金のインゴット

安倍元首相の暗殺は歴史が大きく動く合図か

金のインゴット

安倍元首相が白昼堂々銃で撃たれ、死亡した。

安倍さんを撃った山上容疑者は、母親が傾倒した統一教会を恨んでおり、そんな統一教会に対する安倍さんの姿勢にも恨みを募らせて犯行に及んだとか。

統一教会に財産寄進を求められたことが原因で山上家の家庭崩壊に至ったことは想像出来るし、安倍家と統一教会とは岸信介以来の関係がある。

また、統一教会はその名前とは裏腹に分裂を繰り返しており、山上疑者が所属していた統一教会の一派「世界平和統一聖殿(サンクチュアリ教会)」はこんな団体だとか。

何でも、銃の所有が重要な教義・・と言うことなので、「ヒットマン化」した山上容疑者が母親が所属する安倍さんと関係の深い別の一派を恨んでいた可能性も考えられる。

報道ベースで考えると、統一教会に対する個人的な恨み+団体内部の内輪揉めが動機であり、安倍さんはたまたま変なヤツの標的になり殺害されたということになる。

ただ、ここで頭をよぎるこの言葉・・

  • 世界的な事件は偶然に起こることは決してない。そうなるように前もって仕組まれてそうなると。私はあなたに賭けてもいい。

・・第32代米国大統領のフランクリン・デラノ・ルーズベルトの言葉だ。

フーヴァー(31代大統領)には「日本を戦争に引き込む陰謀を図った狂気の男」と評され、婿のカーチス・ドールには「取り巻きの社会主義者に操られていた」と評される等、左派ユダヤ系の国際金融資本に操られた本人であるルーズベルトの言葉は重い。

このルーズベルトの言葉や、安倍さんが日本政界の重鎮だったことを踏まえると、山上容疑者の個人的な恨みや統一教会内部の内輪揉めは、山上容疑者を「狂信的な暗殺者」に仕立て上げた背景に過ぎないと見るべきではないか。

なお、安倍さんの応援演説箇所は急遽変更になったとか。

山上容疑者の供述によると、岡山では警備体制が厳しくて銃撃出来なかったとか。つまり、予定通りの応援先だと警備体制が厳重なので、わざわざ行き先を急に変更して警備体制を手薄にした・・とも考えられる。

そして、こんな変更を誰がやれるかとなると・・普通なら「そんなん誰か計画して出来る話ではないんだから偶然やで」となる。

しかし、日米両政府が消極的だった太平洋戦争を起こしたルーズベルトの「偶然の出来事なんかあらへん、全部仕組まれとるんや」との言葉を踏まえると、日本政界のVIP殺害は偶然ではなく、むしろそんな変更すらやってのける大物が絡んでいる・・と考えるべきだろう。

そして、急な演説箇所の変更という点は、パレードコースを直前に変更して狙撃・暗殺されたJFK暗殺事件との類似性を彷彿とさせるが、ここに何らかのメッセージを読み取るべきではないか。

なお、2017年に公開予定だったJFK暗殺に関する機密文書は、公開が先送りされている。

50年も前の事件の情報を、あのトランプが先送りしてしまうとは・・ますます、ルーズベルトの言葉の重みを感じてしまうところだ。

さて、JFKが殺害された理由については、ざっくり二つの可能性があると思われる。

  • キューバ危機を契機にソ連との和解を模索して、ベトナム戦争に消極的だった。
  • 通貨発行権を中央銀行から政府に移管し、政府通貨の発行を志向していた。

まず、戦争についての類似性だ。

ケネディ大統領はキューバ危機を契機にソ連との和解を模索し、さらにベトナム戦争への本格介入にも消極的だった。

だが、ケネディ政権を引き継いだジョンソン政権はベトナム戦争にのめり込み、アメリカの国力を疲弊させると共に覇権縮小を招いた。

そして、現在のウクライナ戦争下において、何故か日本は欧米勢の尖兵となり、ロシア産の石油に価格上限を設ける案を呈示してロシアの怒りを買っている。

岸田さんは、ロシア石油の価格上限を今の半額にする提案をしているとか。

ただ、ロシア石油はインドや中国が大量購入しており、半額にしてまで日本や欧米に売らなければならない状況にはない。

かえって、日欧がロシアから石油を売ってもらえなくなり、さらに注文殺到する中東原油の価格高騰を招くだけという悪手だ。

さらに態度を硬化させたロシアは、日本が持つサハリン2の天然ガス権益のボッシュートをチラつかせており、「本格化するロシアの報復制裁により対米離脱を迫られる日本とドイツ」で紹介したように、日本は必要量の天然ガスを調達出来なくなる可能性が高い。

このまま行くと、ロシア陣営と欧米陣営の資源格差はどんどん広がり、日本や欧州は石油・天然ガスと言ったエネルギー資源の調達が出来なくなり、市民生活だけでなく経済面でも行き詰まる。

それは「ロシアの金・資源本位通貨は新世界秩序に向けたグレートリセット」で紹介した、米ドル・米国債を中心とした金融システム崩壊と金・資源本位通貨を基軸通貨とする新たな金融システム(グレート・リセット)へと繋がっていく。

ただ、「ウクライナ情勢の転換と役割を終えたバイデン政権」で紹介したように、安倍さんは今回の戦争の原因を「ゼレンスキーの政策のせい」と言い出すなど対ロ融和へと動き始めており、安倍さんはロシアとの直接対話を試みようとしていたのかもしれない。

そうなると、米ドル・米国債を中心とした金融システムが延命することにも繋がりかねず、グレートリセットにジャマなので消された・・ということになるだろうか。

さて、もう一つはカネの話だ。

実は、アメリカにおいて暗殺or暗殺未遂された大統領には共通点がある。

  • アンドリュー・ジャクソン大統領は、第二合衆国銀行(当時の中銀)が、意図的に不況を引き起こしたとして調査に入ろうとしたところ、狙撃された(一命はとりとめた)。
  • リンカーン大統領は、政府紙幣(グリーンバックス)や市民からの資金調達(公債)で南北戦争の戦費を調達しており、南北戦争終了直後に北部の人間により暗殺された。
  • ガーフィールド大統領は、「政府は銀行に支配されない」と訴えて当選したものの、就任4ヶ月後に銃撃され、その2ヶ月後に死亡した。
  • マッキンリー大統領は、銀が国際通貨だったことに対してアメリカに有利な金本位制を唱え、さらに通貨膨張論に反対して当選したが、モルガン商会を解雇された人物により暗殺された。

・・いずれも「通貨」に手を出している。

ロスチャイルド家のマイヤー・アムシェル・ロスチャイルドは「私に一国の通貨発行権と管理権を与えよ。そうすれば、法律は誰が作っても良い。」との言葉を残しているように、通貨発行権とは国際金融資本の力の源泉でもある。

そして、ケネディ大統領も政府による通貨発行を考えていたと言われており、暗殺の原因はそれではないかと言われている。

安倍さんは、通貨発行権に手を出していたワケではないが、実のところ米国債・米ドル中心の金融システム崩壊(グレートリセット)を止めようとしていた・・との可能性は考えられる。

まあ、日本の政治家にそんなことが出来るのかよとのツッコミもあるだろうが、あの原田武夫氏は簿外資産に関連したものとの見解を匂わせる。

ざっくりこんな感じだろうか。

  • 手製の銃でこのような死に方はしないのではないか。
  • 安倍さんは、1発目は確実に当たっておらず2発目で倒れ込んでいるが、そこのところがどうなのか。
  • 今後、様々な分析が進むだろうが、この件はインテリジェンス機関が関わっているため真実は出てこない。
  • 事態が急変するのは、1件で(安倍さんだけで)終わらなかった場合。
  • 個人的には1件では終わらないと考えているが、3件も続けば日本は恐怖の底に。
  • リストにはあと9名の名前がある。
  • 暴力には反対だが、そうは言っても事前に様々な警告(盗ったものを返せ、謝罪しろ、公の場から退け)が何度もなされていたところだったが、地位を譲らなかった・・と言う判断が国体勢力にあると言うことに。
  • これを警告と捉えずに、親分が死んだので自分の取り分が増えるくらいにか思っていない人もいる。

山上容疑者の手製の銃による大きな音と煙に紛れた「凄腕ヒットマン」の存在と、簿外資産の存在を匂わせる。

世界の支配者層の持つ、歴史の転換期において現れる莫大な簿外資産・・この一部の管理権限が、清和会重鎮の手に渡り、そしてチョロまかしていた。

原田武夫氏は以前に、ウクライナ危機は簿外資産の分け前が無いと知ったプーチンの暴走との見解を示していたが、もしかすると安倍さんは、ロシア極東部に眠る莫大な天然資源開発の利権を目当てにプーチンに簿外資産を財源とするカネを渡そうとした・・のかもしれない。

なお、簿外資産については「原田武夫氏、簿外資産について語る!」でも紹介したほか、高橋五郎氏の天皇の金塊も参考になる。

なお、Kindle版は内容が大幅に省略されているので、2008年発行の単行本をオススメしたい。

高橋五郎氏によると、先の戦争において日本軍は国内外から莫大な貴金属や債券類などを略奪して、日本国内やフィリピンに隠匿したとか。

これらは掘り出さずとも金融証券の担保となり、バチカンやBISを通じて世界中で利用されており、日本の高度経済成長を支えたり沖縄返還(買い取り)の資金にもなったとか。

ただ、このカネの本来の管理者とは別に、政治家や銀行関係のエライ人達が利権目当てに使い込んでおり、第一次安倍内閣の突然の退陣は、この資金に手を出した責任をとらされた・・との話も。

この点を踏まえると、安倍さんの「ウクライナが悪い」発言は、利権目当てに簿外資産のロシア投入を目論んで、支配者層にケンカを売ってしまった・・とも考えられる。

いずれにせよ、安倍さんのロシア融和への動きは、実のところ日本経済にとっては必要なものであり、その点では愛国者だったのかもしれない。

しかし、グレートリセットの動きについては、高橋五郎氏が著者で語っているとおり、国家単位で語れるものではないのではないか。

簿外資産(ゴールデンリリー)を管理する「国体」の皆様は、世界百年の計を念頭に莫大なカネを管理しているのであり、必ずしも一つの国や国民を利するものではない・・・。

そして、歴史の転換期に表に出る簿外資産・・・それを巡る動きであるとするなら、いよいよ表に出てくる時期は近いのかもしれない。

そして、歴史は大きく動く。

そういえば、先日こんなツイートが話題になった。

祇園の舞妓さんと言えば、まさに支配者層たちのお遊びだ。

関係があるか分からないが、何となく気になる。


最後まで読んでくれてありがとう!