震や噴火が太陽活動の影響を受ける・・としている。
先日の「横須賀の異臭騒ぎとルイーズ・ジョーンズの予言」でも紹介したが、太陽活動活発化の指標とされる黒点数は急激に増えており、太陽活動は活発化している。なお、前回黒点数が急増した2011年3月には東日本大震災が発生した。
原田武夫氏は、活発化する太陽活動によって、地震や火山噴火が誘発されることを危惧しているようだ。
なお、「白頭(ペクト)山の噴火と東アジアに起こる変化」や「首都直下地震、富士山噴火、そして白頭山噴火・・どれかは起こりそう!?」で紹介したように、原田武夫氏は以前から北朝鮮にある白頭山の噴火を警告している。
原田武夫です。至急備えよ。白頭山の大噴火。#北朝鮮 #白頭山 #大噴火 #東アジア危機 https://t.co/5BeDmPNhhp
— 株式会社原田武夫国際戦略情報研究所 (@iisia) August 14, 2021
この白頭山は、100年に一度のペースで噴火する活火山だが、1000年に一度は大規模噴火するとか。
白頭山が前回大規模噴火したのは946年だが、この時の噴火は過去2000年間で世界最大級とのことで、極めて高いポテンシャルを秘めているほか、記録によるとこの噴火による火山灰は奈良でも確認されており、日本へも大きな影響がでるのは間違いない。
この白頭山は、2006年頃から「そろそろ次の大噴火するやで~」と言われ始めており、あの排他的な北朝鮮が海外の専門家チームを積極的に受け入れるなど、かなり危機感を感じている様子だ。
白頭山の大規模噴火となれば、朝鮮半島の情勢にも大きな影響を与えることとなり、南北朝鮮の統一に向けた大きな動きが出てくるだろう。(白頭(ペクト)山の噴火と東アジアに起こる変化)
また、原田武夫氏によると、日本政府は富士山噴火に対する警戒心MAX状態とか。
富士山噴火で想定される被害については、過去記事「東京臨海エリアで異臭騒ぎ たつき諒さん予言の8月富士山噴火の前兆か 東京は火山灰で壊滅的被害を受けるかもしれない」等で紹介したが、火山灰は偏西風にのって首都圏まで到達する。
・・・まあ、富士山予言をしていたのは、漫画家たつき諒さんのニセアカさんだったワケだが。
とりあえず、この富士山噴火の火山灰被害を念頭に、あの三菱地所が富士山噴火を想定したマニュアルを策定したとか。
富士山噴火、都市機能は最大2週間麻痺。三菱地所が対応マニュアル https://t.co/q0Id0n8lPR pic.twitter.com/ETgo4S3JMe
— Impress Watch (@impress_watch) November 11, 2021
三菱地所と言えば、三菱グループの筆頭だ。
そんな三菱地所が、わざわざ富士山噴火を想定したマニュアルを策定した。政府のエライ人からこっそり情報提供を受けたんじゃないかと気になってしまうのは、ドラマ「日本沈没」を見ているせいだろうか。
それは置くとして、このマニュアルでは都内への降灰被害が大きくなる「西南西の風」により、都内で約10センチの降灰となる事態を想定しているようだ。
ちなみに、火山灰は細かなガラス質の粉のようなもので、火口からの距離が遠いほど細かくなる。恐らく、東京に降る火山灰は、ガラス製の小麦粉みたいな感じになるだろう。
三菱地所のマニュアルでは、この火山灰により降灰開始数時間後~2週間程度の間は、鉄道、道路、物流、電力、上下水道、通信の各機能が停止すると見込んでいる。
2週間程度。
東京なんて1cmの積雪でも大混乱するのに、そんな東京で溶けない火山灰が10cm・・・と考えると「最短」2週間の間違いと見るべきだろうか。
ともかく、三菱地所の見立てどおり火山灰で都市機能は沈黙するだろうが、まず念頭に置くべきは物流への影響だろう。
噴火による火砕流や降灰により、東名・中央高速や新幹線含む鉄道網は完全に止まる。また、都内でも灰が巻き上がれば前が見えないし積もればスリップするし、灰が細かすぎてエンジンおかしくなりそうだしで車は使用不能になる。
ヘリなどでピストン空輸したとしても、陸路は使えなければ都内各地への輸送は困難極まる。都や周辺自治体からの給水車や支援物資も届けられず、都内はいきなり食料・水不足になることが想定される。
降灰の継続期間にもよるが、物流・人流共に1ヶ月は停止すると見るべきか。
また、ライフラインへの影響も甚大だ。
まず、送電線に火山灰が付着した状態で雨で濡れると、灰が導電性を持つためあちこりでショートして送電が停止するほか、首都圏の電力を供給する沿岸部の火力発電所が使用不能になる可能性もある。
電気が止まれば、ガスも水道も病院ですら機能停止する。
また、電気が生きていたとしても、火山灰で浄水場機能も停止するし、雨が降れば火山灰で下水管が詰まり汚水が路上に溢れ出る可能性もある。
2週間以上も物流が止まり、電気ガス水道などライフラインが完全に断たれる・・・これはかなり厳しい。
さらに、細かなガラス質の灰は普通のマスクで防げないため迂闊に外にも出られず、さらに窓やサッシの隙間からも灰は入ってくる。
呼吸器や目への影響も懸念されるし、スマホやテレビ等の精密機器類は壊れる可能性が高く、情報収集の手段が無くなる懸念もある。
以前に、謎のツイッターアカウントのれうういさんもこんなツイートをしていた。
政府は発電所を動かそうとするが
タービンにまで灰が入り発電施設は損傷、停電が続く
↓
灰に混じる粒子が静電気によって電子機器に付着し、都市機能は完全に停止
↓
医療は完全に崩壊し目の痛み喘息、呼吸困難などが殺到するが、ライフラインは絶たれ医療機器は使えず
この状態だと、降灰が終わってもライフライン復活には相当時間がかかるだろう。となると、富士山が噴火した場合には、灰が都内に到達する前に都心を離れる以外に逃れる方法はない。
・・と最悪の被害状況はこんな感じだが、最近の偏西風は蛇行することも多く、富士山付近に偏西風が吹いていない可能性もある。
このように、富士山噴火は首都圏が大きな被害を受けることになるほか、復興に要する費用が莫大になるという点で日本の財政面で大きな転機となることも考えられる。
復興費用は、日銀による事実上の財政ファイナンスにより捻出されることとなり、昨今のインフレ(スタグフレーション?)も相まって、世界から「日銀ヤバイ」「日本円ヤバイ」からの事実上のデフォルトになることも想定されるからだ。(いよいよインフレが本格化 そして日本デフォルトとデジタル円)(ツイッターCEOが語るハイパーインフレ 一番危険なのは日本か)
富士山噴火が終わったらハイパーインフレ(ハイパースタグフレーション)になるのか・・。
当面の問題は、その災害がいつ起こるかだ。
これまでの富士山噴火は、3.11のような大地震と前後して起こっている例が確認されている。
例えば、平安時代の貞観年間には、富士山噴火に端を発した連続災害が発生した。
- 864年~866年 貞観大噴火(現代の富士山噴火)
- 868年 播磨国地震(現代の阪神・淡路大地震)
- 869年 貞観地震(現代の東日本大震災)
- 878年 相模・武蔵地震(現代の関東大地震)
- 880年 出雲地震(現代の鳥取地震)
- 887年 仁和地震(現代の東海・東南海・南海連動型の南海トラフ巨大地震)
- 915年 十和田火山大爆発(東北が全滅)
- 946年 北朝鮮の白頭山大噴火(朝鮮半島全滅)
うーん、厄災と呼ぶにふさわしい100年だな。
また、江戸時代の宝永大噴火の49日前には宝永地震(南海トラフ)が発生している。
また、新潮さんのこの記事。
【今読まれています!】
「富士山」のマグマに異変が 専門家が警鐘「いつ噴火してもおかしくない」https://t.co/CDlkOSt92V
専門家「近い将来に噴火するとは、火山学者の100%が同意するところ」#富士山噴火 #デイリー新潮— デイリー新潮 (@dailyshincho) July 19, 2020
東日本大震災の4日後起こった富士山直下地震により、マグマだまりの上にあった岩石が割れているとのこと。このため、マグマにかかる圧力が減って吹き出し易くなってるとか。
さらに気になる西之島。
2013年から噴火を繰り返してきた小笠原諸島・ #西之島。8月18日に撮影した空撮映像が読売新聞オンラインYouTubeチャンネルにアップされました。
立ち上る噴煙や黒々とした地表の様子などを4K動画でお楽しみ下さい(読売機から、竹田津敦史撮影)フル動画(4K)はこちら↓https://t.co/vsh8aXgRq7 pic.twitter.com/J9QFBzUkwE
— 読売新聞写真部 (@tshashin) September 2, 2021
8月14日には「西之島」がおよそ1年ぶりに噴火したほか、西ノ島の溶岩は大陸を形成する性質の溶岩に変わってきているとか。
小笠原諸島の地下で何かが起こっているのは間違いなく、さらに、小笠原諸島の火山帯は三宅島や大島、箱根を経由して富士山まで繋がってると言われている。
あんまり富士山を刺激すると・・・
ほんとに噴火してしまうかも。
また、5ch掲示板ではこんな法則があると話題に。
1993年 米民主党クリントン政権
(2年後)
1995年 阪神淡路大震災——————————————————-
2001年 米共和党ブッシュ政権
——————————————————-2009年 米民主党オバマ政権
(2年後)
2011年 東日本大震災——————————————————-
2017年 共和党トランプ政権
——————————————————-2021年 米民主党バイデン政権
(2年後)
2023年 巨大災害発生
この法則に従うと、巨大災害は再来年か!?
なお、懸念されるのは富士山噴火だけではない。
「横須賀の異臭騒ぎとルイーズ・ジョーンズの予言」や「続く神奈川の異臭 やはり関東大地震の前兆か」等で紹介してきたように、富士山噴火に加えて首都直下型地震も懸念されるところ。
ドラマ「日本沈没」でも描写されていたが、噴火が迫っても国民には敢えて知らせないことも十分に想定される。心の準備は怠らないようにしたい。
最後まで読んでくれてありがとう!